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アルミ電解コンデンサの最新技術・部材動向と導電性高分子とのハイブリッド化・耐熱性向上

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★アルミ電解コンデンサにつき構造、特徴、使用上の注意点など全般と、今後の技術動向を解説!

★アルミ電解コンデンサの電気的モデルと熱モデル(1D)の概要および、それらをマルチ化したマルチドメインモデル化することで,機器設計時に必要となる各種検証(コールドスタート,発熱量,コンデンサ寿命など)が一気にシミュレーションできることを紹介!

★益々需要が高まることが期待されるアルミ電解コンデンサの分野において,次世代材料を開発するための手掛かかりになるよう、電解コンデンサ用アルミ箔のエッチング挙動に及ぼす材料特性の影響をメカニズムにまで踏み込んで解説!

★低ESRと耐ショート性の優れたコンデンサであるハイブリッド型コンデンサの開発背景、製造方法、各方面からのアプローチについて最近の技術開発状況を紹介!

セミナー番号
S230335
セミナー名
アルミ電解コンデンサ
講師名
  • 第1部  特定非営利活動法人 サーキットネットワーク  理事長  梶田 栄 氏
  • 第2部  ルビコン株式会社  技術本部 設計部 副主幹設計員  向山 大索 氏
  • 第3部  株式会社UACJ  R & Dセンター 第三開発部 箔製品開発室 主幹 博士(工学)  大澤 伸夫 氏
  • 第4部  サン電子工業株式会社  技術本部 顧問  鹿熊 健二 氏
開催日
2023年03月23日(木) 10:30-17:05
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

定員:30名

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※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。


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【第1講】 電解コンデンサを中心とした 基礎・材料技術・低ESR化に向けた課題と応用展開

【時間】 10:30-11:45

【講師】特定非営利活動法人 サーキットネットワーク 理事長 梶田 栄 氏

【講演主旨】

 コンデンサは関係者以外の方にとって、見ても動きが無いため、興味をひかない電子部品です。ところが、その原理や機能は奥深いものがあります。その点を分かりやすく解説します。コンデンサの中でも見かけが大きく回路基板で目立つ存在がアルミ電解コンデンサです。そのアルミ電解コンデンサにつき構造、特徴、使用上の注意点など全般と、今後の技術動向を解説します。



 



【プログラム】

【キーワード】
1.コンデンサ
2.アルミ電解コンデンサ
3.低ESL
4.低ESR
5.低インピーダンス
6.長寿命化
7.高分子アルミ固体電解コンデンサ

【講演ポイント】
SDGsやCO2削減を叫ばれている現代社会において、エネルギー供給が最大の課題となっている。電気エネルギーを供給するうえで重要な役割を果たしているのが、コンデンサでありその中でも電解コンデンサである。講演を通じて電解コンデンサの特徴(メリット デメリット)が理解できるようわかりやすく解説する。

【プログラム】    
1.コンデンサの基本
 1-1 コンデンサの基本性質
 1-2 コンデンサの働き
 1-3 コンデンサの種類
2.アルミ電解コンデンサ
 2-1 アルミ電解コンデンサの構造と原理
 2-2 アルミ電解コンデンサの外形形状
 2-3 アルミ電解コンデンサの製造工程
 2-4 アルミ電解コンデンサの特徴
 2-5 高分子アルミ固体電解コンデンサ
3.アルミ電解コンデンサの技術課題
 3-1 仕様上の注意事項
 3-2 技術課題
4.アルミ電解コンデンサの動向
 4-1 小型化
 4-2 低インピーダンス化
 4-3 長寿命化
 4-4 電気的性能および機械的性能向上
 4-5 安全性向上 その他
5.ポリマー・導電性高分子を活用したアルミ電解コンデンサの動向
 5-1 導電性高分子の活用
 5-2 大電流化対応
 5-3 耐熱性向上
6.パワー半導体
 6-1 パワー半導体とは
 6-2 パワー半導体の課題と今後
7.Q&A

【質疑応答】

【第2講】 アルミ電解コンデンサの電気・熱マルチドメインモデルについて

【時間】 12:45-14:00

【講師】ルビコン株式会社 技術本部 設計部 副主幹設計員 向山 大索 氏

【講演主旨】

 昨今,モデルベース開発(MBD)が注目され導入が進んでいる。MBDを具現化するには,その目的(設計検証)にあった詳細度の部品モデルが必要となる。そのような背景から,アルミ電解コンデンサの電気・熱のマルチドメインモデルの検討を行い,簡易的な燃料噴射装置へ実装しシミュレーションを行った。本講演では,そのコンデンサモデルと燃料噴射装置モデルについて解説し,電気・熱のマルチシミュレーションによってアルミ電解コンデンサに関わる多数の設計検証事項を一度に行えることを説明する。



【プログラム】

【キーワード】
アルミ電解コンデンサ,寿命推定,アルミ電解コンデンサのインピーダンス特性,アルミ電解コンデンサのマルチドメインモデル,燃料噴射装置

【講演ポイント】
・アルミ電解コンデンサの電気的モデルと熱モデル(1D)の概要が理解できます。また,それらをマルチ化したマルチドメインモデル化することで,機器設計時に必要となる各種検証(コールドスタート,発熱量,コンデンサ寿命など)が一気にシミュレーションできることを紹介します。

