【 LIVE配信・WEBセミナー】

テラヘルツ波無線通信の最新技術動向およびインフラへの高付加価値への取り組み

★2024年10月28日WEBでオンライン開講。早稲田大学 川西氏、株式会社日立国際電気 柴垣氏の2名が、テラヘルツ波無線通信の最新技術動向およびインフラへの高付加価値への取り組みについて解説する講座です。


■本講座の注目ポイント

★テラヘルツ波を応用した産業・インフラ保守などへの活用、ビジネスシーンにおける高付加価値への可能性について紹介!

セミナー番号
S241038
セミナー名
テラヘルツ波無線通信 インフラ応用
講師名
  • 第1部  早稲田大学  理工学術院 基幹理工学部 電子物理システム学科  川西 哲也 氏
  • 第2部  株式会社日立国際電気  ソリューション統括本部 ミリ波システムグループ / 主任技師   柴垣 信彦 氏
開催日
2024年10月28日(月) 13:00-17:05
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★5Gのサービスがはじまったばかりですが、すでにBeyond5Gや6Gに向けた議論が本格化しております。Beyond5G/6GではTbps級超高速伝送をどこでも、何にでもつながるといった機能が期待されております。

★無線通信はその柔軟性から利用が拡大していますが、既存の電波帯域はすでに様々なサービスに用いられており、周波数資源の逼迫が課題です。これまで広く使われてきたマイクロ波に加えてより高い周波数帯であるミリ波、テラヘルツ波の活用が必須となります。

★さらには、テラヘルツ波を応用した産業・インフラ保守などへの活用やビジネスシーンにおける高付加価値への期待が高まってきております。

■注目ポイント

★テラヘルツ波、ミリ波、光ファイバを含む多種多様な伝送メディアを融合するための技術をハードウエア・モノづくりの視点から取り上げたうえでインフラ向けのアプリケーションの研究動向を紹介!

★社会実装を目指したミリ波・THz波帯の電波システムについて産業応用の観点からこれまでの実施例を紹介!

★今後展開される新しい周波数資源開拓の方向性と国際標準化の動向も含めて議論を展開!

講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 6G/7Gの実現に向けたテラヘルツ波無線通信の最新動向およびデジタルツインを活用したインフラ保守などへの応用

【時間】 13:00-15:40

【講師】早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 電子物理システム学科 川西 哲也 氏

【講演主旨】

 5Gのサービスがはじまったばかりですが、すでにBeyond5Gや6Gに向けた議論が本格化しています。Beyond5G/6GではTbps級超高速伝送をどこでも、何にでもつながるといった機能が期待されています。無線通信はその柔軟性から利用が拡大していますが、既存の電波帯域はすでに様々なサービスに用いられており、周波数資源の逼迫が課題です。これまで広く使われてきたマイクロ波に加えてより高い周波数帯であるミリ波、テラヘルツ波の活用が必須です。また、無線通信と光ファイバ通信のシームレスな接続も不可欠です。
 本セミナーでは、テラヘルツ波、ミリ波、光ファイバを含む多種多様な伝送メディアを融合するための技術を、ハードウエア・モノづくりの視点から取り上げたいと思います。特にインフラ向けのアプリケーションに注目し、研究動向をご紹介します。


【プログラム】

1.6Gへの期待
 1-1 Beyond 5Gをめぐる海外動向と日本の立ち位置
 1-2 6Gへの期待と課題

2.インフラへの応用
 2-1 インフラ向けICTの歴史
 2-2 インフラ向けICTの概要(鉄道・電力・航空)

3.6G実現のための要素技術:テラヘルツ帯の開拓
 3-1 テラヘルツ・ミリ波の開拓
 3-2 光無線融合技術(ファイバ無線)
 3-3 新たな光通信帯域

4.テラヘルツシステムの概要
 4-1 テラヘルツ通信の応用分野
 4-2 伝送システムの設計例
 4-3 テラヘルツデバイスの研究動向
 4-4 テラヘルツ帯の国際標準化

【質疑応答】


【キーワード】

テラヘルツ、ミリ波、光ファイバ、Beyond 5G、6G、レーダー、計測技術


【講演のポイント】

海外研究機関との共同研究の経験を踏まえ、光ファイバ、テラヘルツ通信に関する国内外の最新動向について精通している。また、キーデバイスの一つである光変調器に関する研究の第一人者であり、洋書を含め関連図書を複数執筆しており、基本原理から、システム応用まで説明が可能。


【習得できる知識】

・光ファイバ通信の基礎知識
・無線通信の基礎知識
・ミリ波・テラヘルツ技術の動向
・Beyond 5G/6Gの研究動向
・ミリ波レーダーの技術動向



【第2講】 テラヘルツ技術への期待とインフラ向けの高付加価値によるビジネスチャンス

【時間】 15:50-17:05

【講師】株式会社日立国際電気 ソリューション統括本部 ミリ波システムグループ / 主任技師  柴垣 信彦 氏

【講演主旨】

 1980年代に、800MHz帯で移動体通信が実用化されて以来、無線システムは我々の生活になくてはならない「道具」として身近な存在になっている。ユーザー数の増大と送るべきコンテンツ容量の増大に対応するため、利用される周波数帯はマイクロ波からミリ波、ミリ波からTHz波へと拡大していくと予測される。周波数が高いミリ波・THz波帯では比較的広い帯域が利用できるため有効利用に向けた研究開発は活発である。一方で、周波数が高くなると自由空間減衰が増えるという原則から逃れることはできない。このため高い周波数の周波数資源を活用しつつ「遠くまで飛ばない」電波の物理的性質も理解したうえでメリットの出せるアプリケーションの開発が必要と考えている。本講演では、100GHz近辺の周波数資源を利用して、社会実装まで可能な電波システムとして高速鉄道用の通信システムと滑走路異物検知レーダーの二つのアプリケーションの実例紹介を行う。こののちに、システム開発に利用した基盤技術や国際標準化の動向などについても解説を加える予定である。  


【プログラム】

1. ミリ波・THz波の電波の性質
2. 100GHzを使用した高速鉄道用列車無線システムの開発事例
3. 100GHzを使用した滑走路異物検知システムの開発事例
4. 電磁界解析を使用したアンテナ設計・RCS評価手法
5. ITU-Rでの国際標準化(WP5A:高速鉄道用無線システム)
6. ITU-Rでの国際標準化(WP5B:滑走路異物検知システム)
7. 100GHz以上の周波数利用に向けた国際標準化動向
8. まとめ ~電波の性質を上手く利用したシステム開発に向けて~

【質疑応答】

【キーワード】
B5G、ミリ波、THz波、レーダー、イメージング、超広帯域通信、固定無線、移動体通信

【講演のポイント】
社会実装を目指した、ミリ波・THz波帯の電波システムについて、産業応用の観点から、これまでの実施例を紹介する。今後展開される新しい周波数資源開拓の方向性と国際標準化の動向も含めて議論を行う。

【習得できる知識】
・電波システムの開発に必要な無線技術
・ミリ波・THz波帯の国際標準化動向
・特定実験無線局の概要
・回線設計・レーダー方程式
・電磁界解析の応用例(アンテナ設計・RCS計算)


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