エポキシ樹脂設計の基礎から実践への応用と最新技術動向紹介
~半導体封止、CFRP、接着剤からバイオマスまで~
★2025年1月23日WEBでオンライン開講。NBリサーチ 野村氏が、エポキシ樹脂設計の基礎から実践への応用と最新技術動向紹介~半導体封止、CFRP、接着剤からバイオマスまで~について解説する講座です。
■注目ポイント
★技術革新が盛んな半導体封止材、電気絶縁材、CFRPマトリックス、各種接着剤といったエポキシ樹脂の適用分野を紹介しながら「なぜエポキシなのか」という観点でエポキシ樹脂の特長について解説!
- NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★エポキシ樹脂は、化学的に硬化する性質を持つ熱硬化性のポリマー材料であり、液体または粘土状の形態で提供され、特定の硬化剤と混合することで、堅固で耐久性のある固体材料に変化します。
★強度と耐久性に優れ、接着剤、コーティング材料、電子機器の封止や絶縁材料等に使用されます。
★硬化するまでの時間が調節でき、硬化剤の種類や配合によって異なる特性を持つ材料を作成できるため、多くの異なるアプリケーションに適した材料として広く利用されています。
■注目ポイント
★実際にエポキシ樹脂が適用されているアプリケーションを取り上げて要求特性を満たすための設計手法の一例を提示!
★エポキシ樹脂の設計については超高耐熱性、低誘電、熱伝導性といった特性に対してのアプローチを主剤、硬化剤、添加剤という各成分にスポットを当てて分かりやすく解説!
★今後のエポキシ樹脂のトレンドになりそうなリサイクルやバイオマスなどの現状について解説!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】NBリサーチ 代表 野村 和宏 氏
【講演主旨】
エポキシ樹脂の適用分野を紹介しながらなぜエポキシなのかという観点でエポキシ樹脂の特長について紐解いてゆきたい。適用分野は特に最近、技術革新が盛んな半導体封止材、CFRPマトリックス、各種接着剤といった分野を中心に取り上げたい。樹脂の設計については基礎的な技術を踏まえた上で現在、エポキシ樹脂に強く求められている超高耐熱性、低誘電、熱伝導性と言った特性に対してのアプローチを主剤、硬化剤、添加剤という各成分それぞれにスポットを当てて出来るだけ分かりやすく解説したい。また今後、エポキシ樹脂に対して期待されるリサイクル性やバイオマスエポキシと言った最新技術の動向についても紹介したい。
【プログラム】
1.エポキシ樹脂とは
1.1 エポキシ樹脂の歴史
1.2 エポキシ樹脂の構造
1.3 エポキシ樹脂の合成
1.4 エポキシ樹脂の変性技術
2.エポキシ樹脂の適用分野(電気絶縁材)
2.1 パワーモジュール封止材
2.1.1 パワーモジュールについて
2.1.2 電気絶縁性
2.1.3 超高耐熱性
2.1.4 難燃性
2.1.5 熱伝導性
2.2 半導体封止材
2.2.1 半導体封止材の種類
2.2.2 高純度
2.2.3 低応力
2.2.4 低吸湿
3.エポキシ樹脂の適用分野(CFRPマトリックス)
3.1 航空機向けマトリックス
3.1.1 航空機向けマトリックスの使用法
3.1.2 流動安定性
3.1.3 CAI(Compression After Impact)
3.2 自動車用マトリックス
3.2.1 自動車用マトリックスの使用法
3.2.2 高流動性
3.2.3 速硬化
3.3 風力ブレード向けマトリックス
3.3.1 風力ブレードの製造方法
3.3.2 低温硬化
3.3.3 高伸び
3.4 高圧タンク向けマトリックス
3.4.1 高圧タンクの製造法
3.4.2 高靭性
3.4.3 流動性の制御
3.4.4 硬化前の吸湿特性
4.エポキシ樹脂の適用分野(接着剤)
4.1 エポキシ樹脂系接着剤の紹介
4.1.1 室温硬化接着剤
4.1.2 一液性接着剤
4.1.3 UV硬化接着剤
4.2 自動車向け構造接着剤
4.2.1 接着性
4.2.2 保存安定性
4.2.3 耐衝撃性
5.リサイクル
5.1 炭素繊維のリサイクル
5.2 現場重合樹脂について
5.3 リワーク樹脂
6.バイオマスエポキシ樹脂
6.1 バイオナフサから製造したエポキシ樹脂
6.2 植物由来のエポキシ樹脂
6.3 木材由来のエポキシ樹脂
6.3.1 リグニンについて
6.3.2 リグノフェノールの抽出法
7.カーボンニュートラルに向けての取り組み
7.1 CO2の利用
7,2 再生エネルギーの利用
7.3 廃プラの再生
【質疑応答】
【キーワード】
エポキシ樹脂、絶縁封止、接着剤、リサイクル、バイオマス
【講演のポイント】
一般的なエポキシ樹脂の基礎から変性技術の全体解説という形ではなく、基礎を踏まえた上で実際にエポキシ樹脂が適用されているアプリケーションを取り上げて要求特性を満たすための設計手法の一例を示していく。最後に今後のエポキシ樹脂のトレンドになりそうなリサイクルやバイオマスなどの現状について解説する。
【習得できる知識】
・エポキシ樹脂の特長
・エポキシ樹脂の適用分野
・エポキシ樹脂の設計技術
・エポキシ樹脂の最新技術