【習得できる知識】
・アルミ電解コンデンサのインピーダンス特性について理解できます。
・アルミ電解コンデンサの電気的モデルの考え方が習得できます。
・アルミ電解コンデンサの最も簡単な過渡熱モデルを紹介します。
・アルミ電解コンデンサの電気・熱のマルチドメインモデルによる設計検証上のメリットを実感できます。


【プログラム】
1. アルミ電解コンデンサのマルチドメインモデルについて
 1.1 インピーダンスモデル(LCRモデルと詳細モデル)
 1.2 熱モデル
 1.3 寿命計算モデル
2.燃料噴射装置のモデル化について
3.燃料噴射装置システムシミュレーションへの実装とその評価結果
 3.1 発熱量と上昇温度推定
 3.2 寿命消費率計算
 3.3 低温サージの比較(LCRモデル/詳細モデル)
4. 今後の課題について

【質疑応答】


【第3講】 アルミ電解コンデンサ用アルミ箔の材料開発と表面技術

【時間】 14:10-15:40

【講師】株式会社UACJ R & Dセンター 第三開発部 箔製品開発室 主幹 博士(工学) 大澤 伸夫 氏

【講演主旨】

 電解コンデンサ用アルミ箔は表面積拡大のために直流または交流エッチングが施される。直流エッチングではトンネルピットがアルミニウム金属素地の<100>方向に成長を続けるため,立方体方位を増加させた材料が使用される。ピット分布には鉛を中心とする微量成分の拡散による表面偏析や酸化皮膜の結晶化が大きな影響を及ぼす。一方,交流エッチングではアノード半サイクルとカソード半サイクルの繰り返しにより,海綿状のピットが成長する。ピットの伝播性はアルミ箔のバルク成分や転位の影響を強く受ける。本講座では,これらの材料開発と表面技術のポイントを解説する。


【プログラム】

【キーワード】
アルミ電解コンデンサ,高圧箔,低圧箔,高純度アルミ箔,電解エッチング,エッチピット


【講演のポイント】
 電解コンデンサ用アルミ箔のエッチング挙動に及ぼす材料特性の影響をメカニズムにまで踏み込んで解説する。本講演を通じ,益々需要が高まることが期待されるアルミ電解コンデンサの分野において,次世代材料を開発するための手掛かりにして頂きたい。


【習得できる知識】
 電解コンデンサ用アルミ箔のエッチング挙動に関する電気化学的メカニズムの知識。
 圧延材料の表面を理解することで電解コンデンサ用アルミ箔の材料特性に及ぼす製造プロセスの影響を把握することができる。


【プログラム】  
1.アルミ箔の表面ならびに断面観察
 1-1 観察方法
 1-2 加工方法
2.ピット発生ならびに成長挙動
 2-1 代表的研究の年代的系譜
 2-2 直流エッチング挙動
 2-3 交流エッチング挙動
3.材料とエッチング挙動
 3.1 高圧箔
 3.2 低圧箔
4.圧延材料における鉛の表面偏析
5.まとめ

【質疑応答】


【第4講】 導電性高分子ハイブリッドタイプのアルミ電解コンデンサの開発と今後の展望

【時間】 15:50-17:05

【講師】サン電子工業株式会社 技術本部 顧問 鹿熊 健二 氏

【講演主旨】

 近年、CASEの進化に伴い、それに使用されるコンデンサには小型、大容量で低ESR、長寿命化の要求が益々強くなっています。そのようなコンデンサとして固体コンデンサが知られていますが、固体コンデンサでは陽極箔上に誘電体皮膜の修復に乏しい導電性高分子が使用されているため、漏れ電流が高くなりやすく、ショートに至るものもありました。本セミナーでは低ESRと耐ショート性の優れたコンデンサであるハイブリッド型コンデンサの開発背景、製造方法、各方面からのアプローチについて最近の技術開発状況を紹介します。



【プログラム】

【キーワード】
自動車のCASEという技術革新も見据えて
1.電子機器の小型化・薄型化・軽量化に貢献
2.電子機器の高性能化・高信頼性化に貢献
3.高密度実装化・基板面積の縮小化に貢献

【講演のポイント】
講演者について
講演者は1974年に三洋電機に入社以来、一貫して電解コンデンサの開発に関わり、各種のコンデンサの開発に従事し、ハイブリッドコンデンサを開発した経験を活かし、今後の具体的な課題や展望について紹介が可能。

【習得できる知識】
ハイブリッド型電解コンデンサに関する知識やその全体像。
車載用部品の位置づけにおける、ハイブリッド型電解コンデンサに対しての要求動向。

【プログラム】
1.ハイブリッド型コンデンサの開発の背景
 1-1 各種コンデンサの特徴
 1-2 市場の要求
2.ハイブリッド型コンデンサの製造方法
 2-1 ポリピロール素子内重合法
 2-2 PEDOT:PSS素子内重合法
 2-3 PEDOT:PSS分散液含浸法
3.ハイブリッド型コンデンサの特性
 3-1 高耐圧化
 3-2 低漏れ電流化
 3-3 低ESR化
4.今後の展望
 4-1 開発トレンド
 4-2 生産実績および今後の需要予測

【質疑応答】     

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