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バイオエポキシの最新の開発動向と用途・応用展開

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★木質バイオマスに含まれるリグニンを適用したエポキシ樹脂の電気・電子機器用高耐熱絶縁材への応用について解説!

★エポキシ樹脂主剤をバイオマス素材である植物油をベースとしたエポキシ化植物油に代替した場合の硬化物特性と、電力用モールド機器に適用する場合の課題とその解決事例について紹介!

セミナー番号
S231222
セミナー名
バイオエポキシ
講師名
  • 第1部  理化学研究所  環境資源科学研究センター バイオプラスチック研究チーム/上級研究員  竹中 康将 氏
  • 第2部  株式会社日立製作所     香川 博之 氏
  • 第3部  株式会社東光高岳  戦略技術研究所 技術開発センター 材料技術グループ/グループマネージャー  大竹 美佳 氏
開催日
2023年12月19日(火) 13:00-17:15
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

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※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【第1講】 バイオマスプラスチック製造の現状と開発動向

【時間】 13:00-14:15

【講師】理化学研究所 環境資源科学研究センター バイオプラスチック研究チーム/上級研究員 竹中 康将 氏

【講演主旨】

 我々の生活のあらゆる場面で使用されているプラスチックは、化石資源由来の原料から合成されてきた。昨今の地球温暖化の問題から、脱炭素社会、カーボンニュートラルあるいはSDGsへの関心が高まり、持続可能な原料の供給と資源の有効利用を促進するバイオマスを原料に用いたバイオマスプラスチック材料の開発と工業化が強く望まれている。また、既存のプラスチック材料が海洋・河川へ流出した場合にマイクロプラスチック化して半永久的に残るなど、海洋生物等へ悪影響を与えると言った海洋汚染が社会問題となっており、プラスチックの回収・リサイクルや海洋生分解性という特殊機能の付与にも注目が集まっている。
 本セミナーでは、プラスチックごみに関連する地球環境問題について解説し、バイオマスプラスチックの基礎から研究開発の最新動向について紹介する。

【プログラム】

1.はじめに
 1-1. 地球温暖化と気候変動
 1-2. プラスチックごみ問題
 1-3. 階層的廃棄物対策
2.バイオマスプラスチック
 2-1. バイオマスプラスチックとは
 2-2. バイオマスプラスチック開発の現状
3.バイオマスプラスチックの最新研究
 3-1. バイオマスアクリル樹脂の開発
 3-2. 海洋生分解性バイオマスプラスチックの開発
4.おわりに
 4-1. まとめ
 4-2. 今後の展望
【質疑応答】

【第2講】 木質リグニンを適用したエポキシ樹脂の電気絶縁材としての応用可能性

【時間】 14:30-15:45

【講師】株式会社日立製作所   香川 博之 氏

【講演主旨】

 温室効果ガスの排出抑制による地球温暖化防止や、資源の有効利用による循環型社会の形成が求められている。温室効果ガス排出量の約90%を占めるCO2は,石油,石炭などの化石資源由来である。そこで、非化石資源であり再生可能な植物(バイオマス)を炭素源として有効活用しようという試みが盛んに行われている。本講演では,弊社で取り組んできた,木質バイオマスに含まれるリグニンを適用したエポキシ樹脂の,電気・電子機器用高耐熱絶縁材への応用について解説する。

【キーワード】

バイオマス,カーボンニュートラル,プラスチック,熱硬化,フェノール,硬化剤,スギ,ユーカリ

【講演ポイント】

酸やアルカリを用いない,水蒸気爆砕法で木材から取り出したリグニンをエポキシ樹脂に応用。プリント回路基板やモータ用絶縁材に適用し,木質リグニンがエポキシ樹脂として電気絶縁樹脂に使えることを実証。

【習得できる知識】

リグニンの特徴,リグニンを適用したエポキシ樹脂硬化物の特徴,電気絶縁材の評価方法

【プログラム】

1.背景

 1-1 バイオマスの利用

 1-2 樹脂とバイオマス

2.リグニンの樹脂材料への応用

 2-1 リグニンとは

 2-2 リグニンの樹脂応用の概要

3.水蒸気爆砕リグニン

 3-1 木質リグニンの抽出方法

 3-2 水蒸気爆砕リグニンの性状

4.リグニンを適用したエポキシ樹脂硬化物

 4-1 エポキシ化リグニン

 4-2 リグニン硬化エポキシ樹脂

5.リグニンの電気機器への適用検討例

 5-1 プリント回路基板への適用検討

 5-2 モータ用絶縁材への適用検討

6.まとめ

【質疑応答】


【第3講】 電力用モールド機器へ向けたバイオマス由来エポキシ樹脂の開発

【時間】 16:00-17:15

【講師】株式会社東光高岳 戦略技術研究所 技術開発センター 材料技術グループ/グループマネージャー 大竹 美佳 氏

【講演主旨】

 石油由来のエポキシ樹脂主剤を、バイオマス素材である植物油をベースとしたエポキシ化植物油に代替した場合の硬化物特性と、電力用モールド機器に適用する場合の課題とその解決事例について紹介します。

【キーワード】

エポキシ化植物油、エポキシ化亜麻仁油、耐サーマルショック性、成形プロセス性、絶縁性、電力用モールド機器、SDGs、カーボンニュートラル

【講演ポイント】

石油由来のエポキシ樹脂主剤を、バイオマス素材である植物油をベースとしたエポキシ化植物油に代替した場合の硬化物特性と、電力用モールド機器に適用する場合の課題とその解決事例について紹介します。

【習得できる知識】

・電力用モールド機器に適用するエポキシ樹脂の要求特性

・植物油をベースとしたバイオマス由来エポキシ樹脂の硬化物特性

・要求特性へのアプローチ方法

【プログラム】

1.はじめに

 1.1 電力用モールド機器とは

 1.2 電力用モールド機器にエポキシ樹脂を採用する理由

 1.3 電力用モールド機器に適用するエポキシ樹脂の構成

2.バイオマス由来エポキシ樹脂の材料選定および評価

 2.1 バイオマス素材候補の選定

 2.2 バイオマス由来エポキシ樹脂の配合条件

 2.3 バイオマス由来エポキシ樹脂の硬化物特性

3.電力用モールド機器への適用における技術課題

 3.1 耐サーマルショック性の向上

 3.2 耐サーマルショック性向上と成形プロセス性の両立

4.電力用モールド機器の試作検証

 4.1 試作品の外観評価

 4.2 試作品の性能評価

【質疑応答】


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