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高分子難燃化の基本技術と難燃剤の最新動向および海外における規制動向

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■本セミナーの主題および状況

高分子難燃化の基本技術と最近の動向、難燃性規制の概況、最近の変化、難燃剤の種類、特長、使い方のポイント、注目される産業界の難燃化技術とその内容、そして今後の難燃化技術の進むべき方向をノンハロゲン系を中心として考察。

海外の難燃剤規制では、全世界で同時規制されるストックホルム条約(POPs条約とも呼称)とEU、米国、カナダなど各地域・国別の規制がある。日本においても製造・使用・輸出入が禁止されるPOPs条約の影響が最も大きく注視を要する。難燃剤規制状況の現況と共に、特にEUにおいて2019年に発表されたグリーンディール政策に端を発した持続可能な化学物質戦略(CSS)及びサーキュラーエコノミー(CE)の考えが今後の世界の難燃剤規制にどのように影響を与えていくのかを解説。

高分子材料の難燃化で重要となる燃焼メカニズム、各種難燃剤ごとの難燃メカニズムについて解説後、ノンハロゲン系難燃剤を用いた処方事例について紹介。処方事例では主にポリオレフィンを中心として、イントメッセント系難燃剤、NO-アルキル型難燃剤を活用した最終用途ごとの難燃処方に関して述べていく。併せて、イントメッセント系難燃剤の更なる高難燃化処方やリサイクルを想定した繰り返し押出後の難燃性、物性についても紹介する。

■注目ポイント

★高分子の燃焼と難燃機構の基本技術と最近の研究を解説。

★海外における難燃剤規制動向を解説。

★ノンハロゲン系難燃剤の特長と処方事例を解説。

セミナー番号
S231246
セミナー名
難燃剤
講師名
  • 第1部  西澤技術研究所  代表  西澤 仁 氏
  • 第2部  東ソー株式会社  環境保安・品質保証部  渋谷 孝二 氏
  • 第3部  株式会社ADEKA  樹脂添加剤開発研究所 改質剤開発室  櫻井 久史 氏
開催日
2023年12月20日(水) 13:00-17:15
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

定員:30名

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【第1講】 高分子難燃化の基本技術と最近の動向  ー ノンハロゲン系を中心とした考察 ー

【時間】 13:00-14:15

【講師】西澤技術研究所 代表 西澤 仁 氏

【講演主旨】

高分子難燃化の基本技術と最近の動向、難燃性規制の概況、最近の変化、難燃剤の種類、特長、使い方のポイント、注目される産業界の難燃化技術とその内容、そして今後の難燃化技術の進むべき方向をノンハロゲン系を中心として考察。

【プログラム】

1)高分子の燃焼と難燃機構の基本技術と最近の研究
2)難燃性規制の概況、最近の変化
3)難燃剤の種類、特長、使い方のポイント
 無機系(水和金属化合物+助剤)、ナノコンポジット、リン系難燃剤、、窒素系)
4)注目される産業界の難燃化技術とその内容
5)今後の難燃化技術の進むべき方向

質疑応答

【講演のポイント】

初級から中級までどなたでもご参加ください。今後の方向をどう対応していくか難しい課題ですが議論させていただきたい。


【第2講】 海外における難燃剤規制動向

【時間】 14:30-15:45

【講師】東ソー株式会社 環境保安・品質保証部 渋谷 孝二 氏

【講演主旨】

海外の難燃剤規制では、全世界で同時規制されるストックホルム条約(POPs条約とも呼称)とEU、米国、カナダなど各地域・国別の規制がある。日本企業にとっては日本においても製造・使用・輸出入が禁止されるPOPs条約の影響が最も大きいが、欧米の難燃剤規制も同地域への輸出の場合、またそれらの地域での規制検討結果がPOPs物質選定のベースとなることも多いため、常に注視を要する。
本講座では難燃剤規制状況の現況と共に、特にEUにおいて2019年に発表されたグリーンディール政策に端を発した持続可能な化学物質戦略(CSS)及びサーキュラーエコノミー(CE)の考えが今後の世界の難燃剤規制にどのように影響を与えていくのかについても説明したい。

【プログラム】

1.国際条約で規制される難燃剤
2.EUの化学物質規制動向と難燃剤への影響
 1)グリーンディール政策とは?
 2)持続可能な化学物質戦略(CSS)とは?
 3)CSSが難燃剤規制に与える影響
 4)CSS→REACH制限ロードマップによる難燃剤規制案
 5)REACH制限物質による難燃剤規制戦略
 6) CE→エコデザイン規則による難燃剤規制及び今後の展開
3.EUの現行の難燃剤規制
4.北米の現行の難燃剤規制
5.アジア(日本、中国、韓国)の現行の難燃剤規制

質疑応答

【キーワード】
POPs条約
グリーンディール政策、持続可能な化学物質戦略(CSS)、サーキュラーエコノミー(CE)、
REACH規則、エコデザイン規則(ESPR)、RoHS指令

【PRポイント】
EUにおいて2019年に発表されたグリーンディール政策に端を発した持続可能な化学物質戦略(CSS)及びサーキュラーエコノミー(CE)の考えが直近及び今後のEU及び世界の難燃剤規制にどのように影響を与えていくのかについて説明する。

【習得できる知識】

・POPs条約とは?POPs条約で難燃剤が規制されている背景
・EUのグリーンディール政策、持続可能な化学物質戦略が今後のEU及び世界の難燃剤規制に与える影響
・EUのREACH制限ロードマップ、エコデザイン規則による今後2,3年の難燃剤規制の動き
・EU、北米、アジアにおける難燃剤規制の現況


【第3講】 ノンハロゲン系難燃剤の特長と処方事例

【時間】 16:00-17:15

【講師】株式会社ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 改質剤開発室 櫻井 久史 氏

【講演主旨】

本講座では、高分子材料の難燃化で重要となる燃焼メカニズム、各種難燃剤ごとの難燃メカニズムについて解説後、ノンハロゲン系難燃剤を用いた処方事例について紹介する。処方事例では主にポリオレフィンを中心として、イントメッセント系難燃剤、NO-アルキル型難燃剤を活用した最終用途ごとの難燃処方に関して述べていく。併せて、近年の開発動向としてイントメッセント系難燃剤の更なる高難燃化処方やリサイクルを想定した繰り返し押出後の難燃性、物性についても紹介する。

【プログラム】

1.難燃剤の種類と難燃メカニズム
1.1 難燃剤とは?
1.2 高分子材料の燃焼メカニズム
1.3   実用難燃剤の種類
1.4 各種難燃剤の難燃メカニズム

2.ポリオレフィン厚物用途向け難燃剤について
2.1 一般的なポリオレフィン用難燃剤とその使い分け
2.2 イントメッセント系難燃剤の基本性能
2.3 用途別の難燃剤・添加剤処方(耐熱・耐候)
2.4 近年の技術動向(高難燃・リサイクル性)

3.ポリオレフィンフィルム向け難燃剤について
3.1 NO-アルキル型難燃剤の特徴
3.2 難燃フィルムの適用用途と難燃性試験
3.3    各種難燃性試験での難燃性能

4.エンプラ向け難燃剤について
4.1 リン酸エステル系難燃剤の特徴
4.2 難燃性・物性の評価
4.3 リサイクル性の確認

【質疑応答】


【キーワード】

ノンハロゲン系難燃剤、イントメッセント、難燃フィルム、リサイクル

【習得できる知識】

各種難燃剤の作用機構と特徴
ノンハロゲン系ポリオレフィン用難燃剤、リン酸エステル系難燃剤の特長と用途ごとの処方
近年の難燃剤の技術動向


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