【 LIVE配信・WEBセミナー】

高分子材料の結晶・非晶構造と物性、構造制御、  高性能化の分子設計及び高分子加工プロセスへの展開

★2025年2月25日WEBでオンライン開講。第一人者の京都工芸繊維大学  長もちの科学開発センター シニアフェロー  細田 覚 氏が高分子材料の結晶・非晶構造と物性、構造制御、  高性能化の分子設計及び高分子加工プロセスへの展開について講演するまたとない講座です。

★ポリエチレン (PE) 、ポリプロピレン (PP) の分子構造と結晶構造の基礎を理解し、それらと衝撃強度などの機械物性との関係を抑える。さらに、機械的物性との関連で特に重要な非晶相のタイ分子について、その各種評価方法について説明


セミナー番号
S250208
セミナー名
高分子結晶制御
講師名
  • 京都工芸繊維大学  非常勤講師 SHテクノリサーチ 代表  細田 覚 氏
開催日
2025年02月25日(火) 13:30-17:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)

2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【【本セミナーの主題および状況  本講座の注目ポイント】】

■注目ポイント

本分野の第一人者がポリエチレン (PE) 、ポリプロピレン (PP) の分子構造と結晶構造の基礎を理解し、それらと衝撃強度などの機械物性との関係を抑える。さらに、機械的物性との関連で特に重要な非晶相のタイ分子について、その各種評価方法について説明する!


講座担当:青木良憲


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 13:30-17:30

【講師】京都工芸繊維大学 非常勤講師 SHテクノリサーチ 代表 細田 覚 氏

【講演主旨】

 世界で最も多く利用されている汎用高分子であるポリオレフィンを中心に、その基礎から応用までを解説する。先ず、ポリエチレン (PE) 、ポリプロピレン (PP) の分子構造と結晶構造の基礎を理解し、それらと衝撃強度などの機械物性との関係を抑え、高性能化への構造設計の指針について解説する。さらに、機械的物性との関連で特に重要な非晶相のタイ分子について、その各種評価方法について説明するとともにタイ分子を増やすための構造制御の方向について説明する。

 またインフレーションフィルム加工、Tダイ押出し加工、射出成形などの加工による高次構造形成過程、その構造に基づく物性の異方性や光学的性質などについて解説する。

【プログラム】

1.分子構造、結晶構造

 1-1 はじめに

  1-1-1 石油化学の基礎

  1-1-2 ポリマー製造技術の基礎知識

 1-2 ポリオレフィン製造技術と触媒発見のセレンディピティ

 1-3 分子構造のキャラクタリゼーション手法

 1-4 結晶構造の基礎

   1-4-1 結晶系

   1-4-2 球晶構造

   1-4-3 ラメラ晶

   1-4-4 配向結晶 等

 1-5 分子構造と結晶構造との関係

2.分子構造、結晶構造とタイ分子

 2-1 ポリエチレン、ポリプロピレンの分子構造とその分布

 2-2 ポリエチレン、ポリプロピレンの結晶構造とその分布

 2-3 分子構造、結晶構造と機械的強度

 2-4 高次構造とタイ分子

  2-4-1 タイ分子の概念の確立

  2-4-2 高分子説の提唱からラメラクラスター理論まで

  2-4-3 房状ミセル構造からラメラ晶 (fold結晶) への変遷

  2-4-4 実験的定性・定量法(弾性率、ESR、赤外分光法, Raman分光法)

  2-4-5 理論的取り扱い

    統計的手法、熱力学的手法、速度論的手法

2-5 タイ分子と機械的強度、耐久性能

3.高性能化の分子設計

 3-1 加工性と機械的強度の両立を目指して

 3-2 長期耐久性材料の分子設計と製造方法

  3-2-1 高性能パイプ

  3-2-2 大型ブロー容器 等

 3-3 高分子加工プロセスと高次構造形成

  3-3-1 インフレーションフィルム (球晶構造とrow構造)

  3-3-2 Tダイ押出しフィルム (球晶構造とシシケバブ構造)

  3-3-3 射出成形 (配向層形成と機械物性、分子構造との関係)

【質疑応答】


【キーワード】
分子構造、結晶構造、ラメラ晶、タイ分子、結晶構造の均一性、機械的強度、高分子加工と高次構造形成


【講演のポイント】

本セミナーでは、汎用高分子であるポリオレフィンを中心に、その基礎から応用までを解説いたします。具体的にはポリオレフィンの分子構造と結晶構造、非晶相のタイ分子の役割、機械的強度との関係、その評価方法について理解を進めます。

さらにいくつかの加工法による独特の高次構造形成過程と物性との関係、および分子構造の加工性への影響と制御について詳解いたします。


【習得できる知識】

汎用高分子であるポリオレフィン系を中心とした高分子材料の基礎知識

ポリエチレン、ポリプロピレンの分子構造と結晶構造に関する知識

非晶相のタイ分子の各種評価方法に関する知識

加工による高次構造形成過程とその構造に基づく物性・特性に関する知識

分子構造の加工性、物性への影響と制御に関する知識


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