プラスチックの物性変化メカニズムと高度マテリアルリサイクルと プラスチックのサーキュラーエコノミー
★2024年8月28日WEBでオンライン開講。福岡大学 八尾 滋 氏がプラスチックの物性変化メカニズムと高度マテリアルリサイクルと プラスチックのサーキュラーエコノミーについて解説する講座です。
■注目ポイント
★物理劣化・物理再生理論の解説と、これを活かした高度物性再生プロセスの現状について解説!
★プラスチックのサーキュラーエコノミーへの対応に関して、海外情報も交えて解説!
- 福岡大学 研究推進部 機能構造マテリアル研究所 特命研究教授 八尾 滋 氏
【1名の場合】38,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★廃棄プラスチックは再生不可能な物性低下を起こしているという常識に対し、プラスチックの物性低下の主原因はメソ構造変異による物理劣化であり、高分子の自己再生能力を活かすことで、物性再生が可能であることを見出した。
■注目ポイント
★物理劣化・物理再生理論の解説と、これを活かした高度物性再生プロセスの現状について解説!
★プラスチックのサーキュラーエコノミーへの対応に関して、海外情報も交えて解説!
講座担当:枩西 洋佑
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:30-16:30
【講師】福岡大学 研究推進部 機能構造マテリアル研究所 特命研究教授 八尾 滋 氏
【講演主旨】
30年以上常識として、廃棄プラスチックは再生不可能な物性低下を起こしている、とされてきた。この常識に対し、我々はプラスチックの物性低下の主原因はメソ構造変異による物理劣化であり、高分子の自己再生能力を活かすことで、物性再生が可能であることを見出した。またこのメカニズムが「物理劣化・物理再生理論」により、説明できることを明らかとした。当講座ではこの理論の解説と、これを活かした高度物性再生プロセスの現状について解説する。さらに、この新たな知見に基づいたプラスチックのサーキュラーエコノミーへの対応に関して、海外情報も交えて述べる。
【キーワード】
マテリアルリサイクル、サーキュラーエコノミー、物理劣化・物理再生理論、射出成形、環境配慮設計
【講演ポイント】
・プラスチックの「物理劣化・物理再生理論」の提唱者であり、原理から解説できる。
・樹脂溜まり部のある押出機の考案者であり、実用成形への展開にも詳しい。
・これまで数多くのプラスチックのマテリアルリサイクルに取り組んできた実績があり、現行法の改良に関する具体的な知見を保有している。
・海外動向なども知見として保有している。
【習得できる知識】
・最新の高度マテリアルリサイクルの原理や実用化に関する知見を得ることができる。
・海外の動向を知ることができる。
・マテリアルリサイクルに関係する高分子の物性に関する最新の知識を得ることができる。
【プログラム】
1.プラスチックの現状
1.1 プラスチックによる環境汚染について
1.2 循環型社会・3R +R の動き
1.3 種々のリサイクルの位置づけ
2.現在のマテリアルリサイクルプロセス
2.1 収集システム
2.2 選別プロセス
2.3 ペレタイズシステム
3.高度物性再生マテリアルリサイクル
3.1 物理劣化・物理再生理論
3.2 高度物性再生プロセス (樹脂溜まりのある押出機)
3.3 メソ構造と力学特性の関係性
3.4 バージン樹脂の高性能化への拡張性
4.これからのプラスチックリサイクルについて
【質疑応答】