【 LIVE配信・WEBセミナー】

ヘルスケアビジネスに新たな潮流を生むウェアラブルエレクトロニクス技術と国際標準化

※第4部の講師のご講演は急遽中止となりました。ご講演資料につきましては配布させていただくことが可能となっておりますので、ご了承いただけましたら幸いでございます。

≪こちらはWEB講座のお申し込みURLになります≫

■本セミナーの主題および状況

→【ウェアラブルデバイス】は、身に着けることができる電子デバイスの総称であり、身体に装着したり着用したりすることができ、【ヘルスケア用途】とはじめ、さまざまな目的で使用されます。

→【標準(規格)】は産業界におけるルール作りであり、ルールを制することはビジネスを制することにつながると考えられております。最近では、市場が立ち上がる前に大まかなルール(標準=規格)を作ってしまおう、という考え方が主流になってきております。すなわち産業での主導権争いが、市場の場からルール作りの場に移ってきている訳であり、これは逆に見れば、ルール作りの場に身を置くことにより、今後の市場の方向性を見定めることができることを意味します。

■注目ポイント

★ヘルスケアビジネスにおけるウェアラブルエレクトロニクス機器、特に衣服型デバイス(E-Smart Textiles)の役割および世界各国、国際業界団体のヘルスケアビジネスにおける戦略、それに対する日本の状況について解説!

★衣服型デバイスを実現するためのE-Smart Textiles技術と国際標準についてご紹介!

★ウェアラブルデバイスを用いたバイタル計測技術についてご紹介!

★自立生活支援を実現するための、複数のウェアラブル機器を統合的に扱うネットワーク技術についてご紹介!

セミナー番号
S231234
セミナー名
ウェアラブルデバイス標準化 ヘルスケアビジネス
講師名
  • 第1部        IEC/TC124/WG2 (E-textiles)Convenor 前田 郷司 氏
  • 第2部  クラレトレーディング株式会社  機能材事業部 技術開発グループ  秋庭 英治 氏
  • 第3部  ユニオンツール株式会社   生産技術部/副部長  篠崎 亮 氏
  • 第4部  広島市立大学  医用情報科学専攻 医用情報通信研究室/教授  田中 宏和 氏
開催日
2023年12月04日(月) 10:00-16:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

定員:30名


※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【第1講】 ウェアラブル、フレキシブルエレクトロニクスの国際標準化動向から 読み解く新たなヘルスケア技術の潮流

【時間】 10:00-12:00

【講師】    IEC/TC124/WG2 (E-textiles)Convenor 前田 郷司 氏

【講演主旨】

 標準(規格)は産業界におけるルール作りであり、ルールを制することはビジネスを制することにつながると考えられている。多少年配の方であれば、ヴィデオ録画機器においてベータ方式にするかVHS方式にするかで悩んだ経験をお持ちであろう。この事例は、一般消費者に直接関係する商品であったために広く関心を集めたが、実は産業界においては同じような争いは数多く知られている。
 最近では、このような争いを避けるために、市場が立ち上がる前に大まかなルール(標準=規格)を作ってしまおう、という考え方が主流になってきている。すなわち産業での主導権争いが、市場の場からルール作りの場に移ってきている訳であり、これは逆に見れば、ルール作りの場に身を置くことにより、今後の市場の方向性を見定めることができることを意味する。
 本セミナーでは、最初に私から
・ヘルスケアビジネスにおけるウェアラブルエレクトロニクス機器、特に衣服型デバイス(E-Smart Textiles)の役割
・世界各国、国際業界団体のヘルスケアビジネスにおける戦略、それに対する日本の状況
 について解説させていただき、次いで各分野の専門家の方々から
・衣服型デバイスを実現するためのE-Smart Textiles技術と国際標準
・ウェアラブルデバイスを用いたバイタル計測技術
・自立生活支援を実現するための、複数のウェアラブル機器を統合的に扱うネットワーク技術
について紹介を頂く。


【プログラム】

1.はじめに
    本セミナーの趣旨と全体構成について
2.国際標準化
    標準(=規格)とは
    標準(規格)はどのようにして作られるのか?
    WTO協定
    標準化をうまく活用した例、逆に標準化をうまく「利用されてしまった事例
3.ヘルスケア、ウェアラブルエレクトロニクスに関する国際標準化
    CEN,ISO、IEC、ASTM、IPC、AATCC、SEMI
4.衣服型ウェアラブルデバイスの実例と、活用例
    衣服型ウェアラブルデバイスの開発事例
    衣服型ウェアラブルデバイスによるバイタル測定と、結果のフィードバックの事例
5.欧州におけるウェアラブルエレクトロニクスの研究開発動向、標準化動向
    CENにおける初期の調査研究とISOへの展開
    欧州各地で行われている公的資金による研究開発
6.米国におけるヘルスケアビジネスの動向
    CTA(米国家電協会)における標準化
    IPCによるE-Textilesの標準化
    SEMIが主導するFHE(Flexible Hybrid Electronics)
7.そのほかの国、地域の動向、および日本の対応    
8.まとめ

【質疑応答】


【キーワード】

ヘルスケア、ウェルビーイング、ウェアラブル、エレクトロニクス、標準、規格、ISO,IEC,IPC,SEMI,JIS、E-Textiles、E-テキスタイル、Smart Textiles、スマートテキスタイル、フレキシブル ハイブリッド エレクトロニクス

