環境配慮を実現する医薬品・医療機器用プラスチック容器包装の国内外動向と課題・将来展望
~資源循環システム、リサイクル技術、バイオプラスチック~
★2024年3月26日WEBオンライン開講。【元カネカ化成事業部技術・研究統括部長/元塩ビ工業環境協会・広報部長 一色實氏】が医薬品用包装材の市場規模と、廃棄、分離、回収、PTP再利用に向けた今後の展望について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★リサイクル技術やバイオマスプラスチックなど、循環型社会へビジネスへ展望について紹介します!
★CO2削減などに配慮した結果の、コスト増大や性能低下の課題を含めて解説します!
- (株)AndTech 顧問/元カネカ化成事業部技術 研究統括部長/元塩ビ工業環境協会 広報部長 一色 實 氏
【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上からは1名につき、11,000円となります。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況 本講座の注目ポイント】
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
■本セミナーの主題および状況
医学の発展と高齢化社会に伴い、医療における包装材料の需要は更なる増大傾向にありますが、医薬品・医療機器のパッケージは高い衛生面や保存性が求められるため、「PTPシート」のようなプラスチックごみの廃棄量増加や再利用が問題になっています。以前の医薬品・医療機器用包装を決定するのは品質要件でしたが、今日では持続可能な環境への適用が求められているため、医薬品包装における規制の厳格化、製薬メーカーの新しい要望を刷新して取り入れる必要があります。
このような背景から当講座では『医療においてのサステナビリティ』を目指した製品設計から資源循環システム、新たなビジネスへの展望について紹介します。
■本講座の注目ポイント
①医薬品・医療機器用として使われるプラスチック容器・包装材の特性
②国内外の市場動向と、今後のビジネスへの展望
③環境規制とリサイクルの実例(サプライチェーン作り)
(企画担当:川本)
【時間】 13:30-17:30
【講師】(株)AndTech 顧問/元カネカ化成事業部技術 研究統括部長/元塩ビ工業環境協会 広報部長 一色 實 氏
【講演主旨】
コロナ禍での経済活動を通して、世界とのつながりがますます強くなり、地球規模での環境・資源問題とかかわりの深いプラスチック、特に、容器包装分野での環境配慮への対応が企業の競争力に影響を持ってきている。また、高齢化社会への移行が進む中で、医薬品・医療機器との関りも増えていることから、一般廃棄物とは異なるルートでのリサイクル・資源循環に対する取り組みも必要となっている。
この講座では、すでに取り組んでいる医薬品・医療機器用容器包装材での実例も交えて、製品設計も含めた資源循環システム、国内外の環境規制とその動向、有望なリサイクル技術、環境に優位なバイオプラスチックなどの材料動向を紹介し、持続可能な循環型社会への企業の貢献や新たなビジネスへの展望を示す。
【習得できる知識】
・医薬品・医療機器用容器包装材の種類と適用されるプラスチックに関する総合的な知識・環境配慮型の新規素材であるバイオプラスチック・生分解性プラスチックの最新情報
・医薬品・医療機器用容器包装材のリサイクルに関する専門知識
・集積・分離・再生の高コスト対応に有望なケミカルリサイクルの最新情報
・国内外の医薬品・医療機器用容器包装材の市場規模とその展望
・環境規制・高齢化社会・パンデミックな感染対応などによるプラスチック容器包装材への影響の予測
【講演キーワード】
医薬品・医療機器用容器包装、PTP、SDGs、プラスチックリサイクル、超臨界、ケミカルリサイクル、環境規制、環境ビジネス、バイオプラスチック、生分解性プラスチック
【講演のポイント】
医薬品・医療機器の動向とその容器・包装材に求められる材料物性と環境特性を理解した上で、環境配慮への対応力が企業の競争力にとって重要である。バイオなどの新規素材選択から包装設計・流通システムでの見直しに役立つ情報を提供する。
【プログラム】
1.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材の素材と製造加工
1-1.プラスチックの構造と物性、用途
1-2.プラスチックの配合と加工、添加剤の安全性
1-3.プラスチック容器・包装材の製造工程と安全性
1-4.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材に適合するプラスチック
2.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材の市場と技術動向
2-1.プラスチック全体と医療用プラスチックの日本市場と世界市場
2-2.プラスチック容器・包装材と医療品・医療機器用プラスチック容器・包装材の市場
2-3.容器・包装材に用いられる環境配慮の新規材料
2-3-1.バイオプラスチック
2-3-2.生分解性プラスチック
2-4.医療用プラスチック容器・包装材の技術トピックス
3.プラスチック容器・包装材のリサイクル
3-1.プラスチックリサイクルの基礎
3-1-1.リサイクル手法と特徴
3-1-2.超臨界条件などの新規ケミカルリサイクル
3-2.医薬品・医療機器用プラスチック容器・包装材の流通ルート
3-3.国内外の環境規制と医薬品・医療機器容器・包装材との関係
3-4.リサイクルの事例と課題
4.まとめ
4-1.環境配慮の視点でのプラスチック容器・包装の将来展望
4-2.医療用プラスチック・医薬品と医療機器用容器包装材から観た素材の可能性
4-3.日本企業としての国際競争力強化の視点
【質疑応答】