多層・積層膜による、高付加価値フィルムのロールtoロール製造技術
~多層フィルム成形・多層コーティングによる、光学・電子・医療・エネルギー分野の新商品開発への展開~
★2024年11月28日WEBでオンライン開講。ホサナ技研 小川氏が、多層・積層膜による、高付加価値フィルムのロールtoロール製造技術~多層フィルム成形・多層コーティングによる、光学・電子・医療・エネルギー分野の新商品開発への展開~について解説する講座です。
■注目ポイント
★業界の第一線で活躍する講師が多層化による機能付与や機能分離のメリットを含めその製造技術について具体的な事例を交えて詳しく解説!
- ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★多層フィルムとは、異なる性質の樹脂を溶解し、金型内で重ね合わせて1枚のフィルムに成形したものとなります。★多層コーティングは、フィルムに複数の層をコーティングすることで、単層にはない、機能付与ができるものとなります。
★多層膜(多層フィルム、多層コーティング)のロールtoロール製造は、近年、高機能フィルムを、効率的に量産する手段として注目され、光学、電子、電池分野などの、多種の用途に展開されつつあり、本講座はこれを学ぶ絶好な機会となります。
■注目ポイント
★多層フィルム成形技術およびフィルムへの多層コーティング技術を活用した高機能フィルムの製造技術ならびにロールtoロールによる量産化技術について解説!
★多層フィルム成形/多層コーティングの基礎としてその構造と製造プロセスの基本を学ぶとともに機能付与のメリットとして多層化によって得られる機能(バリア性、機械的強度、光学特性など)について具体的な事例を交えて紹介!
★多層化のための量産化技術とその課題(特にロールtoロール製造の際に発生するトラブルやその対策例など)およびこれまでに提案された製造技術について解説!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:30
【講師】ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
【講演主旨】
本セミナーでは、多層フィルム成形技術およびフィルムへの多層コーティング技術を活用した、高機能フィルムの製造技術ならびにロールtoロールによる量産化技術について解説します。多層化フィルム技術は、異なる材料や機能を一つのフィルムに統合することで、従来の単層フィルムでは実現できない多様な特性を付与することが可能です。
多層フィルム成形/多層コーティングの基礎として、その構造と製造プロセスの基本を学ぶとともに、機能付与のメリットとして、多層化によって得られる機能(バリア性、機械的強度、光学特性など)について具体的な事例を交えて紹介します。また、多層化のための量産化技術とその課題、特に、ロールtoロール製造の際に発生するトラブルやその対策例など、さらに、これまでに提案された製造技術についても説明していきます。
【プログラム】
1. 多層膜について
1-1 多層膜とは・・・構成例、機能付与や機能分離のメリットなど
1-2 多層膜の歴史・・・写真フィルム材料などの例を紹介
1-3 多層膜形成・・・なぜ同時に多層膜形成、そして量産化ができたのか、その技術経緯等
2. RtoR多層コーティング技術
2-1 多層コーティングの主要課題・・・多層化で発生する課題をそのメカニズムを含めて解説
2-2 同時多層コーティング方式の例・・・ダイ、スライド、カーテン他、各方式の構成や特徴
2-3 逐次多層コーティングの例・・・同時ではなく逐次で多層化する場合のメリットと課題
2-4 溶剤多層膜について・・・溶剤を多層コーティングする場合の課題と対策例の紹介
2-5 同時多層コーティングの技術例(特許事例など)・・・課題を解決するための技術紹介
3. RtoR多層フィルム成形技術
3-1多層フィルム製膜技術・・・マルチマニホールド方式、フィードブロック方式の比較
3-2 多層フィルム製膜の他バリエーション・・・溶融後の積層方法など
3-3 多層フィルムの製品例・・・各社の製品/機能の紹介
3-4 多層フィルム製膜の課題・・・多層特有の課題やトラブルの説明
3-5 超多層フィルムの例・・・数百層もの多層を達成できる製造技術と製品例紹介
3-6 多層フィルム製膜の技術例(特許事例など)・・・課題を解決するための技術紹介
4. RtoRラミネート積層技術
4-1 ラミネートとは・・・各ラミネート方式(ウェット、ドライ、ホットメルトなど)の構成、特徴など
4-2 ラミネート(主にドライラミ)におけるトラブル対策・・・シワ、カールなど主要課題とその対策例
4-3 ラミネート積層商品例・・・積層構成とその機能、そのための技術内容
4-4 ドライラミに関する技術例(特許事例など)・・・課題を解決するための技術紹介
5. 多層化技術のまとめ・・・解決困難な課題や今後の技術展開など
6. 補足:他の多層膜形成技術など
6-1 ロールtoロール真空製膜技術・・・気相成膜方法とロールtoロール化技術の紹介
6-2 表面パターニングを含めたロールtoロール積層膜形成技術・・・表面パターニングなどの特殊フィルム製造技術
6-3 ロールtoロールフィルムハンドリングにおける課題
【質疑応答】
【キーワード】
ロールtoロール、RtoR、高機能フィルム、塗工、塗布、コーティング、多層、同時多層塗布、乾燥、欠陥、トラブル対策、ラミネート
【講演のポイント】
業界の第一線で活躍する講師が、多層化による機能付与や機能分離のメリットを含め、その製造技術について、具体的な事例を交えて詳しく解説します。多層フィルムのロールtoロール製造は、近年、効率的に量産する手段として注目され、光学、電子、電池分野などの、多種の用途に展開されつつあり、これを学ぶ絶好な機会となります。
【習得できる知識】
・多層膜に関する製品やその製造における幅広い知識
・多層フィルム成形工程に関する課題と技術ポイント
・多層コーティング工程における課題、発生する欠陥とその対策例
・多層膜をロールtoロールにて量産する場合の技術ポイント
・ロールtoロールでの、真空成膜、ラミネート、パターニングなどの積層技術内容や課題