【講演のポイント】

標準化(規格化)活動は、市場立ち上がりの前段階における産業のルール作りの場となっている。講演者はフレキシブルエレクトロニクス分野、ウェアラブルエレクトロニクス分野の研究開発に従事するとともに、国内外の複数の業界団体に跨った標準化活動に深く参画しており、そこから水面下での、各国、各団体の市場形成に向けての思惑を知ることができる立場にある。


【習得できる知識】

標準(規格)に関する基礎的な知識
ヘルスケア、ウェアラブルエレクトロニクス、フレキシブルエレクトロニクスに関する国際標準化動向
同分野における欧州における公的研究の動向
同分野における米国業界団体の思惑
同分野における日本国内の対応
衣服型ウェアラブルデバイス
ヘルスケアビジネスにおけるウェアラブルデバイスの活用


【第2講】 衣服の電子化を実現するためのE-textiles技術と標準化

【時間】 13:00-14:00

【講師】クラレトレーディング株式会社 機能材事業部 技術開発グループ 秋庭 英治 氏

【講演主旨】

 ウエアラブルエレクトロニクスに用いられる導電性衣料の基本素材である「導電糸」と「導電布」につき、その基本性能の評価方法を定めた国際規格の内容につき解説する。さらに、ウエアラブルエレクトロニクスに関する国際規格は、IEC/TC124とISO/TC38にて進められており、基本的な技術背景の異なるこれらの団体が、重複する規格とならないように相互に協力し合って国際規格化を進めるJWG(ジョイントワーキング)の実態についても紹介する。


【プログラム】

[1] IEC/TC124について
   国際組織であるIEC/TC124(ウエアラブルエレクトロニクス)について
[2] IEC/TC124/WG2(E-Textile)活動状況
   WG2の扱うE-Textileに関する国際規格の進捗状況について
[3] 導電糸の規格
   規格の内容とポイント
[4] 導電布の規格
   規格の内容とポイント
[5] ISO/TC38(スマートテキスタイル)とのコラボレーション
   コラボレーションの必要性と成功事例について

【質疑応答】


【キーワード】

導電糸、導電布、導電生地、ウエアラブル、電子、衣料


【講演ポイント】

基本素材である「導電糸」と「導電布」の国際規格に定める測定項目が、実際の製品設計にどのように役に立つのかを学ぶことができます。また、IECとISOとの国際的な協力関係も、興味深いトピックスです。


【習得できる知識】

・「導電糸」「導電布」の各測定方法に関する国際規格の内容とその意味


【第3講】 小型心拍センサの応用と衣服型ウェアラブル電極の活用

【時間】 14:10-15:10

【講師】ユニオンツール株式会社  生産技術部/副部長 篠崎 亮 氏

【講演主旨】

 センシングデバイスの小型化が進行する中で、人の活動を総合的に記録・発信する能力を持った小型センサの利用が始まっています。これらの小型センサはウェアラブルとして利用可能であり、日常生活の中での行動、環境、精神状態を記録することができます。したがって、ヘルスケア分野における健康管理や健康増進だけでなく、安全管理の分野でもその利用が期待されています。本講演では、心拍間隔と3軸加速度の測定が可能で、内蔵温度計を持つ小型心拍センサmyBeatシリーズの仕様と応用について説明します。さらに、日常生活中の測定負荷を軽減するための、このセンサと接続可能なウェアラブル電極についても述べます。


【プログラム】

1. 心拍間隔ゆらぎと自律神経について
2. 心拍センサmyBeat WHS-1, WHS-3の仕様
3. 心拍センサの応用、サービス実施例
 3.1 心拍間隔から算出される様々な指標
 3.2 運転時眠気検出
 3.3 見守りシステム
 3.4 リハビリ、スポーツ
4. 研究事例
 4.1 睡眠時無呼吸症候群 (SAS)検出
 4.2 心房細動(AF)検出
5. ウェアラブル電極
 5.1 脱着可能デバイスとe-textile
 5.2 接続のためのスナップファスナー
 5.3 IEC TR 63203-250-1:2021の解説


【質疑応答】


【キーワード】

ウェアラブル、心拍変動、健康管理、安全管理、心拍間隔、3軸加速度、ウェアラブル電極、e-Textile、標準化、スナップファスナー、myBeat


【講演のポイント】

・myBeatシリーズは、心拍数、体表温、3軸加速度等の遠隔モニタリングが可能なウェアラブルセンサ。
・日常の健康・安全管理に幅広く対応し、自律神経の状態や心房細動も検出可能。
・測定負荷を軽減するウェアラブル電極のコネクタ標準化に動向。


【習得できる知識】

・小型心拍センサの性能と活用の方法
・心拍間隔の解析によって何が可能か、研究分野にはどのようなものがあるか
・脱着可能デバイスとe-textileの接続に関する標準化状況


【第4講】 ウェアラブルデバイスから得られる生体情報を統合的に処理するためのネットワーク技術(仮題)

【時間】 15:20-16:30

【講師】広島市立大学 医用情報科学専攻 医用情報通信研究室/教授 田中 宏和 氏

【講演主旨】

※現在講師の先生にご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたします。

【プログラム】

※現在講師の先生にご考案いただいております。完成次第本ページを更新いたします。


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