【 LIVE配信・WEBセミナー】

表面処理の基礎と評価法 ~表面と接着、接着の基本、接着強度、表面処理に伴う分子構造の変化ほか~

★2025年11月26日WEBオンライン開講。金沢工業大学 名誉教授(金沢高分子ラボ 代表) 小川 俊夫 氏が、表面処理の基礎と評価法 ~表面と接着、接着の基本、接着強度、表面処理に伴う分子構造の変化ほか~について解説する講座です。


■本講座の注目ポイント

★プラスチックやゴムは単独使用が減り、複合材料としての接着性が重要になっている。多くの材料はそのままでは接着力が弱く、表面処理による改質が必要となる。表面処理には物理的方法と化学的方法があり、それぞれに長所と短所がある。それらの処理法の選定は材料特性を理解した技術者が行うべきである。最大のポイントは接着とはどういう現象であるかを理解することであり、高分材料の専門家の立場から詳細に解説します。



セミナー番号
S251144
セミナー名
表面処理 基礎 評価法
講師名
  • 金沢工業大学  名誉教授(金沢高分子ラボ 代表)  小川 俊夫 氏
開催日
2025年11月26日(水) 10:30-16:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★プラスチックやゴムは単独使用が減り、複合材料としての接着性が重要になっている。多くの材料はそのままでは接着力が弱く、表面処理による改質が必要となる。表面処理には物理的方法と化学的方法があり、それぞれに長所と短所がある。それらの処理法の選定は材料特性を理解した技術者が行うべきである。本講座は最大のポイントは接着とはどういう現象であるかを理解することであり、高分材料の専門家の立場から解説します。


■注目ポイント

★表面と接着について学習、習得できる!

★接着の基本について学習、習得できる!

★接着強度について学習、習得できる!

★表面処理について学習、習得できる!

★表面処理に伴う分子構造の変化について学習、習得できる!

★表面処理後のキャラクタリゼーションについて学習、習得できる!

★これらの実例について学習、習得できる!


講座担当:齋藤順

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【時間】 10:30-16:30

【講師】金沢工業大学 名誉教授(金沢高分子ラボ 代表) 小川 俊夫 氏

【講演主旨】

最近ではプラスチックやゴムが単独で用いられることは少ない。例えば、食品包装関係では、水を通さないこと、酸素を通さないこと、かなりの(引き裂き)強度がなければならないことなどである。このためには単独の材料だけでは難しい。多くの材料をラミネートするのが普通である。あるいは金属材料との複合化が自動車材料等でも頻繁に行われている。これらの目的のためには、異種材料での接着が必須の条件になる。ところが、多くのプラスチックやゴムは表面極性が小さく、そのままでは接着剤を用いても接着が十分でない場合がほとんどである。ここにプラスチックやゴムの表面処理が必要になってくる必然性がある。本講演ではコロナ処理、プラズマ処理などの多くの表面処理法を取り上げて解説する。演者はほとんどの表面処理法について研究室でかかわってきているので、それ等の特徴や問題点について、具体的な内容を紹介したい。


【プログラム】

1.表面と接着
 1.1 接触角とYoungの式
 1.2 ぬれと表面張力
 1.3 ぬれと官能基
 1.4 官能基の極性

2.接着の基本
 2.1 分子間力
 2.2 化学結合力
 2.3 凹凸効果

3.接着強度
 3.1 接着の条件
 3.2 接着強度
 3.3 水分効果
 3.4 表面脆弱層(WBL)

4.表面処理
 4.1 表面処理の基礎
 4.2 コロナ放電処理
 4.3 低圧プラズマ処理
 4.4 大気圧プラズマ処理
 4.5 紫外線処理
 4.6 火炎処理
 4.7 シランカップリオン剤処理
 4.8 グラフト化処理

5.表面処理に伴う分子構造の変化
 5.1 空気雰囲気
 5.2 不活性ガス雰囲気

6.処理表面のキャラクタリゼーション
   6.1 X線光電子分析法(XPS)
 6.2 全反射赤外分光法(ATR)
 6.3 原子間力顕微鏡法(AFM)

7.実例
   7.1 LDPEとPETの接着
   7.2 芳香族ポリイミドフィルムと銅箔の接着
   7.3 PVAcの表面処理

質疑応答


【キーワード】

表面、分子間力、接着、官能基、複合材料


【講演の最大のPRポイント】

表面処理とはプラスチックやゴム表面への官能基付与を行うことである。
講演内容は具体的な材料について研究室で実施してきたものであり、それらはほとんどが企業からの委託研究や共同研究の結果である。


【習得できる知識】

表面処理のほとんどは処理装置を使用しての作業である。装置メーカーは良いことばかりを宣伝するし、具体的な
実施例に乏しい。それは、装置メーカーは材料の専門家ではなくて、電気工学や機械工学の専門家であるためである。
本講演では、高分材料の専門家の立場から述べる。



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