はじめての超臨界二酸化炭素(CO2):半導体、先端材料、医薬品、機能性食品などに活用するための基礎と事例紹介
★2024年7月25日WEBでオンライン開講。産業技術総合研究所 依田氏がはじめての超臨界二酸化炭素(CO2):半導体、先端材料、医薬品、機能性食品などに活用するための基礎と事例紹介について解説する講座です。
■注目ポイント
★産業技術総合研究所で超臨界CO2を用いた機能性材料の研究に長年従事した講師が、
新たに超臨界CO2の活用をお考えの方にその基本や導入上の注意点などをわかりやすく解説!
- 産業技術総合研究所 材料・化学領域 ナノ材料研究部門 / 副研究部門長 依田 智 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★二酸化炭素は高圧下では有機溶媒のように用いることができ、無毒、不燃、高い拡散性(微細な空間に入り込める)、環境調和性など多くのメリットを有します。このような状態の二酸化炭素は超臨界二酸化炭素(超臨界CO2)と呼ばれます。
★最近、半導体などの先端材料製造プロセス、機能性食品や医薬品、医療材料の分野で改めて超臨界CO2のポテンシャルが見直され、新たに取り組みを始める企業や技術者が増えております。
■注目ポイント
★超臨界CO2の定義と物理化学的特徴を解説!
★超臨界CO2で何ができるか(抽出、含浸、乾燥、洗浄、発泡など)を紹介!
★超臨界CO2を使うために必要な装置、高圧ガス保安法、実用材料・プロセスでの活用事例を紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-17:00
【講師】産業技術総合研究所 材料・化学領域 ナノ材料研究部門 / 副研究部門長 依田 智 氏
【講演主旨】
二酸化炭素は高圧下では有機溶媒のように用いることができ、無毒、不燃、高い拡散性(微細な空間に入り込める)、環境調和性など多くのメリットを有します。このような状態の二酸化炭素は超臨界二酸化炭素(超臨界CO2)と呼ばれ、20年ほど前に研究の一大ブームがありました。最近、半導体などの先端材料製造プロセス、機能性食品や医薬品、医療材料の分野で改めてそのポテンシャルが見直され、新たに取り組みを始める企業や技術者の方も増えています。一方、高圧を使うプロセスであることから、導入には技術的、心理的なハードルを感じておられる方も多いと思います。
本セミナーでは、新たに超臨界CO2の活用をお考えの方に、その基本とできること、導入にあたり注意すべき点などをわかりやすく解説します。また、様々な分野における研究や実用化の具体的事例を紹介します。
【プログラム】
1 超臨界流体の基礎:定義と物理化学的特徴
2 超臨界CO2で何ができるか
2.1 有機溶媒フリーの抽出、分離(食品、薬品)
2.2 有機溶媒フリーの含浸・染色(食品、薬品、アパレル)
2.3 微粒子製造、成膜、コーティング(薬剤、半導体、デバイス)
2.4 応力のかからない乾燥(半導体、機能性材料、デバイス)
2.5 微細な空間の洗浄、物質導入(半導体、デバイス、触媒)
2.6 ポリマー成型加工(発泡、射出成形)
3 超臨界CO2を使うための装置と法規
3.1 ラボスケール
3.2 実用スケール
3.3 高圧ガス保安法と海外の法規制
4 研究と実用化の事例紹介
【質疑応答】
【キーワード】
超臨界流体・超臨界二酸化炭素・超臨界CO2・半導体製造・超臨界染色・超臨界乾燥・機能性材料・機能性食品・医用材料・デバイス・高圧ガス保安法
【講演のポイント】(講師紹介)
(国研)産業技術総合研究所で超臨界CO2を用いた機能性材料の研究に長年従事。
主にエアロゲル、複合材料、発泡ポリマーなどの開発を行い、企業との共同研究により高性能エアロゲル断熱材を上市。
溶解度測定や相平衡、分光測定などの基礎基盤分野でも多くの研究を行ってきている。
技術士(化学および統合技術監理)の資格を有し、企業との共同研究および技術コンサルティングを40件以上実施。
現在、化学工学会超臨界流体部会の副部会長として、超臨界流体技術の普及発展に係る活動を行っている。
【習得できる知識】
・超臨界CO2の基礎:その定義と物理化学的特徴
・超臨界CO2で何ができるか:抽出、含浸、乾燥、洗浄、発泡など
・超臨界CO2を使うために必要な装置
・超臨界CO2と高圧ガス保安法
・超臨界CO2の実用材料・プロセスでの活用事例