【 LIVE配信・WEBセミナー】

気体分離膜のガス透過メカニズムと 水素・CO2分離膜の技術動向と課題

★2024年10月23日WEBでオンライン開講。山口大学 田中先生、九州大学 藤川先生、早稲田大学 松方先生がそれぞれ気体分離膜のガス透過メカニズムと 水素・CO2分離膜の技術動向と課題について解説する講座です。

★【注意事項】本セミナーは講師の方のスケジュールの関係で、お昼休憩が多く取れないため、視聴しながら、ご覧いただけるようご昼食を用意くださいませ。ご了承くださいませ。何とぞ、よろしくお願いいたします。


■注目ポイント

★膜を用いたガス分離法について、その基礎と概要を解説する。また、膜による水素分離およびCO2分離の技術開発動向を解説!

★m-DACの評価と課題とは?ゼオライト分離膜を利用した分離プロセスの開発状況、特に有機溶剤(バイオエタノール等)の脱水やガス分離、オレフィン精製、炭化水素分離技術への展開は?

セミナー番号
S241009
セミナー名
CO2分離膜
講師名
  • 第1部  山口大学  大学院創成科学研究科 循環環境工学分野 教授  田中 一宏 氏
  • 第2部  九州大学  カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授  藤川 茂紀 氏
  • 第3部  早稲田大学  先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 工学博士  松方 正彦 氏
開催日
2024年10月23日(水) 10:00-14:00
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

●1名様  :49,500円(税込、資料作成費用を含む)

●2名様以上:16,500円(お一人につき)

 ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。

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【【本セミナーの主題および状況  本講座の注目ポイント】】

■注目ポイント

★膜を用いたガス分離法について、その基礎と概要を解説する。また、膜による水素分離およびCO2分離の技術開発動向を解説!

★m-DACの評価と課題とは?ゼオライト分離膜を利用した分離プロセスの開発状況、特に有機溶剤(バイオエタノール等)の脱水やガス分離、オレフィン精製、炭化水素分離技術への展開は?


講座担当:青木良憲


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 気体分離膜のガス透過メカニズム CO2分離膜の技術動向と課題

【時間】 10:00-11:15

【講師】山口大学 大学院創成科学研究科 循環環境工学分野 教授 田中 一宏 氏

【講演主旨】

 化学産業では様々な分離プロセスが必要である。ガスの分離には、従来から深冷分離法、吸着法、吸収法が用いられてきたが、1980年頃から実用化が始まった膜によるガス分離法は、従来法に比べて原理的に消費エネルギーの少ないガス分離技術である。水素分離に利用され始め、CO2分離、高純度N2ガス製造、脱湿工程などへと利用は広がっている。低炭素社会の実現に必要な技術が求められている現在、クリーンなエネルギー媒体である水素の分離や主要な温室効果ガスであるCO2の分離回収技術への膜ガス分離法の利用が注目されている。

 本講座は、大学の講義ではほとんど扱われていない膜を用いたガス分離法について、その基礎と概要を解説する。また、膜による水素分離およびCO2分離の技術開発動向を解説する。


