XR(VR/AR/MR)デバイスの最新動向と光学素子の概要および各種部材の開発動向と活用事例
★2024年3月15日WEBでオンライン開講。カラーリンク・ジャパン株式会社 西山氏、テック・アンド・ビズ株式会社 北原氏、ナルックス株式会社 金井氏、株式会社NTTデータグループ 山田氏の4名がXR(VR/AR/MR)デバイスの最新動向と光学素子の概要および各種部材の開発動向と活用事例について解説する講座です。
■注目ポイント★VR/ARに関する人間工学的な専門用語の説明、それぞれの開発動向として光学系やディスプレイ、また今後の注目技術について紹介!
- 第1部 カラーリンク・ジャパン株式会社 西山 美穂 氏
- 第2部 テック・アンド・ビズ(株) 代表取締役 北原 洋明 氏
- 第3部 ナルックス株式会社 設計開発部 設計開発課 金井 紀文 氏
- 第4部 株式会社NTTデータグループ イノベーションセンタ XR/Identity エバンジェリスト/マジセミ株式会社 技術顧問/東京大学、名古屋大学、筑波大学他 非常勤講師 山田 達司 氏
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★【XR】→拡張現実(Augmented Reality、AR)、仮想現実(Virtual Reality、VR)、および混合現実(Mixed Reality、MR)を指す総称的な用語。
★【光学素子】→光学系や光学機器に使用される様々な光学的な要素やデバイスを指す。
■注目ポイント
★世界各地のイベントのXRに関するホットな情報を踏まえたXR機器の特徴や構成要素について解説!
★XR映像の世界を作り出すポイントを整理しながら今後の技術の方向性や市場の見通しを解説!
★関連情報として、国内最大級の法人向けメタバースメディア「メタバース総研」の情報を掲載しておりますので、こちらもご参照くださいませ。
➡ https://metaversesouken.com/metaverse/university/#AndTech_RDXR
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【第1講】 VR/ARデバイスの技術開発
【時間】 10:45-11:45
【講師】カラーリンク・ジャパン株式会社 西山 美穂 氏
【講演主旨】
本講演ではVR/ARに関する基礎的な内容として、人間工学的な専門用語の説明を行い、それぞれの開発動向として光学系やディスプレイ、また今後の注目技術について紹介する。
【プログラム】
0. VR/ARとは
1. VR/ARの用語説明
2. VRの開発動向
3. ARの開発動向
4. VR/ARの注目技術
5. まとめ
6. 弊社紹介
【質疑応答】
【習得できる知識】
・ VR/ARで用いられる専門用語
・ VR/ARで用いられる光学系の特徴
【第2講】 AR/VR/MR機器の企業・製品動向と光学エンジン・光学系等の要素技術
【時間】 12:45-14:00
【講師】テック・アンド・ビズ(株) 代表取締役 北原 洋明 氏
【講演主旨】
メタバースの世界への入り口となるAR/VR/MR 機器について、参入企業と製品の特徴、表示映像のキーとなるマイクロディスプレイの種類や特性および光学系等の技術的ポイントを判りやすく解説する。仮想のXR空間に映し出される映像と実空間を結びつけるセンサーおよびAIについても触れる。
【プログラム】
2.AR/VR/MRの代表的な製品と企業
2-1 Apple Vision Pro
2-2 AR機器/VR機器の代表例
2-3 AR/VR/MRの市場予測
3.表示映像のソースとなるマイクロディスプレイ(構造・特性・製造プロセスなど)
3-1 LCD(液晶ディスプレイ)およびLCoS(反射型液晶)
3-2 OLEDおよびマイクロOLED
3-3 マイクロLED
3-4 レーザ+DMD (Digital Micromirror Device):網膜描写
4.表示映像のカギを握る光学系
4-1 基本光学系
4-2 VRの光学系:Fresnel(フレネル)レンズ、Pancake(パンケーキ)レンズ、ホログラフィック
4-3 AR/MRの光学系:プリズム方式、Birdbath方式、Waveguide方式、レーザスキャニング方式
5.XR映像とセンサーおよびAI
6.まとめ(課題と今後の方向)
【質疑応答】
【講演のポイント】
Apple Vision Proが発表され、XR(AR/VR/MR)の方向性が見えてきた。世界各地のイベントでもXRに関するホットな状況が繰り広げられている。これらの情報をベースにして、XR機器の特徴や構成要素(ディスプレイデバイスと光学系)について解説する。更に、センサーやAIにも触れ、XR映像の世界を作り出すポイントを整理しながら、今後の技術の方向性や市場を見通していく。
【習得できる知識】
AR/VR/MR機器の全体像と構成要素の具体的な中身に関する知識、および課題や進化の方向性を知ることができる。
【第3講】 AR/VR向け光学素子の概要と射出成形による事例紹介
【時間】 14:10-15:25
【講師】ナルックス株式会社 設計開発部 設計開発課 金井 紀文 氏
【講演主旨】
AR/VRに使われる光学系(光学素子)にどのようなものがあるか概要を把握して頂きます。AR用光源、AR用表示素子、VR用接眼レンズ、VR用モーションセンサーそれぞれで複数の方式があり、それらについても紹介してきます。特に事例で紹介するAR表示素子のひとつの方式である回折方式の導波路コンバイナーとその製法については製法について少し掘り下げた説明をします。事例紹介では弊社で量産実績のある製品や開発を行った(行っている)技術について説明し、製品や構造のサイズ感、要求精度感を把握して頂きます。
【プログラム】
1.1 VR向で使用されている光学系
1.2 VR用TOF照明
1.3 VR用接眼レンズ
1.4 ARで使用されている光学系
1.5 AR用光源モジュール
1.6 AR用表示素子概要
1.7 AR用導波路コンバイナー
1.8 AR用導波路コンバイナー(回折型)とその製法
2.1 事例紹介(VR用接眼レンズ)
2.2事例紹介(AR用導波路コンバイナー(回折型))
2.3事例紹介(VR用TOF照明レンズ)
2.4事例紹介(VR用Screen door effect改善フィルター)
【質疑応答】
【キーワード】
AR/VR、表示素子、モーションセンサー、TOF、フレネルレンズ、パンケーキレンズ、導波路、導光板、コンバイナー、回折、サブ波長格子、マイクロレンズアレイ、超広角、近赤外、網戸効果、screen door effect、フィルター、モアレ対策
【講演のポイント】
専門知識を有しない方でもわかりやすいように画像を多く使いながらAR/VRに使われる光学系(光学素子)について説明します。
その上で、弊社で生産実績のある製品の紹介、開発を行った(行っている)技術の紹介をします。
【習得できる知識】
・AR/VRで用いられる光学系に関する初歩知識
・AR用導波路コンバイナー(回折型)の製法に関する基礎知識
・製品や構造のサイズ感、要求精度感
【第4講】 XRとメタバースの最新動向と企業における活用事例
【時間】 15:35-16:50
【講師】株式会社NTTデータグループ イノベーションセンタ XR/Identity エバンジェリスト/マジセミ株式会社 技術顧問/東京大学、名古屋大学、筑波大学他 非常勤講師 山田 達司 氏
【講演主旨】
受講者にXRおよびMetaverseとは何か、現時点での技術の成熟状況を把握するとともに、主に企業における活用方法の理解を行い、自社事業における活用方法の検討に寄与することを目的とする。
【プログラム】
・自己紹介
・XR/Metaverseとは
・XR/Metaverseを構成する主な技術
・XR/Metaverseの活用事例
・XR/Metaverseの今後
【質疑応答】