レアアース依存低減に向けた蛍光体材料の最新動向 ~量子ドット・フッ化物・窒化物・酸化物の分子設計とLED・ディスプレイ・植物工場および太陽電池用波長変換膜の市場展望~
★2026年3月13日WEBでオンライン開講。第一人者の新潟大学 研究推進機構 研究教授 戸田 健司 氏が、レアアース依存低減に向けた蛍光体材料の最新動向 ~量子ドット・フッ化物・窒化物・酸化物の分子設計とLED・ディスプレイ・植物工場および太陽電池用波長変換膜の市場展望~ について詳細に解説する講座です。
★ディスプレイ・固体照明は光産業の中核を占め、発色と効率を左右する蛍光体の重要性は高いが、研究開発は分散しており動向把握が難しい。輸出規制強化では希土類問題が顕在化し、レアアース依存低減も急務となる。本講演では多くの企業との共同研究や技術指導の実績があり、アカデミアと産業界を繋ぐ強力なパイプ役である講師が、レーザー照明やマイクロLEDなど新応用を踏まえ、既存蛍光体の課題と新材料開発の最新動向を実用化視点で整理し、未公開情報に基づく材料設計指針と実装上の要点を示す。
- 新潟大学 研究推進機構 / 研究教授 戸田 健司 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状
★ディスプレイ・固体照明は光産業の中核を占め、発色と効率を左右する蛍光体の重要性は高いが、研究開発は分散しており動向把握が難しい。輸出規制強化では希土類問題が顕在化し、レアアース依存低減も急務となる。本講演では多くの企業との共同研究や技術指導の実績があり、アカデミアと産業界を繋ぐ強力なパイプ役である講師が、レーザー照明やマイクロLEDなど新応用を踏まえ、既存蛍光体の課題と新材料開発の最新動向を実用化視点で整理し、未公開情報に基づく材料設計指針と実装上の要点を示す。
■注目ポイント
★応用分野別の蛍光体の設計手法について学習できる!
★蛍光体の合成および評価について学習できる!
★蛍光体の開発動向について学習できる!
★希土類問題における対応について学習できる!
講座担当:齋藤 順
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-17:00
【講師】新潟大学 研究推進機構 / 研究教授 戸田 健司 氏
【講演主旨】
ディスプレイ・固体照明分野は光産業の三分の一以上を占め、蛍光体は色と効率を決める最も重要な材料である。一方、研究開発は産学官に分散し、学術会議や書籍だけで新材料動向の体系的把握は容易でない。近年,デュアルユース製品の輸出規制強化に伴い希土類問題が顕在化し、光産業への影響も懸念される。本講演では、レーザー照明、マイクロLED、太陽電池用波長変換材料など新規応用を背景に、既存蛍光体の課題と新規蛍光体開発の最新動向を、実用化の観点から解説する。加えて、講師が得た最新の未公開情報を基に、材料設計指針と実装上の留意点を示す。
【プログラム】
1.蛍光体の基礎知識と「誤解された常識」
1.1 発光イオン型蛍光体 vs 半導体自発光 ― 混同され続ける二つの世界
1.2 「希土類危機」は本当か?― LED用蛍光体に吹いた追い風の正体
1.3 DOEはなぜナローバンド化を求めたのか ― 日本だけが取り残された理由
1.4 「白色LEDの青色光は危険」という科学的に否定された神話
2.実用蛍光体の栄光と限界 ― なぜ次が出ないのか
2.1 YAG:Ce が20年以上生き残った理由 ― 熱安定性と特許の壁
2.2 (Ca,Sr)AlSiN₃:Eu ― 赤色覇権を握った窒化物とリモートフォスファー問題
2.3 K₂SiF₆:Mn⁴⁺ ― 狭帯域が切り開いた高輝度・高演色の現実解
2.4 β-サイアロン:Eu ― バックライトを変えた緑色蛍光体の真価
2.5 La₃Si₆N₁₁:Ce ― YAG代替は本当に進んでいるのか
3.蛍光体ビジネスの不都合な真実
3.1 蛍光体マーケットは「大きい」のか「小さい」のか
3.2 1 kg 数十万〜数百万円でも儲からない理由 ― 材料ビジネスの限界
3.3 世界の蛍光体企業マップと技術ポジション
3.3.1 日亜化学 ― 技術と特許の両輪
3.3.2 三菱ケミカル ― 研究力と事業の乖離
3.3.3 東京化学研究所
3.3.4 根本特殊化学
3.3.5 デンカ
3.3.6 Daejoo Electronic Materials(韓国)
3.3.7 LWB
3.3.8 Intematix
3.3.9 北京有色金属研究総院
3.3.10 北京宇極科技発展有限会社
3.3.11 表に出ない台湾メーカーの実力
3.3.12 サムスンはなぜ蛍光体を捨てたのか
4.「材料」から「部材」へ ― 蛍光体の主戦場は変わるか?
4.1 Phosphor in Glass・セラミックプレート・リモートフォスファーの本質
4.2 レーザー励起時代に必要な単結晶・焼結体とは何か
4.3 窒化物・フッ化物合成の核心 ― 最重要ファクターは何か
4.4 マイクロLED時代を支える低温・微粒子合成技術
5.太陽電池用波長変換膜 ― 「夢の技術」が普及しない理由
5.1 なぜ太陽電池に波長変換が必要なのか
5.2 蛍光ナノ粒子に課される非現実的なコスト要求
5.3 市場予測と技術的ブレークスルーの可能性
6.植物工場用波長変換 ― 間違った最適化
6.1 植物にとっての「赤色」は人間の常識と異なる
6.2 なぜ赤色LEDを足しても解決しないのか
6.3 レタス栽培だけでは未来がない ― 応用展開の限界
7.その他の話題 ― 過大評価と現実
7.1 バイオ・医療用発光材料は本当に成長市場か
7.2 偽造防止用蛍光体に「大市場」は存在しない
質疑応答
【キーワード】
蛍光体、ディスプレイ、次世代照明、太陽電池用波長変換材料、植物工場用蛍光体、量子ドット
【講演者の最大のPRポイント】
近年、急速に発展するレーザー照明やマイクロLEDディスプレイの拡大は、従来とは異なる条件下で高輝度・高耐久を示す新しい無機蛍光体開発を強く後押ししている。講演者は、基礎研究だけでなく、多くの企業との共同研究や技術指導の実績があり、アカデミアと産業界を繋ぐ強力なパイプ役としての側面もPRポイントである。
【習得できる知識】
応用分野別の蛍光体の設計手法
蛍光体の合成および評価
蛍光体の開発動向
希土類問題における対応