【プログラム】

1.膜ガス分離の基礎

 1-1.膜ガス分離プロセス

 1-2.蒸留法、吸収法、吸着法との比較

 1-3.膜ガス分離の適用例

 1-4.膜による水素分離プロセスの例

 1-5.膜によるCO2分離プロセスの例

 1-6.ガス分離膜と膜モジュール

 1-7.透過係数とパーミアンスと圧力差

 1-8.分離膜の分離係数

 1-9.膜モジュールの分離性能

 1-10.圧力比と膜モジュールの分離性能

 1-11.欠陥率と膜の分離係数

2.分離膜の形態と製膜法

 2-1. 非対称膜と複合膜

 2-2.非対称膜の作製法

 2-3.スパイラル膜モジュール

 2-4.中空糸膜の作製法

 2-5.炭素膜の作製法と構造

 2-6.シリカ膜の作製法と構造

 2-7.ゼオライト膜の作製法と構造

3.ガス透過メカニズム

 3-1.ガス分子の動力学直径と臨界温度

 3-2.気体分子運動論

 3-3.粘性流れとKnudsen流れ

 3-4.細孔内のガス透過メカニズム

 3-5.ゼオライト膜の構造

 3-6.シリカ膜の構造

 3-7.炭素膜の構造

 3-8.高分子膜の構造

 3-9.溶解拡散機構

 3-10.高分子の自由体積

4.CO2分離膜の技術開発動向

 4-1.CO2分離膜の用途

 4-2.高分子膜

 4-3.炭素膜

 4-4.シリカ膜

 4-5.ゼオライト膜

 4-6.促進輸送膜

 4-7.CO2分離膜に関するその他の話題

5.水素分離膜の技術開発動向

 5-1.水素分離膜の用途

 5-2.高分子膜

 5-3.炭素膜

 5-4.シリカ膜

 5-5.ゼオライト膜

 5-6.水素分離膜に関するその他の話題

6.まとめ

【質疑応答】


【習得できる知識】

・膜によるガス分離プロセスをイメージできる。

・素材の異なるガス分離膜のガス透過現象をイメージできる。

・関連学会でガス分離膜の研究発表を聴講するときに役立つ基礎知識を習得できる。


【講演キーワード】

低炭素化、水素分離、CO2分離、膜ガス分離、分離膜、高分子膜、炭素膜、シリカ膜、ゼオライト膜、促進輸送膜


【講演のポイント】 

 膜を用いるガス分離法は大学の講義ではほとんど扱われていない。本セミナーでは、膜による水素分離およびCO2分離に関する研究発表を聴講する際に役立つと考えられる基礎知識を中心に解説する。


【第2講】 膜を使った新たなCO2分離のアプローチm-DAC

【時間】 11:20-12:35

【講師】九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授 藤川 茂紀 氏

【講演主旨】

※現在調整中です

【プログラム】

※現在調整中です


【第3講】 膜分離プロセスの基礎とCO2・水素などの活用に向けた最新動向・将来展望

【時間】 12:45-14:00

【講師】早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 工学博士 松方 正彦 氏

【講演主旨】

 2050年カーボンニュートラル達成に向けては、エネルギー・化学産業における二酸化炭素・バイオマスなどへの原料転換に対応する新規プロセス技術開発が必要とされており、なかでもプロセスの省エネルギー化には分離技術の革新は必須です。特に、分離膜はその省エネ性において他の技術とは一線を画した効果があります。ここでは分離膜の基礎からはじめ、分離膜技術開発の必要性、効果について、また無機分離膜を中心に最先端のプロセス開発の提案までを概観します。

【習得できる知識】

・膜分離の基礎、特に無機分離膜の種類と構造、分離性能

・膜分離を活用した化学プロセス革新の可能性

・2050年カーボンニュートラル達成に向けての分離膜技術の貢献

【講演キーワード】

膜、分離、プロセス、ゼオライト、最新、技術、動向、ガス、カーボンニュートラル

【講演のポイント】 

ゼオライトの合成と吸着・触媒作用に関する専門性を基盤として、カーボンニュートラルの達成に資する反応・分離技術について紹介が可能。

【プログラム】

1.膜分離技術とは?

2.分離膜の基礎

 2-1.分離膜の概要

 2-2.液相系の膜分離の基礎

 2-3.気相系の膜分離の基礎

3.無機分離膜の種類と基本的な機能

4.ゼオライト分離膜の基礎

 4-1.ゼオライトとは?

 4-2.様々なゼオライトの構造

 4-3.ゼオライトの物理化学的特性

 4-4.ゼオライト分離膜のこれまでの研究の経緯

5.ゼオライト分離膜を利用した分離プロセスの開発状況

 5-1.有機溶剤(バイオエタノール等)の脱水

 5-2.ガス分離

  5-2-1.オレフィン精製

  5-2-2.炭化水素分離

6.分離膜を用いたプロセスの構築

 6-1.オレフィン分離精製プロセス

 6-2.膜反応器(メンブレンリアクター)

  6-2-1.エステル化など液相反応

  6-2-2.メタノール合成

  6-2-3. 逆シフト反応

  6-2-4.フィッシャートロプシュ合成

  6-2-5.アルカンの脱水素

7.その他の分離膜の最新動向


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