塗料・塗装・塗膜(各工程)の基礎 ~どのような塗装がポイントになるのか~
★2024年6月6日WEBオンライン開講。【株式会社クボタ・研究開発本部:赤堀氏】塗料・塗装・塗膜の専門家が塗装工程の一連の流れについて解説する講座です。
■本講座の注目ポイント★基礎的な塗料・塗装・塗膜の全般知識を解説!
★表面処理、電着工程、溶剤塗装と水性塗装、粉体塗装など、各塗装工程の特徴や注意点について解説します!
- 株式会社クボタ 研究開発本部 グローバル技術研究所 マテリアル・キャスティングセンター 担当部長 赤堀 雅彦 氏
【1名の場合】45,100(税込、資料作成費用を含む)
2名以上からは1名につき、16,500円となります。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
■講演者について
塗料開発(設計)から性能評価(耐候性技術など)、欠陥(不具合)分析を行い、また新しい用途開発を実施。現在、外観品質向上に向けた塗装ラインの最適化に従事しています。
【時間】 13:30-17:30
【講師】株式会社クボタ 研究開発本部 グローバル技術研究所 マテリアル・キャスティングセンター 担当部長 赤堀 雅彦 氏
【講演主旨】
そして、基礎的な塗料-塗装-塗膜の全般知識を習得することで、不具合への対応策を検討できるようになります。(表面処理、電着工程、溶剤塗装と水性塗装、粉体塗装)
特に、塗装を行う際に、各塗装工程で塗料の特徴、工程管理や塗装時のポイントを復習し、それぞれの塗装系の目的や注意する点など、基本的事項を概説いたします。
【習得できる知識】
①塗料の基本知識
②最適な塗料から塗装工程の知識。
③塗膜構成(塗装系)と塗膜形成の知識
【講演キーワード】
塗料、塗装工程、塗装系、塗膜
【プログラム】
1.塗料の基礎:
1.1 序章:塗料の歴史から塗料の変遷を考える
1.2 塗料とは、元来どのようなものか
1.3 塗料の3つの役割(外観、保護、機能)
1.4 塗料、塗装の基礎用語
1.5 塗料の種類(天然樹脂系、合成樹脂系)
1.6 塗料成分(樹脂、顔料、溶剤、添加剤)とその役割
1.7 塗装工程とその目的
1.8 塗装方法、塗装系の考え方
2.表面処理工程とその目的・必要性:
2.1 物理的処理:ショットブラスト工程
2.2 化学的処理:脱脂工程(酸脱脂とアルカリ脱脂の違い)
2.3 表面調整工程(リン酸亜鉛化成だけの前処理)
2.4 化成処理工程(リン酸鉄、リン酸亜鉛、酸化ジルコニウムなど)
2.5 表面処理の不具合事例
3.電着塗装工程:(含:プライマー処理(下塗):
3.1 電着塗料の基礎、プライマー塗料との使い分け
3.2 電着塗装のメカニズム(電気泳動法)
3.3 電着塗装の管理項目
3.4 電着塗装の特徴:つきまわり性(プライマーとの比較)
4.溶液型塗料の塗装方法:
4.1 溶剤系塗料vs水性塗料 その特徴と欠点
4.2 スプレーガンの特徴(エアスプレーとエアレススプレー、ベル回転式スプレー)
4.3 スプレー塗装の適正粘度
4.4 メタリック塗料、パール塗料、クリヤ塗料の特徴
5.粉体塗装工程、特徴と実際:
5.1 環境対応型塗料としての粉体塗料
5.2 粉体塗料の成分、塗料の製造方法
5.3 粉体塗料の特徴(溶剤塗料との比較)
5.4 粉体塗料の塗装法
5.5 粉体塗料種と各硬化メカニズム
5.6 塗膜欠陥の原因と対策:ブロッキング現象・静電反発現象・混色現象
【質疑応答】