【 LIVE配信・WEBセミナー】

イソシアネートの種類・特性と応用展開

~ポリウレタンの構造・物性、バイオマス由来・環境対応製品の動向~

★2024年3月18日WEBでオンライン開講。東ソー株式会社 城野 孝喜 氏、旭化成株式会社 竹野 聡志 氏、三井化学株式会社 宮内 祐太 氏の3名がイソシアネートの種類・特性と応用展開について解説する講座です。

■注目ポイント

★有機溶剤(VOC)排出量の削減に貢献可能な低粘度PI(ポリイソシアネート)と二酸化炭素(CO2)排出量の削減に貢献可能な多官能PIについて紹介!

★三井化学独自の製品であるバイオマス由来イソシアネートの特徴を中心に環境対応型およびポリウレタンの硬化物物性と用途・応用例を紹介!

セミナー番号
S240322
セミナー名
イソシアネート
講師名
  • 第1部  東ソー株式会社  ウレタン研究所 コーティング第2グループ/グループリーダー  城野 孝喜 氏
  • 第2部  旭化成株式会社  機能性コーティング事業部 デュラネート技術開発部/グループ長  竹野 聡志 氏
  • 第3部  三井化学株式会社  研究開発本部 合成化学品研究所 ウレタン材料設計G  宮内 祐太 氏
開催日
2024年03月18日(月) 13:00-17:15
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

詳細

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★イソシアネートは一般的に反応性が高く、現場加工に適している点が有用とされている。

★プレポリマー設計の中で、構造や反応性の違いを理解し活用することで、様々な用途への展開が期待されている。

■注目ポイント

★有機溶剤(VOC)排出量の削減に貢献可能な低粘度PI(ポリイソシアネート)と二酸化炭素(CO2)排出量の削減に貢献可能な多官能PIについて紹介!

★三井化学独自の製品であるバイオマス由来イソシアネートの特徴を中心に環境対応型およびポリウレタンの硬化物物性と用途・応用例を紹介!

講座担当:枩西 洋佑


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 イソシアネートの種類・特性とポリウレタンへの応用

【時間】 13:00-14:15

【講師】東ソー株式会社 ウレタン研究所 コーティング第2グループ/グループリーダー 城野 孝喜 氏

【講演主旨】

 イソシアネート(特にポリイソシアネート)の種類、特徴を解説することで、工業的利用価値が広いことを認識していただきます。ポリウレタンは、ウレタン結合を有する高分子の総称であり、一般にポリイソシアネートと水酸基を有するポリオールの重付加反応により得られます。原料の選択に基づく化学構造に加え、ウレタン基が水素結合により凝集したハードセグメントと、ポリオールを主成分とするソフトセグメントからなる相分離構造によって硬度や物性を制御できることです。特徴と用途を解説すると共に、製造方法であるワンショット法とプレポリマー法によって得られるポリウレタンの構造と物性についても解説いたします。
【キーワード】
ポリイソシアネート、ポリオール、ポリウレタン、ポリウレタンディスパージョン、水系樹脂、ウレタンアクリレート、電子線硬化樹脂、ウレタンフォーム、相分離
【講演ポイント】
イソシアネートは一般的に反応性が高く、現場加工に適している点が有用とされる。特にプレポリマー設計の中で、構造や反応性の違いを理解し活用することで、様々な用途への展開が期待される。ポリウレタン専業での開発経験を生かした紹介が可能。
【習得できる知識】
各種イソシアネート基礎に関する知識を習得し、ウレタン素材の設計が想像出来る様になります。また、イソシアネートと組み合わせるポリオール側についても触れ、用途に応じた性能発現方法について理解して貰います。
限られた時間なので広く設計自由度を持つウレタンの一部ですが、有意義な講演にしたいと考えております。

【プログラム】

1.ポリウレタンとイソシアネート素材との関連性
2.代表的なイソシアネートの種類と特徴(反応性、基本構造、物性など)
3.ポリオールとの反応と特徴
4.市販される特殊イソシアネートのご紹介
5.用途に応じたポリイソシアネートの使い方~脱溶剤の観点から~
【質疑応答】

