【 LIVE配信・WEBセミナー】

リチウムイオン電池におけるレアメタル分離と最新回収技術、リサイクルの現状

★2024年10月25日WEBでオンライン開講。株式会社イージーエス 近藤氏、弘前大学大学院 佐々木氏、株式会社GSユアサ 鹿島氏が、リチウムイオン電池におけるレアメタル分離と最新回収技術、リサイクルの現状について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

自動車の電動化用のリチウムイオン電池市場やドローンやEV等用途を飛躍的に拡大させ、レアメタルは価格の高騰や国際的な資源争奪と言う課題が上がっている。それを解決するためにも国内での資源循環の確立を求める声も高まって来た。レアメタルのニーズの今と将来、LIBリサイクル動向とレアメタル分離、リチウム資源の将来需要予測、現在の供給技術と増産への課題、リサイクルに関する法制度や経済性の課題、回収量や回収技術の実態について解説を行う。

セミナー番号
S241046
セミナー名
リチウムイオン電池 レアメタル回収技術
講師名
  • 第1部  株式会社イージーエス  経営企画室 技術開発チーム/主幹  近藤 治郎 氏
  • 第2部  弘前大学  リチウム資源総合研究機構・リチウムコア技術開発センター/大学院理工学研究科 センター長・教授  佐々木 一哉 氏
  • 第3部  ㈱GSユアサ  産業電池製造部 品質管理Gリーダー  鹿島 理 氏
開催日
2024年10月25日(金) 10:45-15:45
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★リチウムイオン電池におけるレアメタルの分離回収技術、またリチウム資源の需給見通し、供給技術と増産への課題、そしてリサイクルにおける法制度、経済性課題など多角的にレアメタルについて学習できる講座です。


■注目ポイント

★使用済みLIBなどレアメタル分離・回収の背景について、イオン交換樹脂によるNiとCoの分離の実際、回収技術の将来展望について学習、習得できる!

★自動車の電動化用のリチウムイオン電池市場の動向を中心として、将来のリチウム資源の需給見通しをたて、また世界的に積極的に開発が進むリチウム資源の採取・回収技術の現状、および注目される革新的技術を概説!

★レアメタルのリサイクルに関する法制度や経済性の課題、回収量や回収技術の実態について学習、習得できる!

【第1講】 イオン交換樹脂によるレアメタルの分離回収技術

【時間】 10:45-12:00

【講師】株式会社イージーエス 経営企画室 技術開発チーム/主幹 近藤 治郎 氏

【講演主旨】

 脱化石燃料の潮流により拡大するLIBの種類および現状とのギャップについて概説する。
 レアメタルの中でもLIB正極材に重要な資源について、レアメタル混合溶液からキレートイオン交換樹脂により、目的元素を分離・回収するユニークな方法を提供する。
 本セミナーでは、例えばNiとCoの混合液をキレート樹脂に充填したカラムへ通液することで、簡便かつ安価にNiのみを吸着してCoをリークさせることが可能となるよう技術
(錯イオンの制御)について解説する。

【プログラム】

1.使用済みLIBなどレアメタル分離・回収の背景
 1.1 レアメタルのニーズ「今と将来」
 1.2 LIBリサイクル動向

2.イオン交換樹脂によるNiとCoの分離
 2.1 金属分離おける錯体形成の概念
 2.2 混合錯体キレート分離法とは
 2.3 NiとCo分離の実際

3.レアメタル分離、回収技術の展望
 3.1 レアメタル分離「経済的なプロセスに向けて」
 3.2 展望

【質疑応答】


【キーワード】

リチウムイオン蓄電池(LIB)、LIB種類・動向、リサイクル、分離・回収、キレート樹脂、錯体化学、Ni、Co


【講演の最大のPRポイント】

LIBの機能材料の必要性はもちろん、レアメタル分離ツールとしてのキレート樹脂の基本特性、錯体制御によるレアメタル分離特性から具体的なレアメタル(Ni、Co等)の分離プロセスについて紹介する。


