【 LIVE配信・WEBセミナー】

環境配慮を考えた紙おむつ・材料の 研究開発動向とリサイクルシステムなどの課題

★2024年2月28日WEBオンライン開講。トータルケアシステム株式会社 山田氏、ユニ・チャーム株式会社 和田氏、高知大学 市浦先生の3名講師から環境配慮を考えた紙おむつ・材料の研究開発や再活用、リサイクルシステム課題のテーマをもとに解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★焼却処分として大量にCO2が生じる使用済紙おむつ。この課題を解決するためのリサイクルの技術、水平リサイクル、自治体での回収方法や高吸水性樹脂の再生方法とは?

セミナー番号
S240203
セミナー名
環境配慮紙おむつ
講師名
  • 第1部  トータルケア・システム株式会社  大牟田工場 工場長  山田 陽三 氏
  • 第2部  高知大学  教育研究部自然科学系農学部門 教授  市浦 英明 氏
  • 第3部  ユニ・チャーム株式会社  Recycle事業推進室  和田 充弘 氏
開催日
2024年02月28日(水) 11:00-15:45
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。



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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★令和2年3月に環境省は「使用済み紙おむつの再生利用等に関するガイドライン」を策定し、紙おむつのリサイクルが本格化していく状況です。その再生利用で重要となる、紙パルプと高吸水性樹脂の再生化に注目が集まっている。


■本講座の注目ポイント

★子供用のみならず、介護などの用途として、大人用紙おむつの消費が著しい伸びのある市場である、紙おむつ。

★再生した紙おむつの品質はどのレベルなのか?特に紙おむつの中で使用される高吸収性樹脂を再生させるために、オゾンによる高吸収性樹脂の分解を中心にパルプへの影響を解説する。


講座担当:青木良憲


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【第1講】 紙おむつリサイクルを当たり前の社会へ

【時間】 11:00-12:15

【講師】トータルケア・システム株式会社 大牟田工場 工場長 山田 陽三 氏

【講演主旨】

 

【プログラム】

1.企業概要
2.紙おむつの現状
3.リサイクルの取組み経緯
4.紙おむつは資源である
5.   紙おむつリサイクルについて
6.   取組み事例

【第2講】 オゾンを活用した使用済み紙おむつのリサイクル技術 ーパルプ成分回収を目的とした高吸収性樹脂の脱水処理ー

【時間】 13:00-14:15

【講師】高知大学 教育研究部自然科学系農学部門 教授 市浦 英明 氏

【講演主旨】

 令和2年3月に、環境省は令使用済み紙おむつの再生利用等に関するガイドライン”を策定した。これは、分別収集した使用済紙おむつを再生利用・燃料化を行う取り組みを紹介し、リサイクルの促進を意図しており、今後紙おむつのリサイクルが必要となる可能性が高い。我々は、オゾンを活用した技術により、使用済み紙おむつを中に含まれるパルプを再度紙おむつに利用する水平リサイクルを試みている。本講演では、オゾンによる高吸収性樹脂の分解を中心にパルプへの影響について講演を行う。また、オゾン以外の促進酸化法を用いた紙おむつリサイクル技術についての取り組みについても紹介する。 


【講演キーワード】
紙おむつ マテリアルリサイクル 廃棄物 セルロース パルプ


【習得できる知識】
・紙おむつリサイクル技術の現状について修得できる。
・今後紙おむつリサイクルに必要となる技術に関する知識を修得できる。


【講演のポイント】
紙おむつリサイクル、特に水平サイクルに必要な技術および回収したリサイクルパルプの特徴について、解説する。今後、紙おむつリサイクルおいて、必要となる技術についても解説を行う

【プログラム】

1.紙おむつリサイクルの現状
 1-1 従来技術
 1-2 水平リサイクルに必要なリサイクル技術とは?
2.オゾン処理による使用済み紙おむつリサイクル技術
 2-1 オゾンとは?
 2-2 オゾン処理による紙おむつリサイクル技術の特徴
 2-3 オゾン処理による高吸収性樹脂分解挙動
 2-4 オゾン処理により回収したリサイクルパルプへの影響
3. UV酸化およびフェントン反応による紙おむつリサイクル技術
 3-1 UV酸化およびフェントン反応とは?
 3-2 UV酸化およびフェントン反応による高吸収政樹脂分解挙動
 3-3 UV酸化およびフェントン反応により回収したリサイクルパルプへの影響
4. 紙おむつリサイクルにおいて今後必要となる技術要素
5. おわりに

【第3講】 使用済み紙おむつの再資源化技術開発

【時間】 14:30-15:45

【講師】ユニ・チャーム株式会社 Recycle事業推進室 和田 充弘 氏

【講演主旨】

 ユニ・チャームでは,「紙おむつの未来」を考え、消費されない消費財を実現して、‟ごみゼロ“の世界を目指し、「紙おむつから紙おむつへの水平リサイクル」へ挑戦しています。その道のりと現状をご説明します。使用済み紙おむつリサイクル技術や、新品のパルプと同等の品質パルプを活用した紙おむつの「水平リサイクル」について事例や、自治体との使用済回収方法の取組事例を紹介します。あわせて、当社の環境材料を用いた製品事例も紹介します。


【講演キーワード】
サーキュラーエコノミー 紙おむつ 循環


【講演のポイント】
ユニ・チャームの紙おむつリサイクル技術は、高度な分別技術により紙おむつの素材を効率的に分離し、再利用可能なリサイクル製品を生み出すことができる点です。また、独自の製造プロセスにより、リサイクル製品の品質と安全性を確保し、廃棄物量やCO2削減に貢献する。

【プログラム】

1.当社紹介
 1-1 当社事業概要
 1-2 ESG目標『Kyo-sei Life Vision 2030』

2.今、使用済紙おむつリサイクルが必要な理由
 2-1 環境省「使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドライン」
 2-2 東京都での調査結果

3. 他社動向
 3-1 日本内の他社事例
 3-2 EUでの取組事例

4.当社の使用済紙おむつリサイクル取組
 4-1 使用済紙おむつの回収方法(自治体との取組)
 4-2 リサイクル技術
 4-3 リサイクルパルプの品質と水平リサイクル事例

5.今後の計画

【質疑応答】


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