【第2講】 HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)系低粘度、多官能ポリイソシアネート(PI)の塗膜性能と応用例

【時間】 14:30-15:45

【講師】旭化成株式会社 機能性コーティング事業部 デュラネート技術開発部/グループ長 竹野 聡志 氏

【講演主旨】

 ポリウレタン/イソシアネート基礎知識、ポリイソシアネート代表構造と特徴、環境貢献可能な低粘度PIと多官能PIの特徴「塗膜性能、応用例」について習得が可能です。

具体的にはポリウレタン用途において、有機溶剤(VOC)排出量の削減に貢献可能な低粘度PI、及び、二酸化炭素(CO2)排出量の削減に貢献可能な多官能PIについて述べる。

【キーワード】

無黄変イソシアネート、ウレタン/ウレア、HDI系低粘度、有機溶剤(VOC)削減、塗膜外観/下層への染込み性向上、ポリアスパラティック、水系塗料、HDI系多官能、二酸化炭素(CO2)削減、速乾性/高架橋性、低温硬化性

【習得できる知識】

ポリウレタン/イソシアネート基礎知識、ポリイソシアネート代表構造と特徴、環境貢献可能な低粘度PI及び多官能PIの特徴「塗膜性能、応用例」

【プログラム】

1.ポリウレタン基礎知識

 1.1 ウレタン架橋とは

 1.2 ポリオール種類と特徴

 1.3 ポリウレタン塗膜性能:機械物性、化学物性での優位性

2.ポリイソシアネート代表構造 

 2.1 イソシアネート種類、イソシアネート反応性(活性水素・自己重合)

 2.2 主要骨格:ビウレット型、イソシアヌレート型、ウレタン型 等

3.環境貢献可能なヘキサメチレンジイソシアネート(HDI系)低粘度及び多官能ポリイソシアネート(PI)

 3.1 HDI系低粘度PI:溶剤系2液ウレタン/ウレア塗料へ適用

 3.2 HDI系低粘度PI:水系2液ウレタン塗料へ適用

 3.3 HDI系多官能PI:溶剤系2液ウレタン塗料へ適用

 3.4 HDI系多官能PI:溶剤系/水系1液ウレタン塗料へ適用(ブロックポリイソシアネート)

【質疑応答】


【第3講】 環境対応型イソシアネートおよびポリウレタンの特性と応用例

【時間】 16:00-17:15

【講師】三井化学株式会社 研究開発本部 合成化学品研究所 ウレタン材料設計G 宮内 祐太 氏

【講演主旨】

 近年ニーズが高まっている環境負荷低減に対応したイソシアネート化合物およびポリウレタンの特徴や物性を中心に述べる。具体的には弊社独自のバイオマス由来イソシアネート、バイオマス由来ポリオール、水系ポリウレタンについて、従来品との性能比較とそれぞれの特徴を活用した実用事例を紹介する。本講座では、ポリウレタン材料についての基礎知識だけではなく、環境対応製品に関する最先端の開発動向についても学習することができる。

【キーワード】

環境対応・バイオマス・水系ポリウレタン

【講演ポイント】

弊社独自の製品であるバイオマス由来イソシアネート「1,5-ペンタメチレンジイソシアネート®」の特徴を中心に、環境対応型イソシアネートおよびポリウレタンの硬化物物性と用途・応用例を紹介する。

【習得できる知識】

環境対応型イソシアネートおよびポリウレタンの特徴、従来イソシアネートおよびポリウレタンとの違い、硬化物物性と用途例

【プログラム】

1.ポリウレタンの予備知識

 1.1 ポリウレタンの特徴

 1.2 イソシアネートの種類

 1.3 ポリオールの種類

2.バイオマス由来イソシアネート

 2.1 1,5-ペンタメチレンジイソシアネート®の構造と特徴

 2.2 反応

 2.3 硬化物物性

 2.4 用途、応用例

3.バイオマス由来ポリオール

 3.1 種類と構造

 3.2 硬化物物性

 3.3 用途、応用例

4.水系ポリウレタン

 4.1 種類と合成例

 4.2 塗膜物性

 4.3 用途、応用例

【質疑応答】


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