太陽光発電パネル・モジュールにおけるリサイクル技術と課題・将来展望と国内外最新動向
~金属・高純度ガラス回収・セル/バックシート部材・熱分解処理・高度選別技術~
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※時間帯の設定に誤りがございました。謹んで訂正いたします10:30ー16:30→10:45ー17:00(6月22日)
★太陽光パネル導入量と予測廃棄量の動向とは?将来的な見通しとは?日本、欧州、米国などの太陽電池モジュールリサイクル動向とは?
★パネルの特赦破砕・選別法、破砕・選別技術の高効率プロセスとは?
★ガラス、セル/バックシート、フレームなど使用済み太陽光パネル処分の課題とは?パワーコンディショナのリサイクルとは?
- 第1部 早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 大学院 創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻 教授 大和田 秀二 氏
- 第2部 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
- 第3部 株式会社新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画リスク管理本部/本部長 守谷 大輔 氏
- 第4部 近畿電電輸送株式会社 リサイクル事業部 岩﨑 竜己 氏
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
※ 銀行振り込みをご選択ください。お支払いは会社のご都合で講座前日に間に合わない場合、開催月翌月末あたりまでお待ち申し上げます。
※ お申し込み後、受講票と請求書が自動で返信されます。請求書記載の銀行口座に沿って、お振り込みをお願いします。また請求書に記載の「株式会社」や「(株)」「会社名」はお客様の記入通りの表記になりますので、ご希望の形式で記載をお願いします。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します
※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
【第1講】 太陽光発電パネル・モジュールにおけるリサイクル技術と将来展望
【時間】 10:45-12:00
【講師】早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 大学院 創造理工学研究科 地球・環境資源理工学専攻 教授 大和田 秀二 氏
【講演主旨】
【講演主旨】
講演では,日本の各種PVパネルリサイクル技術を俯瞰してその長短所を比較し,今後の技術開発の方向性を示すとともに,具体的な事例の詳細を口述する
【講演キーワード】
太陽光発電設備,リサイクル,金属回収,高純度ガラス回収,特殊破砕・選別
【講演のポイント】
講演者は,10年以上にわたりNEDOのPVパネルリサイクル技術開発推進委員長として多くのPVリサイクル技術開発の推進に関わっており,また自身で各種企業と共同でその技術開発を行っている。
【習得できる知識】
PVパネルリサイクル技術開発の国内外における現状と課題を把握し,各種技術の特徴を理解できる。また,PVパネルからの金属および高純度ガラス回収のための各種プロセスの基本原理と新技術を知ることができる。
【プログラム】
【第2講】 海外における使用済み太陽電池モジュールリサイクル等推進に向けた取り組み
【時間】 13:00-14:15
【講師】みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
【講演主旨】
太陽電池モジュールリサイクル等の使用後処理への取り組みは欧州が先行し、日本も含む各国においても様々な取り組みが開始されている。リサイクル等適正処理の重要性は広く認識され始めており、国際機関等からの情報発信も積極的に行われている。本講演では、欧米等における太陽電池モジュールリサイクルの動向について概説する。
【プログラム】
【第3講】 太陽光パネルリサイクルシステム~熱分解処理と高度選別技術
【時間】 14:30-15:30
【講師】株式会社新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画リスク管理本部/本部長 守谷 大輔 氏
【講演主旨】
使用済み太陽光パネルのリサイクル(資源循環)を促進することを目的に、廃棄された太陽光パネルの樹脂成分を熱分解処理後、素材毎に回収する高度選別技術を環境省実証事業において開発した。本システムでは高度選別により、金属(アルミ、銅、銀)は精錬会社へ素材原料として、又ガラスは高品位ガラス原料として回収、有価物として販売することが可能。環境改善効果はCO2削減量で評価し削減効果があることが確認できた。更に水平リサイクルによる資源循環率向上は、マテリアルリサイクルの観点で大変重要である。本講演ではその処理技術を紹介する。
【講演キーワード】
太陽光パネル リサイクル 資源循環
【プログラム】
1.太陽光パネル導入量と予測廃棄量
2.新菱方式太陽光パネルリサイクルシステムについて
3.本格設備概要
4.まとめと今後の展望
【第4講】 太陽光モジュール廃棄の実情と処理について
【時間】 15:45-17:00
【講師】近畿電電輸送株式会社 リサイクル事業部 岩﨑 竜己 氏
【講演主旨】
太陽光モジュールのリサイクルを行うにあたり、未来の環境づくりに貢献するため、環境に悪影響を及ぼさないよう処分を行う事、そして限りある資源を、埋立や廃棄することが無いように、有効に再利用することを目的とするため、今やらなければいけないこと、考えないといけないことを把握できる講演内容としている。2019年4月に事業を立ち上げてから、モジュールのリサイクル処分を始めて、様々な課題等が見つかった。
本日はそんな課題や現状を実際の経験や実例を元に講演を行う。
【講演キーワード】
太陽光パネル PVモジュール リサイクル 廃棄 処理 処分 相談 問題 今後 契約 課題 ゼロエミッション カーボンニュートラル 再エネ FIT FIP 発電所
【講演のポイント】
講演者:事業を立ち上げてから、現在もお客様の様々な悩みや相談を受けてきました。廃棄のことだけでなく、お客様は何をしないといけないのか、何に気を付けないといけないか等、一人一人のお声を受け、一緒に解決してきました。太陽光モジュールに係る様々な課題の解決に微力ながら力になれるよう今も勉強中です。
【習得できる知識】
・太陽光モジュールの様々な課題
・廃棄の際に必要となる、具体的な事務処理
・太陽光モジュールリサイクルの現状
【プログラム】
1.会社紹介
2.太陽光モジュールの廃棄や現状について
2-1 太陽光パネル大量廃棄問題について
2-2 使用済み太陽光パネルの廃棄予測
2-3 使用済み太陽光パネル廃棄の実態-お客様の声から
2-4 使用済み太陽光パネル処分の課題
2-4-1 ガラス
2-4-2 セル/バックシート
2-4-3 フレーム
2-5 太陽光パネルを廃棄する際の留意点
2-5-1 マニフェストについて
2-5-2 処分会社に提供する情報について
3.太陽光モジュール以外の廃棄(パワコン・蓄電池等)について
3-1 パワーコンディショナのリサイクルについて
3-2 蓄電池のリサイクルについて
4.太陽光モジュールリサイクル適正処理事業者との協業について