【 LIVE配信・WEBセミナー】

車載型太陽電池の最新技術動向と将来展望 ~未来の無充電EVに向けた課題とは~

≪こちらはWEB講座のお申し込みURLになります≫

★トヨタ自動車および日産自動車の太陽電池搭載自動車の走行試験結果をまじえて、太陽電池搭載自動車のインパクトおよび車載用高効率太陽電池の研究開発状況を報告!

★実用化の可能性が急速に高まりつつある太陽電池搭載車の優位性と課題を明確にしつつ、PV搭載車の発電/電力消費エネルギーバランスの解析についても紹介!

★車両に搭載した太陽電池の走行時の発電電力および魚眼画像から建物分布を求め車両上日射量を推定するモデルについて解説!

セミナー番号
S230537
セミナー名
車載型太陽電池
講師名
  • 第1部  豊田工業大学  名誉教授 招聘研究員  山口 真史 氏
  • 第2部  早稲田大学    廣田 壽男 氏
  • 第3部  国立大学法人宮崎大学    太田 靖之 氏
開催日
2023年05月31日(水) 10:30-15:25
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
※ 銀行振り込みをご選択ください。お支払いは会社のご都合で講座前日に間に合わない場合、開催月翌月末あたりまでお待ち申し上げます。
※ お申し込み後、受講票と請求書が自動で返信されます。請求書記載の銀行口座に沿って、お振り込みをお願いします。また請求書に記載の「株式会社」や「(株)」「会社名」はお客様の記入通りの表記になりますので、ご希望の形式で記載をお願いします。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します
※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。


キャンセルポリシー・特定商取引法はこちら
セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)

全てを見る

【第1講】 太陽電池の車載応用に向けた最近の動向

【時間】 10:30-11:45

【講師】豊田工業大学 名誉教授 招聘研究員 山口 真史 氏

【講演主旨】

 輸送分野のCO2排出量は、約20%で、乗用車が半分を占める。CO2削減が期待できる電気自動車は、km走行当たり約60gのCO2を排出し、クリーンとは言えない。太陽電池搭載により、60%以上のCO2削減が期待できる。講演では、太陽電池搭載自動車によるCO2削減効果に加え、充電コスト削減効果についても言及する。効率35%以上の太陽電池モジュールを実現することにより、平均日射条件下で、一日30km以上の走行が可能で、わが国の乗用車の一日の平均走行距離24kmを超え、乗用車のほとんどのドライバーが満足すると考えている。トヨタ自動車および日産自動車の太陽電池搭載自動車の走行試験結果をまじえて、太陽電池搭載自動車のインパクトおよび車載用高効率太陽電池、特に、ペロブスカイトを含むSiタンデム太陽電池の研究開発状況を紹介する。


【プログラム】

1.太陽電池搭載自動車の必要性
 1-1 CO2削減効果
 1-2 太陽電池搭載自動車の開発動向
2.車載用として高効率太陽電池のインパクト
 2-1  CO2削減効果
 2-2 充電コスト削減稿
 2-3 走行距離の延長効果
3.トヨタ自動車、日産自動車の太陽電池搭載自動車の走行試験の概要
 3-1 走行距離の概要
 3-2 CO2削減効果の概要
 3-3 課題
4.車載用高効率太陽電池の研究開発状況
 4-1 高効率化、低コスト化の必要性
 4-2 Siタンデム太陽電池の高効率化
 4-3 車載用太陽電池の温度上昇
 4-4 部分日影に強い太陽電池モジュルの開発
5.今後の展望
 5-1 市場規模
 5-2 課題
 5-3 今後の展開

【質疑応答】


【キーワード】

太陽電池搭載自動車、電気自動車よりCO2削減効果が大、高効率・低コスト太陽電池、ペロブスカイトを含むSiタンデム太陽電池の開発、トヨタ自動車、日産自動車の太陽電池搭載自動車の走行試験の概要


【講演のポイント】

太陽電池搭載自動車は、電気自動車より大幅なCO2削減効果がい期待できる。効率35%以上の太陽電池モジュールを実現することにより、平均日射条件下で、一日30km以上の走行が可能で、わが国の乗用車の一日の平均走行距離24kmを超える。トヨタ自動車および日産自動車の太陽電池搭載自動車の走行試験結果をまじえて、太陽電池搭載自動車のインパクトおよび車載用高効率太陽電池の研究開発状況を報告する。


【習得できる知識】

太陽電池搭載自動車の必要性および開発動向を把握できる。
トヨタ自動車および日産自動車の太陽電池搭載自動車の走行試験の概要も把握できる。
車載用高効率太陽電池、特に、ペロブスカイトを含むSiタンデム太陽電池の研究開発動向を把握できる。


