ドライ塗布LIBプロセス技術と最新技術動向
★2025年9月2日WEBでオンライン開講。AndanTEC 浜本氏が、【ドライ塗布LIBプロセス技術と最新技術動向】について解説する講座です。
■注目ポイント
★ドライ方式が実用化された背景、市場動向、LIBドライ工程の製造方法、従来方式との違い、量産化における課題とは!?
- AndanTEC 代表 浜本 伸夫 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★EV普及のために大量に必要なLIBを迅速かつ安価で供給するために、数年前からテスラが牽引してスラリー塗工によるWet工程ではなく粉体混合から圧延するドライ工程が開発され実際にテスラのモデルYにはドライ製造された円筒型4680が実用化されております。
★日本・欧州・韓国・中国も追随して2025年はドライ化が一気に加速しております。
■注目ポイント
★外資系企業を数社渡り歩いた講師が独自のルートから得た他の講演では得られないドライ工程情報を提供!
★ドライ方式が実用化された背景と市場動向を紹介!
★LIBドライ工程の製造方法、従来方式との違い、量産化における課題とは!?
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-17:00
【講師】AndanTEC 代表 浜本 伸夫 氏
【講演主旨】
EV普及のために大量に必要なLIBを迅速かつ安価で供給するために、数年前からテスラが牽引してスラリー塗工によるWet工程ではなく粉体混合から圧延するドライ工程が開発され実際にテスラのモデルYにはドライ製造された円筒型4680が実用化されている。日本・欧州・韓国・中国も追随して2025年はドライ化が一気に加速している。このセミナーでは、外資系企業を数社渡り歩いた講師が独自ルート情報を元にドライ工程情報を解説する。
【プログラム】
1. ドライ方式が実用化された背景と市場動向
1-1 Tesla Battery Day Livestream(2020)
1-2 日本ゼオンのプレス発表 (2023.12.5)
1-3 日本企業の動向(日本ゼオン、パナソニック エナジー、芝浦機械、三菱鉛筆)
1-4 欧米企業の動向(テスラ、VW、ケーニヒ&バウアー、AMバッテリーズ、Fraunhofer IWS、LiCAP)
1-5 韓国・中国企業の動向(LGE、サムスンSDI、SKエナジー、CATL)
1-6 LGのゲームチェンジ (WO-A1-2024/144216)
1-7 テスラ電池用ドライ電極(DBE)によるリチウムイオン電池「4680」開発・製造動向
1-8 Maxwell Technologies特許 「ドライ電極の製造システム及び製造方法」 H.Duong, J.Shin & Y.Yudi (2019)
1-9 テスラ Dry Electrode Lithium Doping Process (2023/05/24)
2. 最新技術紹介
2-1 ドライ電極コーティング: EVへの展開
2-2 バインダーのフィブリル化
2-3 ドライ電極の機械強度
2-4 ドライ電極内の空隙と厚み分布
2-5 バインダー(フィブリル化できるPTFEと海苔状のPVDF)
2-6 粉体混合と電池性能
2-7 Tesla 4680 Update / This Changes EVERYTHING!/ Dry Cathode Myth or Magic? (2024)
2-8 集電体上のプライマー導電層
2-9 実際のドライ工程
2-10 ロール間の粉体圧延(スリップ域とニップ域)、単膜・複合膜の延伸(中立点とスリップ)
2-11 圧延ロールのメッキ剥がれ
2-12 粉体混合(ジェットミル、ロールミル、ビーズミル)
2-13 粉体混合の支配因子(粒子濃度、気流速度、湿度)
2-14 正極のテスラ最新特許 安価なLFP (WO-A1-2025/015194)
2-15 静電方式(圧延の前工程)
2-16 テスラはGen1、Gen2から将来のGen6へ
3. 根幹技術の解説
3-1 粉体の分散と混合(ジェットミル・ロールミル・ボールミル)
3-2 粉体の分散・混合性能に影響する因子(付着力・粒度分布・粒子濃度・噴流速度)
3-3 粉体圧延の理論と実用上の観点(スリップとニップ、ニップ角の支配因子)
3-4 複合膜の圧延におけるポイント(スリップと中立点、中伸び・耳伸びと対策方法)
3-5 ドライスプレー方式(静電噴霧・微粉化・複合粒子化)
【質疑応答】
【キーワード】
LIB、ドライ工程、テスラ、粉体混合、圧延
【講演のポイント】
外資系企業を数社渡り歩いた講師が、独自ルート情報を元に他の講演では得られないドライ工程情報を提供します。
講演者は企業で塗工・成膜の製造技術開発に携わってきたが、大学では粉体工学と粉体帯電を専攻しており、ドライ塗工の核となる粉体と塗布技術を熟知する研究者です。量産の重要因子である粉体混合、成膜、圧延のプロセス技術を詳説するので、技術動向や概要を知りたい研究者・技術者にお薦めです。
【習得できる知識】
・LIBドライ工程の製造方法
・従来方式との違い
・量産化における課題