プラスチックの高性能化とマテリアルリサイクル ~物理劣化の可視化、再生プロセス設計、最新解析手法~
★2026年4月23日WEBオンライン開講。福岡大学 研究推進部 機能構造マテリアル研究所 特命研究教授 八尾 滋 氏から、 プラスチックの高性能化とマテリアルリサイクル ~物理劣化の可視化、再生プロセス設計、最新解析手法~のテーマについて解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★廃プラスチックの物性低下は分子鎖切断ではなく、メソ領域での絡み合い減少による高分子構造変異=物理劣化が主因であることを明らかにした。さらに樹脂溜まり付き押出機によるプロセス最適化で物性が大幅に回復することを企業との共同研究で実証。本講座では、この物理劣化・物理再生理論を実例とともに解説し、新たな内部構造解析手法も紹介する。
- 福岡大学 研究推進部 機能構造マテリアル研究所 特命研究教授 八尾 滋 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
キャンセルポリシー・特定商取引法はこちら
セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★廃プラスチックの物性低下は分子鎖切断ではなく、メソ領域での絡み合い減少による高分子構造変異=物理劣化が主因であることを明らかにした。さらに樹脂溜まり付き押出機によるプロセス最適化で物性が大幅に回復することを企業との共同研究で実証。本講座では、この物理劣化・物理再生理論を実例とともに解説し、新たな内部構造解析手法も紹介する。
■注目ポイント
★実生産に応用できる最新の高度マテリアルリサイクル手法とその原理について学習できる!
★実生産に応用できる最新の高度成形プロセスとその原理について学習できる!
★高分子物性と内部構造形成メカニズムならびに最新の解析手法について学習できる!
★高分子の粘弾性的性質と絡み合いの解析手法について学習できる!
講座担当:齋藤順
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:30
【講師】福岡大学 研究推進部 機能構造マテリアル研究所 特命研究教授 八尾 滋 氏
【講演主旨】
廃棄プラスチックは従来分子鎖切断を伴う化学劣化を起こしているために、物性が著しく低下しているとされてきた。この常識に対し、我々は物性低下の原因はメソ領域での高分子構造の変異による物理劣化であること、それがせん断履歴などの影響により絡み合いが減少したことによりタイ分子数が少なくなるメソ領域での高分子構造変異による物理劣化であることを明らかにした。さらに樹脂溜まりがついた押出機を開発することで、プロセスの最適化で低下した物性が大きく向上できることも、多くの企業との共同研究に意より証明している。本講座では、この物理劣化・物理再生理論について、実例を含めて詳しく説明するとともに、新たに開発された、種々の内部構造変異の解析手法の紹介を行う。
【プログラム】
1.プラスチックマテリアルの現状とリサイクルの重要性
1.1 高分子の基礎知識とプラスチック製品
(1) 高分子の基礎知識
(2) プラスチック産業の歴史
(3) プラスチック製品と物性
1.2 プラスチックリサイクルへの期待
(1) サーキュラーエコノミー・カーボンニュートラルから見たプラスチックリサイクル
(2) プラスチックリサイクルに求められる姿
2.プラスチックの劣化やリサイクル性に影響する物理劣化・物理再生のメカニズム
2.1 化学劣化と物理劣化
2.2 物理劣化・物理再生理論の基礎
(1) 物理劣化と高分子の基礎物性
(2) プラスチックの自己再生能力を活かした物理再生
3.使用済みプラスチックの劣化した物性を再生可能にするためのプロセス
3.1 物理劣化・物理再生理論と樹脂溜まり部のメカニズム
(1) 樹脂溜まり部が設置された押出機の機能
(2) 流動制御による高度な樹脂溜まり部の応用
(3) 実証プラントを用いた成果
(4) 異物除去の効果について
4.マテリアルリサイクルにおいて物性の再生に成功した具体的事例とそのポイント
4.1 射出成形における物理劣化・物理再生現象
4.2 流動制御した射出成形
(1) 流動制御による高度射出成形
(2) 高度射出成形品のリサイクル特性
5.物理劣化・物理再生の最新解析手法とそのポイント
5.1 FT-IR
5.2 ラマン光
5.3 TEM
5.4 SAXS
5.5 AFM/SPM
5.6 DSC
5.7 溶融粘弾性
5.8 コンピュータシミュレーション
6.まとめ
質疑応答
【キーワード】
マテリアルリサイクル、物理劣化・物理再生理論、内部構造、絡み合い、メモリー効果
【講演の最大のPRポイント】
まだプラスチックのマテリアルリサイクルが注目されていなかった2012年から基礎的な研究を積み上げ、2020年からは20を超える企業・大学とNEDOの国プロを実施して得られた最新の知見・ノウハウを知ることができる。
【習得できる知識】
・実生産に応用できる最新の高度マテリアルリサイクル手法とその原理
・実生産に応用できる最新の高度成形プロセスとその原理
・高分子物性と内部構造形成メカニズムならびに最新の解析手法
・高分子の粘弾性的性質と絡み合いの解析手法