【第2講】 乗用車における車載太陽電池システムの実現可能性に関する研究 -走行条件による車両エネルギーバランスに及ぼす影響―

【時間】 12:45-14:00

【講師】早稲田大学  廣田 壽男 氏

【講演主旨】

 太陽電池(PV)を搭載し,その発電電力で走行するPV搭載車の実用性を明らかにするため、(1)乗用車ユーザーを対象とした車両利用状況と日射量に関する調査、(2)小型PVを搭載したEVによる車両日射量計測試験、(3)車両電力消費とPV発電量のエネルギーバランス計算モデルの開発を行った。1年間8760時間の1時間毎のエネルギー計算から、車両の走行・駐車条件と気象条件による影響を評価した。乗用車では駐車時における建物など日陰のPV発電量への影響が大きいが、青空駐車の多い車両では定格出力1kWの車載PVで年間約5,000km走行が可能となり、CO2排出量(発電時を含む)を大幅に削減できると推定される。



【プログラム】

1.    まえがき:研究の背景と目的
2.    乗用車への太陽光発電システム搭載の可能性
 2.1.    車両条件による車両日射量への影響の検討
  (1)    マーケット調査
  (2)    車両試験:車両日射量、EV消費電力の計測
 2.2.    PV搭載車の発電/電力消費エネルギーバランスの解析
3.    商用車への太陽光発電システム搭載の可能性
 3.1.    福島県におけるコミュニティバス車両試験:車両日射量、EV消費電力の計測
 3.2.    シミュレーション計算モデル開発:EV電力消費への影響要因の解析
4.    産総研における車載太陽光発電システムの研究開発
 4.1.    PV搭載路線バス
 4.2.    商品配送車実証試験
 4.3.    コミュニティバス実証試験
 4.4.    PVEVシステム設計技術(ツール)の開発
5.    まとめ
【質疑応答】


【キーワード】
ソーラーカー、PV搭載車、実用化、太陽電池、PV、ソーラーパネル、PV、電気自動車、EV、電池、バッテリ、リチウムイオン電池、リチウムイオンバッテリ、CO2削減、カーボンニュートラル

【講演ポイント】
PV搭載車は技術的難易度が高く実用化は困難と考えられてきたが、近年のPVとバッテリ、エレクトロニクスの大幅な技術進化により実用化の可能性が急速に高まりつつある.その優位性と課題を明確にし,実現にむけた具体的な活動が重要である。

【習得できる知識】
・自動車における太陽電池PV技術の適用の重要性
・太陽電池、バッテリの最近の技術進化
・PV搭載車のメリットおよび今後解決すべき課題
・エネルギー消費削減、CO2排出量削減の効果


【第3講】 車載用高効率太陽電池の開発および走行時における発電量評価

【時間】 14:10-15:25

【講師】国立大学法人宮崎大学  太田 靖之 氏

【講演主旨】

 電気自動車などに直接取り付けられた車載用太陽電池は、刻一刻と変化する周辺建物の影響を受ける。建物による影は、車載太陽電池を部分的に覆い(部分日影)、その結果、車載用太陽電池の発電量を低下させる。また、車載太陽電池からの発電量を予測する場合、周辺建物の影響を定量的に明らかにする必要がある。本講座では、車両に搭載した太陽電池の走行時の発電電力について述べる。また、魚眼画像から建物分布を求め車両上日射量を推定するモデルについて述べる。



【プログラム】

1.従来の太陽電池と車載太陽電池と違い
2.走行中車両が受ける日射量について
3.車両に搭載した太陽電池の発電量評価
4.車両形状(曲面形状)の影響
5.魚眼画像による建物分析
6.車載用太陽電池の発電量モデル

【質疑応答】


【キーワード】
車載用太陽電池、発電量評価、曲面形状

【講演ポイント】
太陽電池や日射計を車両に取り付け、実際の走行条件における発電量評価を実施している。魚眼画像などの従来の太陽電池評価では使わなかったツールを使い太陽電池評価、特に走行時の発電量評価について述べる。

【習得できる知識】
走行条件による車載用太陽電池の発電特性


お申込み

お申込み人数
支払い方法
領収書
小計
44,000円
セミナー回数券

回数券をお持ちの場合は使用する回数券を選択してください

セミナー回数券購入希望の方はこちら
クーポンコード

クーポンコードをお持ちの場合は入力してください

備考

※セミナーへのお申し込みには事前に会員登録 が必要です。

※会員登録がお済みの方は、こちら よりログインしてください。

セミナー検索条件
キーワード
セミナー形態
分野
カテゴリー
開催年