【習得できる知識】

・ LIBの需要
・ LIBの種類と正極材原料の動向
・ キレート樹脂の基本特性
・ 錯体制御によるレアメタル分離技術
・ 溶液中のNiとCoの分離プロセス例







【第2講】 リチウム資源採取回収技術の現状と将来展望

【時間】 13:00-14:15

【講師】弘前大学 リチウム資源総合研究機構・リチウムコア技術開発センター/大学院理工学研究科 センター長・教授 佐々木 一哉 氏

【講演主旨】

 世界の人口と生活水準向上に伴い、すべての資源の需要が急増大し続けています。社会の拡大と繁栄には、資源の循環利用や、資源の可採埋蔵量を増やす必要があります。これらを実現するには、資源に対する正確な需給見通しによる適切な投資と、低コスト、低環境負荷で資源を採取・回収する技術の確認が必要です。
 本セミナーでは、自動車の電動化用のリチウムイオン電池市場の動向を中心として、将来のリチウム資源の需給見通しをたて、また世界的に積極的に開発が進むリチウム資源の採取・回収技術の現状、および注目される革新的技術を概説します。
 セミナーの聴講を通し、当該分野参入への投資判断や、事業化のパートナー選定などに役立てていただきたい。

【プログラム】

1.リチウムの重要性と資源供給

2.資源供給の課題と世界の取り組み

3.リチウム資源リサイクル市場

4.リチウム回収工程とそれぞれの課題

5.電気透析法

6.弘前大学(佐々木研究室)のリチウム資源・採取技術

7.将来展望

【質疑応答】


【キーワード】

DLE技術、特定重要物資、重要資源、サプライチェーン、欧州電池規則、電池リサイクル


【講演の最大のPRポイント】

経済安全保障上重要な戦略的資源であるリチウムの確保に向けた先進的な技術と北米や欧州の取り組みを理解するとともに、国内にサプライチェーンを創成するカギとなりうる電気透析技術などを紹介する。


【習得できる知識】

・ 資源埋蔵量の考え方
・ リチウム資源の将来需要
・ リチウム資源の現在の供給技術と課題
・ 世界のリチウム資源確保への取り組み
・ 多様なリチウム資源採取・回収技術



【第3講】 使用済みリチウムイオン電池のリサイクルの現状と課題

【時間】 14:30-15:45

【講師】㈱GSユアサ 産業電池製造部 品質管理Gリーダー 鹿島 理 氏

【講演主旨】

高い性能を持つリチウムイオン蓄電池は、ドローンやEV等、その用途を飛躍的に拡大させている。一方で、多様な金属原料を使用するため、レアメタル価格の高騰や国際的な資源争奪と言う課題も浮かび上がっており、それを解決するためにも国内での資源循環の確立を求める声も高まっている。本セミナーでは、リサイクルに関する法制度や経済性の課題、回収量や回収技術の実態について解説を行う。

【プログラム】

1.蓄電池とは

2.蓄電池の種類と金属原料

3.蓄電池の処理工程の概要

4.蓄電池の回収量の実態

5.LIBリサイクルの経済性

6.リサイクル技術の現状

7.リサイクルの実態と課題

8.資源有効利用促進法とEU電池規則

【質疑応答】


【キーワード】

リチウムイオン蓄電池、リサイクル、資源循環、回収技術、資源有効利用促進法、3R、EU電池規則


【講演の最大のPRポイント】

本セミナーでは、リチウムイオン電池を中心に、蓄電池に関する法規制や処理工程、リサイクルの経済性、市場動向、EU電池規則対応など、蓄電池に関係する業務を行うものであれば押さえておきたい電池のリサイクルの基礎知識を紹介する。


【習得できる知識】

①蓄電池リサイクルに関連する法令の基礎知識
②蓄電池のリサイクルシステムと実績、処理工程の基礎知識
③リサイクル技術の基礎知識
④市場実態と対応する制度の施行状況に関する基礎知識




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