分子間相互作用による架橋を導入した機能性高分子素材の基礎と産業展開
~超分子材料の接着・接合・自己修復・強靭化・ソフトロボティクスへの応用~
★2026年8月27日WEBオンライン開講。【株式会社ユシロ:大﨑 基史氏】が、超分子架橋構造を駆使した高分子材料の学術的な基盤から、具体的な産業界への応用展開を解説します。
■本講座の注目ポイント
―高分子材料に新たな機能を付与する超分子設計―
従来の共有結合型架橋とは異なる「分子間相互作用」を利用した超分子材料は、自己修復性・高靭性・刺激応答性など新たな機能を実現する材料として注目されています。
本講座では、超分子架橋構造の基礎から、接着・接合、自己修復材料、ソフトロボティクス、機能性添加剤などへの応用展開と実装化動向について解説します。
- 株式会社ユシロ コーポレート本部 イノベーション推進部 先端技術開発兼新規原料管理担当 大﨑 基史 氏
●1名様 :55,000円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:22,000円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき22,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は22,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【時間】 10:30-16:30
【講師】株式会社ユシロ コーポレート本部 イノベーション推進部 先端技術開発兼新規原料管理担当 大﨑 基史 氏
【講演主旨】
電子デバイスや電気自動車、医療機器・器具、産業用素材、社会インフラ、生活周辺製品などの各分野で技術革新が進むなか、これらの急激な性能向上に対して、それを支える高分子素材(ポリマー素材)の性能向上は社会的急務である。高強度、高靭性、高耐久性、高追従性、高復元性、自己修復性など、高分子素材にはさらなる性能向上や抜本的な新機能付与が求められている。
また、SDGs等の世界動向からも、高分子材料の高耐久化、長寿命化、メンテナンスフリー化への対応も重要となってきている。これらの要求性能を満たすには、従来にはない分子設計・材料設計が必要であり、高分子鎖ネットワークの可逆性架橋化/可動性架橋化といったアプローチ(非共有結合による架橋)が近年盛んである。これにより、力学特性の向上のほか、自己修復性や選択的接着、異種材料接合、刺激応答性といった、これまでにない機能が実現されてきている。
本講演では、超分子架橋構造を駆使した高分子材料の近年の動向に触れつつ、学術的な基盤から具体的な産業界への応用展開(汎用材料への添加剤としての超分子)まで、俯瞰的に超分子材料の知識・ノウハウを習得することを目的とする。
【受講対象者】
①職歴問わず高分子素材開発者の方。ほか、技術・営業・企画等々の職域を問わず、高分子材料技術の動向に御興味をお持ちの方。
②業種も高分子産業の方に限らず、周辺部材としての高分子や新素材・新材料に御興味をお持ちの方。
【習得できる知識】
①ホストゲスト相互作用等の分子間力を駆使した架橋構造
(可逆的架橋・可動性架橋)を用いた高分子材料(超分子材料)に関する基礎的な知見
②超分子材料の最新の研究動向
(材料接着、自己修復、強靭化、複合材料化等)
③超分子材料の社会実装に向けた各種動向
(超分子材料の応用例、汎用樹脂向けの機能向上添加剤としての展開)
④具体的な適用例・実装化ノウハウ
【講演のキーワード】
高分子、架橋、接着、自己修復、超分子、ポリマー、エラストマー、ゲル、添加剤
【プログラム】
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1. 高分子の新材料について
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1-1. 重合反応とその制御
1-2. 共有結合による高分子の架橋
1-3. 分子間相互作用を利用した機能化
(1) 選択的接着による高分子材料の自己組織化
(2) 異種材料間の接着
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2. 超分子材料 ~ ホストゲスト相互作用による高分子ネットワーク
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2-1. 可逆性架橋構造
2-2. 可動性架橋構造
2-3. ホストゲスト架橋の複合ネットワーク化
2-4. 異種材料との複合化
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3. 自己修復材料開発について概観
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3-1. マイクロカプセルを用いた自己修復性材料
3-2. 光刺激を用いた自己修復性材料
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4. 可逆的結合を用いた自己修復性高分子材料の動向
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4-1. Deals-Alder反応を用いた自己修復性材料
4-2. 水素結合を用いた自己修復性材料
4-3. 金属配位を用いた自己修復性材料
4-4. 動的共有結合を用いた自己修復材料
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5. ホスト-ゲスト相互作用の自己修復性材料への展開 ~ 強靭化も見据えて
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5-1. ホスト-ゲスト相互作用を用いた自己修復材料の材料設計
5-2. ホストポリマーとゲストポリマーを用いた自己修復材料
5-3. ホスト-ゲストポリマーによる自己修復性機能
5-4. 犠牲結合が拓く力学特性
5-5. ゲルからバルク材料へ ~ あらゆるポリマーへの展開
5-6. 架橋点が自由に動く材料の力学特性
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6. 超分子材料研究の機能化最前線
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6-1. 超分子によるハイブリッド材料化
6-2. 刺激応答性素材
6-3. 超分子添加剤としての萌芽
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7. 超分子材料の産業界への展開
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7-1. 新規事業を成功させるまで
7-2. 自己修復材料の市場ニーズ
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8. 超分子材料の開発 ~モノマー合成から超分子材料ができるまで~
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8-1. ホスト、ゲスト分子の量産化
8-2. 強くて乾かない自己修復性ゲル「ウィザードゲル」の開発
8-3. 強度を飛躍的に向上させた自己修復性エラストマー「ウィザードエラストマー」の開発
8-4. 使用環境への配慮 ~ 無毒劇物化・疎水化
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9. 超分子材料の良さをあらゆる材料へ
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9-1. 汎用樹脂の機能性向上が可能なポリマー強化/機能化添加剤の開発
9-2. 超分子材料のニーズと取り組むべき方向性
9-3. 今後の展望
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
※前日のお申込みでも対応させていただきます(早めにご登録いただけると助かります)
※講演日にご参加が難しい場合は、録画視聴をご案内しますのでご相談ください