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ペロブスカイト太陽電池の最新の技術開発動向と高性能化・今後の展望

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★ペロブスカイト太陽電池の基礎的な知識から、簡単な作製方法、最新の研究動向まで解説!

★スズペロブスカイト太陽電池や、Ag-Bi-I系太陽電池の開発について、評価手法を軸としたアプローチについて紹介!



セミナー番号
S231225
セミナー名
ペロブスカイト太陽電池
講師名
  • 第1部  産業技術総合研究所  ゼロエミッション国際共同研究センター  古郷 敦史 氏
  • 第2部  大阪大学  大学院工学研究科・教授  佐伯 昭紀 氏
  • 第3部  地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所  川崎技術支援部  斎藤 英純 氏
開催日
2023年12月20日(水) 13:00-17:00
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

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※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【第1講】 ペロブスカイト太陽電池の高効率化・高耐久化と実用化への課題

【時間】 13:00-14:15

【講師】産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター 古郷 敦史 氏

【講演主旨】

 有機無機ハイブリッドペロブスカイト型化合物を光吸収層に用いた太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)は、低コストで高いエネルギー変換効率を示すことから、次世代の代替太陽電池としての可能性が期待されています。本講演では、ペロブスカイト太陽電池の基礎的な知識から、簡単な作製方法、さらに最新の研究動向まで解説します。
【キーワード】
ペロブスカイト太陽電池、高耐久化、高性能化
【講演ポイント】
2014年から2017年まで桐蔭横浜大学で宮坂力教授の研究室に所属し、黎明期よりペロブスカイト太陽電池の研究に関わってきました。2017年からは産業技術総合研究所でペロブスカイト太陽電池の実用化に関わる最先端技術の開発を行っています。
【習得できる知識】
・ペロブスカイト太陽電池の仕組みと特徴
・ペロブスカイト太陽電池の高効率化における課題と最近の研究動向
・ペロブスカイト太陽電池の耐久性に関する課題と最近の研究動向   など

【プログラム】

1.ペロブスカイト太陽電池の特徴と課題
 1.1 発電の仕組み
 1.2 ペロブスカイト太陽電池の作製方法
 1.3 ペロブスカイト太陽電池の長所と課題
2.ペロブスカイト太陽電池の高効率化技術
 2.1 ペロブスカイト太陽電池の歴史
 2.2 ペロブスカイト結晶の生成方法
 2.3 界面における再結合と界面修飾技術
3.ペロブスカイト太陽電池の高耐久化技術
 3.1 ペロブスカイト結晶の組成と耐久性
 3.2 界面修飾による高耐久化
 3.2 正孔輸送層の耐久性
4.ペロブスカイト太陽電池の将来展望
【質疑応答】


【第2講】 非鉛ペロブスカイト太陽電池の光電気特性評価と材料探索

【時間】 14:30-15:45

【講師】大阪大学 大学院工学研究科・教授 佐伯 昭紀 氏

【講演主旨】

 鉛ペロブスカイト太陽電池の変換効率はシリコン太陽電池に匹敵するまで向上しており、実用化に向けた研究開発が進んでいる。一方、その次の太陽電池として有毒な鉛を含まない非鉛ペロブスカイト太陽電池の研究も進められているが、多くの材料やプロセスが考えられ、あまり理解は進んでいない。本講座では、講演者がこれまで進めているスズペロブスカイト太陽電池や、Ag-Bi-I系太陽電池の開発について、評価手法を軸としたアプローチについて紹介する。また、さらなる探索の効率化には実験(評価)の自動化が重要であり、最近の進展について紹介する。

【キーワード】

ペロブスカイト太陽電池、非鉛半導体、機械学習、ロボットによる自動化、マイクロ波伝導度

【講演ポイント】

測定・機械学習・材料開発を軸とした研究開発アプローチについて解説する。実験者の視点からいかに実効的な研究開発を実施できるかを議論する。

【習得できる知識】

・マイクロ波伝導度測定を用いた高速スクリーニング法と機械学習を融合した探索

・非鉛ペロブスカイト太陽電池(スズペロブスカイトとBi/Sb系材料を含む)の開発の実際と応用

・マイクロ波誘電応答と光電気特性の関係

【プログラム】

1.スズペロブスカイト太陽電池

 1.1 スズペロブスカイト太陽電池の変遷

 1.2 スズペロブスカイト太陽電池の問題点

 1.3 時間分解マイクロ波伝導度測定

 1.4 2種Aサイトカチオン混合・スズペロブスカイト

 1.5 3種Aサイトカチオン混合・スズペロブスカイト

2.スズ-鉛ペロブスカイト太陽電池の特異な誘電応答

 2.1 周波数変調マイクロ波伝導度測定

 2.2 スズー鉛混合膜膜の過渡誘電特性

3.非鉛ペロブスカイト太陽電池:Bi,Sb系材料

 3.1 Ag-Bi-I太陽電池

 3.2 Ag-(III-V)-I太陽電池

 3.3 Ag-Bi-Sb-I太陽電池

 3.4 M-(Bi, Sb)-I太陽電池

 3.5 (M,M‘)-(Bi, Sb)-I太陽電池

 3.6 さらなる探索に向けて

【質疑応答】


【第3講】 ペロブスカイト太陽電池の発電性能評価技術の開発

【時間】 16:00-17:00

【講師】地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所 川崎技術支援部 斎藤 英純 氏

【講演主旨】

【講演ポイント】

近年、変換効率の高さ、フレキシブル性、大面積化の可能性があることで注目されているペロブスカイト太陽電池だが、組成や添加物の組み合わせにより非常に多くの種類があり、その発電挙動も様々である。

本講演ではこれまでKISTECが取り組んできた発電性能評価法について説明する。

【習得できる知識】

ペロブスカイト太陽電池の電圧掃引に対する挙動

I-V測定時における遅延時間依存性

【プログラム】

1.PSCのヒステリシス

2.これまでKISTECで検討してきた評価方法

 2.1 Reduced span I-V法

 2.2 Dynamic I-V法

 2.3 MPPT法

【質疑応答】


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