【 LIVE配信・WEBセミナー】

パワーデバイス用ダイアタッチ・接合材の最新動向と信頼性向上・評価

★2024年5月27日WEBでオンライン開講。大阪大学 陳 伝彤 氏、ローム株式会社 若本 恵佑 氏、株式会社日本スペリア社 熊谷 圭祐がパワーデバイス用ダイアタッチ・接合材の最新動向と信頼性向上・評価について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★銀焼成接合材の熱信頼性中の劣化メカニズムに焦点を当て、将来パッケージに必要な設計・評価方法について解説!

★銀ナノ粒子接合材を中心に粒子の焼結特性から接合手法、最新の接合材の開発動向等を解説!

セミナー番号
S240529
セミナー名
パワーデバイス用ダイアタッチ・接合材
講師名
  • 第1部  大阪大学  産業科学研究所 特任准教授  陳 伝彤 氏
  • 第2部  ローム株式会社  研究開発センター/信頼性技術グループ/グループリーダー  若本 恵佑 氏
  • 第3部  (株)日本スペリア社  R&Dセンター  熊谷 圭祐 氏
開催日
2024年05月27日(月) 13:00-17:15
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)

2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★パワーデバイスの実現には、実装の長期信頼性構築が不可欠であるため、高温度領域でも動作保証する放熱材料、構造、冷却技術の革新的な技術の開発と信頼性評価が必要となっている。

■注目ポイント

★銀焼成接合材の熱信頼性中の劣化メカニズムに焦点を当て、将来パッケージに必要な設計・評価方法について解説!

★銀ナノ粒子接合材を中心に粒子の焼結特性から接合手法、最新の接合材の開発動向等を解説!

講座担当:枩西 洋佑

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 銀焼結接合と新実装材料の開発、構造信頼性評価

【時間】 13:00-14:15

【講師】大阪大学 産業科学研究所 特任准教授 陳 伝彤 氏

【講演主旨】

 SiCやGaNなどのワイドバンドギャップ(WBG)半導体材料を利用し、省エネ高効率化と小型軽量化の双方を兼ね備えるパワーデバイスの実現には、実装の長期信頼性構築が不可欠である。そのため、WBGパワーデバイスが曝される200℃~300℃の高温度領域でも動作保証する放熱材料、構造、冷却技術の革新的な技術の開発と信頼性評価が必要となる。この講座では高耐熱と高熱伝導率の焼結Agペーストを紹介し、異なる異種材との接合の特徴、またそれによる接合構造の新展開、構造信頼性と大面積接合をわかりやすく、解説する。

【講演キーワード】

WBGパワーモジュール実装技術、異種材界面接合、構造信頼性評価、銀焼結技術、低応力実装構造設計、新型高耐熱高放熱実装材料と技術

【講演ポイント】

長年WBGパワーモジュールに向けたAg焼結ペースト実装、新規実装材料の開発、性能評価、また実装構造設計と信頼性評価を研究してきたので、講演者はそれらの技術に直接従事した経験があり具体的な課題・展望についての紹介が可能。

【習得できる知識】

SiCやGaNなどのワイドバンドギャップ(WBG)半導体材料を利用し、省エネ高効率化と小型軽量化の双方を兼ね備えるパワーデバイスの実現には、実装の長期信頼性構築が不可欠である。そのため、WBGパワーデバイスが曝される200℃~300℃の高温度領域でも動作保証する放熱材料、構造、冷却技術の革新的な技術の開発と信頼性評価が必要となる。本講演では高耐熱と高熱伝導率の焼結Agペーストを紹介し、異なる異種材との接合の特徴、またそれによる接合構造の新展開、構造信頼性結果を纏めて解説する。次世代パワー半導体実装信頼性と新実装材料開発方法の視点から役に立てれると考える。

