自動車・電気電子産業に用いられる接着・粘着の基礎と材料特性を踏まえた設計・取扱い技術の実務ポイント
★2026年1月30日WEBでオンライン開講。テクノサポートオーテス/株式会社ワールドテック 岡本氏が、【自動車・電気電子産業に用いられる接着・粘着の基礎と材料特性を 踏まえた設計・取扱い技術の実務ポイント】について解説する講座です。
■注目ポイント
★高品質な接着を行うための接着原理などについて詳しく解説!
- テクノサポートオーテス/株式会社ワールドテック (元株式会社デンソー) 代表/講師 岡本 邦夫 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★接着剤は自動車、電気・電子など幅広い産業において多くの製品に用いられていますが、他の接合法と異なり品質のばらつきが大きいという欠点があります。
★接着の品質は被着体の特性にマッチした接着剤の選定や取扱いに大きく左右されます。また、接着剤と被着体との界面には外力や環境変化によって様々な応力が発生し、それが界面剥離や凝着破壊など接着の信頼性に大きな影響を与えます。良い接着とはこれらの要素を充分に考慮し、接着剤の正しい選定や被着体の表面処理など正しい取り扱いをする必要があります。
■注目ポイント
★接着力を向上するための基礎知識を原理・原則に基づいて解説!
★接着剤の剥離原因を把握し、その対策を剥離原因に基づいて解説!
講座担当:苅谷樹弘
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】テクノサポートオーテス/株式会社ワールドテック (元株式会社デンソー) 代表/講師 岡本 邦夫 氏
【講演主旨】
接着剤は自動車、電気・電子など幅広い産業において多くの製品に用いられていますが、他の接合法と異なり品質のばらつきが大きいという欠点があります。接着の品質は被着体の特性にマッチした接着剤の選定や取扱いに大きく左右されます。また、接着剤と被着体との界面には外力や環境変化によって様々な応力が発生し、それが界面剥離や凝着破壊など接着の信頼性に大きな影響を与えます。良い接着とはこれらの要素を充分に考慮し、接着剤の正しい選定や被着体の表面など正しい取り扱いをする必要があります。
しかし、接着剤は日常的に気楽に使っているために、業務においてもとかく理屈ではなく、経験に基づいて使用しているのが実状です。高品質な接着を行うためには、接着原理すなわち、被着体と被着体との界面現象や、硬化した接着剤の機械的特性などを充分に理解することが大切です。
【プログラム】
1)接着技術の概要
1.1 各種接着法
1.2 接着・粘着とは
1.3 接着機能の分類
1.4 用途
2)接着技術の基礎
2.1 接着強度を理解するポイント
2.2 接着のメカニズム
2.3 接着の理論
2.4 接着とはく離
2.5 高分子材料の性状
3)粘着技術の基礎
3.1 接着と粘着の違い
3.2 粘着のメカニズム
3.3 粘着の評価項目と評価法
3.4 粘着テープの形態
3.5 粘着剤の設計
3.6 粘着特性
3.7 各種粘着剤の特徴と物性
3.8 粘着テープ取り扱い上の注意点
4)接着剤を活用した設計と取扱いの留意点
4.1 接着の機能
4.2 接着設計の基本(特徴、接着作業とトラブル発生要因、
接着剤の選び方、接合部の設計、使用環境、表面処理、
接着作業の注意点)
4.3 封止(シーリング)
4.4 接着剤選定の留意点
5)粘着剤を活用した設計と取扱いの留意点
(接着剤との相違点を中心)
5.1 粘着テープの形態
5.2 粘着剤の設計
5.3 粘着特性
5.4 各種粘着剤の特徴と特性
5.5 粘着テープ取扱い上の注意点
6)接着剤各論
6.1 接着剤と粘着剤の分類
6.2 各種接着剤の概要(エポキシ系、光硬化系、
アクリル系、ゴム系、導電性、伝熱性)
7)接着剤のトラブルと対策
7.1 接着接合の問題点
7.2 接着トラブルの発生要因
7.3 粘着剤の選定ミスによるトラブル
7.4 接着剤の変質と劣化によるトラブル
7.5 接着剤の硬化不良によるトラブル
7.6 被着体の表面処理に起因するトラブル
【質疑応答】
【キーワード】
接着のメカニズム,接着強度,接着剤の選定,被着体と接着剤の関係,接着のトラブルと対策
【講演のポイント】
講師からの一方的な講義ではなく、
・講師から受講者に質問を投げかけることによって、講義内容の理解度を把握したり
・受講者に疑問点に関する質問を促すことによって、
・講師と受講者間の垣根を低し、活発な双方向の研修を実現することで、
受講者が接着や関連技術に対する理解度を深めていただくことで、実業務に役に立てていただく。
【習得できる知識】
(1)接着力を向上するための基礎知識を原理・原則に基づいて習得する
(2)被接着体と接着剤の相互作用と、その原理に基づいて接着剤の選定方法を習得する。
(3)接着剤の剥離原因を把握し、その対策を剥離原因に基づいて理解する。
(4)接着剤の原料である有機物の物性を習得する。