ペロブスカイト太陽電池の最新の技術開発動向・高性能化・応用展開・今後の展望
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※諸事情により、第2部の講演に関しては資料配布が出来ませんので、この点ご承知おきください。
★錫系ペロブスカイト太陽電池の問題点とその解決指針を我々の研究結果を含めて総括し、将来を展望していただく!
★世界初の「軽くて曲げられるペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池」について紹介!
★ペロブスカイト太陽電池の作製方法及び耐久性試験結果等、製品形態に近いモジュールデバイスにおける技術について紹介!
- 第1部 国立大学法人東京大学 大学院総合文化研究科広域科学専攻長 教授(東大先端研兼務/東大工化学システム工学兼務) 瀬川 浩司 氏
- 第2部 国立大学法人電気通信大学 i-パワードエネルギーシステム研究センター 特任教授 早瀬 修二 氏
- 第3部 東京都市大学 理工学部 電気電子通信工学科/大学院総合理工学研究科 電気・化学専攻 電気電子工学領域 教授 石川 亮佑 氏
- 第4部 株式会社リコー 先端技術研究所 IDPS研究センター PV-PT 田中 裕二 氏
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【第1講】 軽量ペロブスカイト太陽電池の高性能化(仮)
【時間】 13:00-14:00
【講師】国立大学法人東京大学 大学院総合文化研究科広域科学専攻長 教授(東大先端研兼務/東大工化学システム工学兼務) 瀬川 浩司 氏
【講演主旨】
※現在作成中でございます。
【プログラム】
【第2講】 鉛を含まないペロブスカイト太陽電池 ※諸事情により、資料配布が出来ませんので、この点ご承知おきください。
【時間】 14:10-15:25
【講師】国立大学法人電気通信大学 i-パワードエネルギーシステム研究センター 特任教授 早瀬 修二 氏
【講演主旨】
バンドギャップが1.55-1.6 eVの鉛系ハロゲン化ペロブスカイト太陽電池の理論効率は30%程度であり現在25.5%に達している。バンドギャップが1.2-1.4 eVの錫系ペロブスカイト太陽電池の理論効率は33%であり、鉛ペロブスカイト太陽電池の効率を超えることが期待される。まだ効率の絶対値は低いが、年々効率は向上しており高効率化の糸口が見えつつある。錫系ペロブスカイト太陽電池の問題点とその解決指針を我々の研究結果を含めて総括し、将来を展望する。
【キーワード】
太陽電池、ペロブスカイト、鉛フリー、錫、欠陥、高効率、パッシベーション、ゲルマニウム
【習得できる知識】
ペロブスカイト太陽電池の基礎、作製方法、錫系ペロブスカイト太陽電池の問題点、解決指針
【プログラム】
1.ペロブスカイト太陽電池の基礎
1-1 構造、作製方法
1-2 発電機構
1-3 高効率をもたらす理由
2.錫系ペロブスカイト太陽電池
2-1 構造、作製方法
2-2 発電機構と効率低下をもたらす原因
2-3 効率向上指針
3.タンデム太陽電池
3-1 構造、
3-2 タンデム太陽電池の中での錫系ペロブスカイト太陽電池の位置づけ
3-3 現状と問題点
【質疑応答】
【第3講】 軽くて曲げられるペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池
【時間】 15:35-16:20
【講師】東京都市大学 理工学部 電気電子通信工学科/大学院総合理工学研究科 電気・化学専攻 電気電子工学領域 教授 石川 亮佑 氏
【講演主旨】
近年、変換効率の向上に向け、異なる種類の太陽電池を重ね合わせて発電する「タンデム型太陽電池」の開発が世界的に加速しており、ペロブスカイトとシリコンの組み合わせでは、30%以上の変換効率が達成されています。一方、通常この組み合わせでは、ボトムセルに200μm程度の厚さがあるシリコンウエハーを用いるため、ペロブスカイトの特徴である薄くて曲がるという特性が活かされません。そこでボトムセルであるシリコンヘテロ接合太陽電池の厚さを曲がるほど薄くすることで「ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池」にフレキシブル性を付加するとともに、軽量化も達成し、従来の太陽電池では設置困難だった場所への設置を可能にします。
【キーワード】
ペロブスカイト太陽電池、シリコンヘテロ接合太陽電池、タンデム太陽電池、フレキシブル
【講演ポイント】
世界初、「軽くて曲げられるペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池」を開発(84μmで26.5%のエネルギー変換効率を達成)
【習得できる知識】
ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の研究動向、タンデム型太陽電池の基礎知識
【プログラム】
1.背景と目的
1-1 ペロブスカイト太陽電池の特徴
1-2 ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池
2.キャリア再結合層
2-1 直接コンタクト
2-2 グラフェン再結合層
3.薄型シリコンボトムセル
3-1 薄型化プロセス
3-2 低屈折率ドープシリコン層
3-3 片面フラット薄型シリコンセル
3-4 片面マイクロテクスチャ薄型シリコンセル
4.軽くて曲げられるペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池
4-1 マイクロテクスチャ上へのペロブスカイトセル形成
4-2 ペロブスカイト/薄型シリコンタンデム太陽電池
5.まとめ
【質疑応答】
【第4講】 ペロブスカイト太陽電池の開発・性能評価と応用展開
【時間】 16:30-17:15
【講師】株式会社リコー 先端技術研究所 IDPS研究センター PV-PT 田中 裕二 氏
【講演主旨】
リコーにおけるペロブスカイト太陽電池の作製方法及び耐久性試験結果等、製品形態に近いモジュールデバイスにおける技術紹介を致します。また、JAXA共同研究開発プロクラムで実施された宇宙耐久性試験結果や、宇宙産業に関する昨今の外部情報等の提供を想定しております。
【キーワード】
太陽電池、ペロブスカイト、宇宙
【講演ポイント】
固体型色素増感太陽電池の研究開発提案から量産販売や営業活動含めて、有機系太陽電池が事業化するまでの全てのプロセスを経験してきた。ペロブスカイト太陽電池における事業化に至るまでの課題やハードル等を伝えられるように講演したい。
【プログラム】
1.ペロブスカイト太陽電池の製膜技術
1.1 ペロブスカイト太陽電池の1ステップ法を用いた製膜技術
1.2 モジュール化技術検討
1.3 ペロブスカイト太陽電池の耐久性検証
2.ペロブスカイト太陽電池の宇宙応用
2.1 宇宙実証実験の概要
2.2 宇宙実証実験に向けた耐久性試験
2.2.1 セル作製
2.2.2 紫外線耐久性評価
2.2.3 放射線耐久性評価
2.2.4 熱サイクル耐久性評価
2.2.5 熱真空耐久性評価
【質疑応答】