ロールtoロールによる高機能フィルム製造技術の基礎から応用までを学ぶ
~光学、包装、電子・電池分野などのフィルム材料製造への展開~
★2024年8月29日WEBでオンライン開講。ホサナ技研 小川 正太郎 氏がロールtoロールによる高機能フィルム製造技術の基礎から応用までを学ぶ~光学、包装、電子・電池分野などのフィルム材料製造への展開~について解説する講座です。
■注目ポイント
★大手企業にて経験や技術を蓄積した講師が、
高機能フィルムのロールtoロール製造全般に関して現場で活用できる情報を余すところなく提供!
- ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★ロールtoロール(RtoR)プロセスは、ロール状のフィルムを送り出し、所望の機能を付与し、再びロール状に巻き取ったり、特定サイズに切り出したりするまでを一貫して行うプロセスです。
★これまで、粘着フィルムや包装材など、RtoRを中心に製造されてきましたが、近年になっては、従来バッチプロセスによって生産されていた材料を効率的に量産する手段として注目され、光学、電子、電池分野などの、多種の用途に展開されつつあります。
■注目ポイント
★製造工程において実際に発生するトラブルやその対策などについて重要ポイントをわかりやすく解説!
★塗布乾燥における課題、発生する欠陥とその対策例を紹介!
★真空成膜、ドライラミネート、パターニング、裁断技術、真空成膜、ドライラミネート、パターニング、裁断などの技術内容や課題とは!?
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
【講演主旨】
ロールtoロール(RtoR)プロセスは、ロール状のフィルムを送り出し、所望の機能を付与し、再びロール状に巻き取ったり、特定サイズに切り出したりするまでを一貫して行うプロセスである。これまで、粘着フィルムや包装材など、RtoRを中心に製造されてきたが、近年になっては、従来バッチプロセスによって生産されていた材料を効率的に量産する手段として注目され、光学、電子、電池分野などの、多種の用途に展開されつつある。RtoRプロセスによる製造は、フィルム成形~塗布・乾燥(成膜)、また印刷(パターニング)やラミネート(貼り合わせ)、そして裁断などの工程が含まれるが、どれも重要かつ高度な製造技術が構築されており、本セミナーでは、RtoRによる、フィルム成形方法や機能付与方法などの多岐に渡る技術内容について、分かり易く解説するとともに、実際の製造で発生する、様々課題について、その対策に役立つような事例等も紹介したい。
【プログラム】
1. ロールtoロール(RtoR)の概要
1-1 RtoRプロセスとは
1-2 バッチプロセスとの比較
1-3 ロールによるフィルムハンドリング
1-4 RtoRによる機能付与
1-5 RtoR製造の適用分野
2. RtoRフィルム成形技術
2-1 製膜方法(溶融製膜と溶液製膜)
2-2 PETフィルムの特徴(PETの種類、延伸の分類、延伸による特性変化)
2-3 PETフィルムの製法(製造全体フロー、重合~ペレット化、押出、製膜、延伸)
2-4 インフレーションフィルムの製法
2-5 溶液成膜方法の特徴
2-6 フィルム成形におけるトラブルと対策
3. RtoR塗布技術
3-1 塗布の基礎(塗布技術のポイント、方式の分類、塗布設備の構成、方式の選択)
3-2 ロール塗布技術(リバースロールコータ、グラビアコータ、キスコータ、マイクログラビアコータ、ワイヤバーコータほか)
3-3 ロール塗布での欠陥と対策例 (リビング、ムラ、斑目、スジ、ハジキなど)
3-4 ダイ塗布技術(ダイヘッドの構造、ダイ設定~塗布開始の手順例など)
3-5 ダイ塗布技術課題(ビード安定化、コーティングウインドウ、高速化における課題など)
4. RtoR乾燥技術
4-1 乾燥工程の基礎(乾燥の分類、基本原理、乾燥曲線など)
4-2 乾燥での欠陥と対策 (ピンホール、皮張り、乾燥ムラ、風ムラなど)
4-3 特許にみる、風ムラ対策
5. RtoRラミネート技術
5-1 ラミネートとは (特徴、構成例など)
5-2 ラミネート(主にドライラミ)におけるトラブル対策(シワ、カールなど)
5-3 ドライラミに関する特許例
6. RtoR真空成膜技術
6-1. 気相成膜方法の種類 (真空蒸着、スパッタ、CVDなど)
6-2. 気相成膜の構成例
6-3. 欠陥とその対策例
7. RtoRパターニング技術
7-1. パターニング方法の種類(エンボス、UVインプリント、印刷など)
7-2. パターンロールの製造方法
7-3. RtoRパターニングの課題
7-4. 特殊なパターニング方法
7-5. 間欠塗布
8. 裁断技術
8-1. 裁断方法の種類 (シェア式、レザー式、スコア式など)
8-2. 技術課題と対策
9. 補足:多層化技術
9-1. 多層フィルム製膜技術(マルチマニホールド方式、フィードブロック方式)
9-2. 多層コーティング技術
【質疑応答】
【キーワード】
ロールtoロール、RtoR、高機能フィルム、フィルム成形、製膜、延伸、PET、塗工、塗布、コーティング、乾燥、欠陥、トラブル対策、ラミネート
【講演のポイント】
・高機能フィルムのロールtoロール製造全般に関して、大手企業にて経験や技術を蓄積した講師が、現場で活用できる情報を余すところなく提供します
・製造工程において、実際に発生するトラブルやその対策などについて、重要ポイントをわかりやすく解説します
【習得できる知識】
・ロールtoロール製造における幅広い知識
・PETに代表されるフィルム製膜・延伸工程に関する課題と技術ポイント
・塗布乾燥における課題、発生する欠陥とその対策例
・真空成膜、ドライラミネート、パターニング、裁断技術の内容や課題
・ロールtoロールでの、真空成膜、ドライラミネート、パターニング、裁断などの技術内容や課題