結晶化超分子間力を用いた難改質性樹脂の機能化と高度バイオマテリアル化技術
★2026年7月21日WEBオンライン開講。広島大学 客員教授/福岡大学 名誉教授 八尾 滋 氏から、結晶化超分子間力を用いた難改質性樹脂の機能化と高度バイオマテリアル化技術 のテーマについて解説する講座です。(7月16日から日程を変更しております)
■本講座の注目ポイント
★PEやPP、PETといった汎用プラスチックは表面の反応性が低く機能化が困難なため、バイオマテリアル等への応用が制限されてきました。本講座では長いアルカン鎖を持つ高分子が結晶化超分子間力を介して、これら難改質性樹脂と強く結合するという新知見を紹介します。また、この力を利用した「側鎖結晶性ブロック共重合体」による高度な表面改質技術、そしてプラスチックをバイオ素材へと進化させる手法も解説します。
- 広島大学 客員教授/福岡大学 名誉教授 八尾 滋 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★PEやPP、PETといった汎用プラスチックは表面の反応性が低く機能化が困難なため、バイオマテリアル等への応用が制限されてきました。本講座では長いアルカン鎖を持つ高分子が結晶化超分子間力を介して、これら難改質性樹脂と強く結合するという新知見を紹介します。また、この力を利用した「側鎖結晶性ブロック共重合体」による高度な表面改質技術、そしてプラスチックをバイオ素材へと進化させる手法も解説します。
■注目ポイント
★結晶化超分子間力の基礎について学習できる!
★高分子の結晶の基礎について学習できる!
★高分子ブラシの機能について学習できる!
★難改質性プラスチックの機能化技術について学習できる!
講座担当:齋藤 順
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:30
【講師】広島大学 客員教授/福岡大学 名誉教授 八尾 滋 氏
【講演主旨】
ポリエチレン、ポリプロピレン、PETなど、我々が日常的にもっともよく使用しているプラスチックは、実は接着性が非常に悪く、染料などで染めることもできない、表面の機能化が非常に困難な難改質性樹脂である。従って、この特性ゆえに適用が阻まれている分野が多くあり、細胞適合性などが必要とされるバイオマテリアルはその典型例である。一方我々は側鎖に長いアルカン鎖を有する高分子が、結晶化超分子間力により、これら難改質性高分子と強い相互作用を示すことを見出した。さらに、この相互作用力を有効に利用できる側鎖結晶性ブロック共重合体を開発し、高度バイオマテリアル化する技術を創製した。本講座では、結晶化超分子間力の基礎と、高度バイオマテリアル化技術について詳細に解説する。
【プログラム】
1. 従来の接着・表面改質技術
1.1 接着の原理
1.2 難改質性プラスチック
1.3 従来の難改質性プラスチックの表面改質技術
2. ファンデルワールス力を用いた接着機構
2.1 高分子結晶の基礎
2.2 結晶化超分子間力
3. 側鎖結晶性ブロック共重合体を用いた表面改質機構
3.1 側鎖結晶性ブロック共重合体とは
3.2 側鎖結晶性ブロック共重合体の創製
~リビングラジカル重合によるブロック共重合体の作り方~
3.3 側鎖結晶性ブロック共重合体の基礎物性
4. ポリエチレンの表面改質・バイオマテリアル化技術
4.1 側鎖結晶性ブロック共重合体を用いた改質手法
~側鎖結晶性ブロック共重合体による高分子ブラシとその機能~
4.2 ポリエチレンの機能化・バイオマテリアル化事例
4.3 ポリプロピレン、PET、シリコーンへの適用
5. 大学発ベンチャーの紹介
6. まとめ
質疑応答
【キーワード】
結晶化超分子間力、高分子ブラシ、プラスチックー金属接着、難改質性プラスチック、バイオマテリアル、細胞培養
【講演者の最大のPRポイント】
講師は京都大学博士課程を卒業後、宇部興産(株)(現UBE)に入社し、基礎的な研究だけでなく機能性素材の開発・製品化を行い、その後(株)三菱総合研究所で多くの企業で技術コンサルをした、実務は教員である。大学においても数多くの企業と共同研究を行っており、また環境省や経済産業省とも規模の大きいプロジェクトのリーダーを経験している。特にプラスチックのマテリアルリサイクルでは、これまでの常識を覆す「物理劣化・物理再生理論」を提唱し、高度なリサイクルを実現できる「樹脂溜まり」プロセスを構築した。また結晶化超分子間力による難改質性高分子の画期的な表面改質技術を創製し、この研究では大学発ベンチャー企業が立ち上がっている。これらの研究成果により、2025年度の「高分子科学功績賞」を高分子学会から受賞している。
【習得できる知識】
・結晶化超分子間力の基礎
・高分子の結晶の基礎
・高分子ブラシの機能
・難改質性プラスチックの機能化技術