【プログラム】

1.WBGパワー半導体

 1.1 WBGパワー半導体の特徴

 1.2 WBGパワーモジュールの構造および開発動向

2.高温向けに求める実装技術

 2.1 鉛フリーはんだと固液相接合

 2.2 金属粒子焼結接合

3.銀粒子焼結接合技術と異種材界面の接合

 3.1 銀粒子焼結接合技術の特徴

 3.2 新型ミクロンサイズ銀粒子の低温焼結

 3.3 異種材界面接合とメカニズム

4.低応力発生パワーモジュール構造設計

 4.1 低応力発生パワーモジュール構造必要な実装要素

 4.2 新型低熱膨張係数Ag-Si複合材料の信頼性

 4.3 新型低弾性率Ag-Al複合材料の信頼性評価

5.高放熱パワーモジュール構造の開発

 5.1 オール銀焼結接合の放熱性能評価

 5.2 銀焼結の信頼性評価と劣化特性

6.新型高耐熱高放熱シート接合

 6.1 銀の圧粉材シート接合

 6.2 新型Alシート低温低圧実装技術

【質疑応答】


【第2講】 SiCデバイス接合へ向けた銀焼成接合材の機械特性評価

【時間】 14:30-15:45

【講師】ローム株式会社 研究開発センター/信頼性技術グループ/グループリーダー 若本 恵佑 氏

【講演主旨】

 SiCパワーデバイスは、電力ロスが少ないため。パッケージ品の大電力密度化へ期待されている。この優れたSiCの材料特性を活かすためには、異種材との高耐熱・熱伝導接合が重要になる。さらに、実駆動を模擬した熱信頼性試験後も、特性を保持し続ける必要がある。本講座は、銀焼成接合材の熱信頼性中の劣化メカニズムに焦点を当て、将来パッケージに必要な設計・評価方法について解説する。

【講演キーワード】

ワイドバンドギャップ半導体(SiC,GaN), 銀焼成接合, 熱信頼性設計, 破壊メカニズム, 薄膜引張試験技術, 機械疲労曲げ試験技術

【講演ポイント】

著者は、半導体メーカーに勤めながら主に後工程の信頼性設計に携わってきました。特に信頼性設計の土台となる、焼結材の機械特性・組織評価技術について研究をしてきております。実産業へ応用する視点、材料特性を研究する視点、この両方の視点から信頼性設計として本当に考えていかなければならないことについて講演致します。

【習得できる知識】

・接合技術

・接合部の信頼性評価方法

・材料機械特性評価技術

・材料劣化現象の理解

【プログラム】

1.大電力パワー密度パッケージ化へ向けて

 1.1 ワイドバンドギャップ半導体

 1.2 ダイボンディング技術

 1.3 低熱抵抗パッケージ

 1.4 熱信頼性試験後の課題と評価方法

2.銀焼成材の薄膜引張機械特性

 2.1 銀ペースト

 2.2 焼結プロセス

 2.3 銀焼成の空孔組織

 2.4 一軸引張試験

 2.5 破面観察

3.銀焼成接合体の信頼性試験評価

 3.1 信頼性試験評価技術(熱サイクル試験・曲げ試験技術)

 3.2 ダメージパラメータの考え方

 3.3 接合劣化度の分析結果

4.銀焼成材の劣化メカニズム

 4.1 凝集破壊の駆動力

 4.2 空孔成長の駆動力

 4.3 SEM内In-situ引張試験技術

5.結言:熱信頼性試験評価フローの考え方

【質疑応答】


【第3講】 パワー半導体用銀ペーストの特性と最新動向

【時間】 16:00-17:15

【講師】(株)日本スペリア社 R&Dセンター 熊谷 圭祐 氏

【講演主旨】

 高強度・高耐熱・高熱伝導率のダイアタッチ材料として使用され始めた銀焼結接合材は、すでにEV車のPCU等で実用化されている。近年ではんだや熱伝導グリスの代替としてモジュールとヒートシンクの接合や素子上のクリップ接合など,焼結銀接合材が研究・開発されるようになってきた。本講演では,銀ナノ粒子接合材を中心に粒子の焼結特性から接合手法,最新の接合材の開発動向等を解説する。

【講演キーワード】

ナノ粒子,焼結接合,鉛フリー,パワーモジュール,熱電素子

【プログラム】

1.はじめに

 1-1 パワーデバイスの高温動作化

 1-2 高温対応接合材の特徴

2.金属ナノ粒子の特性と焼結メカニズム

 2-1 金属ナノ粒子について

 2-2 保護材の脱離工程

 2-3 焼結メカニズム

 2-4 金属ナノ粒子の焼結プロセスと特性

3.銀焼結接合材のパワーモジュールへの適用

 3-1 無加圧焼結と加圧焼結

 3-2 加圧焼結による接合方法

 3-3 加圧焼結による接合例と注意点

4.銀焼結接合材の用途拡大

 4-1 パワーモジュール以外の利用

 4-2 簡易加圧接合法

 4-3 Niへの接合

5.焼結銀ペーストの開発動向

 5-1 新規開発銀焼結材のご紹介

6.おわりに

【質疑応答】


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