海洋生分解性プラスチック最新技術 ~生分解性プラスチックの基礎、デンプンを基盤とした創製、包装・農業用途向け高ガスバリア性素材、微生物を集めてプラスチックを食べさせる技術~
★2025年7月28日WEBでオンライン開講。 大阪大学 宇山 浩 氏、理化学研究所 竹中 康将 氏、群馬大学 粕谷 健一 氏の3名が、海洋生分解性バイオプラスチック最新技術 ~生分解性プラスチックの基礎、デンプンを基盤とした創製、包装・農業用途向け高ガスバリア性素材、微生物を集めてプラスチックを食べさせる技術~ について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
海洋生分解性プラスチックの最新技術を紹介。自然由来素材を高度に組み合わせた生分解性と機能性を両立させた新しい材料設計、高ガスバリア性を併せ持つ包装・農業用途向け新規海洋生分解性プラスチック、そして、生分解性プラスチックに微生物誘引物質を混ぜることでプラスチック周辺に微生物を集め、プラスチックを無機化させる新技術等、社会実装に向け、その展望までを解説。バイオマス素材の社会的意義や未来の持続可能なものづくりに貢献するための講演を行います。
- 第1部 大阪大学 工学研究科応用化学専攻 宇山 浩 氏
- 第2部 理化学研究所 環境資源科学研究センター バイオプラスチック研究チーム/上級研究員 竹中 康将 氏
- 第3部 群馬大学 大学院食健康科学研究科 教授 (研究科長)/(兼任)食健康科学教育研究センター 食品開発ユニット 教授 (センター長) 粕谷 健一 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★海洋生分解性プラスチックの最新技術を紹介。自然由来素材を高度に組み合わせた生分解性と機能性を両立させた新しい材料設計、高ガスバリア性を併せ持つ包装・農業用途向け新規海洋生分解性プラスチック、そして、生分解性プラスチックに微生物誘引物質を混ぜることでプラスチック周辺に微生物を集め、プラスチックを無機化させる新技術等、社会実装に向け、その展望までを解説。バイオマス素材の社会的意義や未来の持続可能なものづくりに貢献するための講演を行います。
■注目ポイント
★生分解性プラスチックの基礎的な性質と分解メカニズムについて学習、習得できる!
★デンプンやセルロースなど多糖類の構造と機能性について学習、習得できる!
★バイオポリマーを用いた複合材料の設計と性能向上手法について学習、習得できる!
★多糖類を利用したスイッチ機能の概念とその実装例について学習、習得できる!
★高ガスバリア性を有する海洋生分解性の開発について学習、習得できる!
★海洋で微生物を集めてプラスチックを食べさせる技術について学習、習得できる!
★社会実装に向けた取り組みについて学習、習得できる!
講座担当:齋藤順
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【第1講】 デンプンを基盤とした海洋生分解性バイオプラスチックの創製
【時間】 13:00-14:15
【講師】大阪大学 工学研究科応用化学専攻 宇山 浩 氏
【講演主旨】
本講座では、海洋プラスチックごみに代表される環境問題への具体的な解決策として注目される、海洋生分解性バイオプラスチックの最新研究を紹介する。植物由来のデンプンやセルロースなどの多糖類に加え、自然由来素材を高度に組み合わせることで、生分解性と機能性を両立させた新しい材料設計が可能となる。本講座では材料開発の基礎から応用、さらには社会実装に向けた展望までを体系的に解説し、バイオマス素材の社会的意義や未来の持続可能なものづくりに貢献するための視座を提供する。
【プログラム】
1.生分解性プラスチック
1.1 生分解性プラスチックの基礎
1.2 生分解性プラスチックの高性能化
2.多糖類の基礎
2.1 デンプン
2.2 セルロース
3.バイオポリマー配合海洋生分解プラスチック
3.1 デンプンとセルロースナノファイバー、生分解性プラスチックの複合化
3.2 多糖類をトリガーとするスイッチ機能の付与
3.3 海洋生分解のメカニズム
3.4 MBBP開発プラットフォーム
3.5 ゼラチン配合MBBP開発
4.社会課題解決に向けて
4.1サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブとの関連
4.2 海洋プラスチックごみ問題との関連
質疑応答
【キーワード】
海洋生分解性プラスチック、バイオマス、サーキュラーエコノミー、可塑デンプン、マイクロプラスチック、ネイチャーポジティブ
【講演の最大のPRポイント】
本講演では、デンプンやセルロースなどのバイオマス素材を用いた海洋生分解性プラスチックの設計から企業連携・社会実装まで、演者が取り組んできた研究の成果と展望をわかりやすく紹介する。
【習得できる知識】
生分解性プラスチックの基礎的な性質と分解メカニズム
デンプンやセルロースなど多糖類の構造と機能性
バイオポリマーを用いた複合材料の設計と性能向上手法
多糖類を利用したスイッチ機能の概念とその実装例
環境調和型材料開発とサーキュラーエコノミーとの関連性
【第2講】 新規海洋生分解性プラスチック ~包装・農業用途向け高ガスバリア性の海洋生分解性素材について~
【時間】 14:30-15:45
【講師】理化学研究所 環境資源科学研究センター バイオプラスチック研究チーム/上級研究員 竹中 康将 氏
【講演主旨】
現在、普及している海洋生分解性プラスチックの種類が少なく、汎用プラスチックの全てを海洋生分解性プラスチックで置き換えることは難しい。また、機能・性能のバリエーションも少ないため、新たな機能・性能をもつ海洋生分解性プラスチックの開発が急務である。本講演では、新たに開発した包装・農業用途向けの高ガスバリア性を有する海洋生分解性プラスチックの開発について解説を行うとともに、社会実装に向けた取り組みについて紹介する。
【プログラム】
1.はじめに
2.海洋生分解性プラスチックとは
3.高ガスバリア性を有する海洋生分解性の開発
4.社会実装に向けた取り組み
5.おわりに
質疑応答
【キーワード】
海洋生分解性、高ガスバリア性、バイオマスプラスチック、ポリエチレンサクシネート (PES)
【講演の最大のPRポイント】
海洋生分解性と高ガスバリア性を併せ持つ包装・農業用途向けの新規海洋生分解性プラスチックの開発について紹介する。
【習得できる知識】
プラスチックの海洋生分解性、海洋生分解性プラスチック開発の現状と課題
【第3講】 海洋環境で生分解性プラスチックを速やかに分解させるための技術 〜海洋で微生物を集めてプラスチックを食べさせる〜(仮)
【時間】 16:00-17:15
【講師】群馬大学 大学院食健康科学研究科 教授 (研究科長)/(兼任)食健康科学教育研究センター 食品開発ユニット 教授 (センター長) 粕谷 健一 氏
【講演主旨】
製作中です。
【プログラム】
製作中です。