太陽光発電パネル・モジュールにおけるリサイクル・リユースに向けた国内外における技術・事業の開発動向と将来展望
★2024年11月28日WEBでオンライン開講。東北電力株式会社 青柳氏、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 河本氏、株式会社新菱 守谷氏が、太陽光発電パネル・モジュールにおけるリサイクル・リユースに向けた国内外における技術・事業の開発動向と将来展望について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★東北電力株式会社の講師が―
日本版PVサイクルジャパン(PVCJ)のメンバーとともに現在実施中の「宮城実証事業」と「環境省実証事業」と「福島実証事業」を紹介!
- 第1部 東北電力株式会社 再生可能エネルギー部 / 主任 青柳 尚史 氏
- 第2部 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
- 第3部 株式会社新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画リスク管理本部/本部長 守谷 大輔 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★太陽光パネルは今後大量廃棄されることが予測されており、環境省の算出では2035~37年には年間約17~29万tが排出される見込みとなっております。それら大量廃棄された太陽光パネルをどのようにリサイクル・リユースするのかといった適正な処理方法の観点が大きな課題となっております。
★本講座では、太陽光発電パネル・モジュールのリサイクル・リユースに向けた国内外における取り組み・実証事業・処理技術の最新動向について紹介いたします。
■注目ポイント
★みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の講師が「欧米等における太陽電池モジュールリサイクルの動向」について概説!
★株式会社新菱の講師が「太陽光パネルリサイクルシステムにおける熱分解処理と高度選別技術」を紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【第1講】 使用済み太陽光パネルの適正なリユース・リサイクル推進に向けた取り組みについて
【時間】 13:00-14:15
【講師】東北電力株式会社 再生可能エネルギー部 / 主任 青柳 尚史 氏
【講演主旨】
東北電力では、将来訪れる使用済太陽光パネルの大量廃棄に向け、適正なリユース・リサイクルと国内資源の循環促進を目指し、様々な活動を行っております。欧州で先行して太陽光パネルリサイクルに取り組んでいるPVサイクル(PVC)の日本版PVサイクルジャパン(PVCJ)のメンバーとともに様々な課題に対しての実証取り組みとして、現在実施中の「宮城実証事業」と「環境省実証事業」と「福島実証事業」を中心にご紹介します。
【プログラム】
1.リユース・リサイクル推進に向けた取り組み
2.宮城実証事業について
3.環境省実証事業について
4.福島実証事業について
5.質疑応答
【質疑応答】
【キーワード】
太陽光パネル、PVモジュール、リユース、リサイクル、廃棄、処理、処分、相談、問題、今後、契約、課題、サーキュラエコノミー、宮城、環境省、福島、ゼロエミッション、カーボンニュートラル、再エネ、FIT、FIP、発電所、PVCJ、PVサイクルジャパン
【講演のポイント】
様々な実証などを通じて課題対策を実施してきた。欧州とは違い日本の廃棄太陽光パネルは,リユースできるものが多い。
全てリサイクルする前にリユースとして再利用できるよう簡易な検査方法などを開発,安心して利用でき廃棄物の抑制が出来ることにより資源循環を促進する。リサイクルに関しては,パネル重量比の約70%占めるカバーガラスの再使用が課題となっている点などを中心に取り組んでいる。
【習得できる知識】
PVリユースリサイクルの現状
国や自治体との取り組みについて
欧州との違い
【第2講】 海外における使用済み太陽電池モジュールリサイクル等推進に向けた取り組み
【時間】 14:25-15:40
【講師】みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
【講演主旨】
太陽電池モジュールリサイクル等の使用後処理への取り組みは欧州が先行し、日本も含む各国においても様々な取り組みが開始されている。リサイクル等適正処理の重要性は広く認識され始めており、国際機関等からの情報発信も積極的に行われている。本講演では、欧米等における太陽電池モジュールリサイクルの動向について概説する。
【プログラム】
1.はじめに
2.欧州における太陽電池モジュールリサイクル動向
3.米国における太陽電池モジュールリサイクル動向
4.その他諸国における太陽電池モジュールリサイクル動向
5.IEA PVPS Task12: PV Sustainabilityにおける取り組み
【質疑応答】
【第3講】 太陽光パネルリサイクルシステム~熱分解処理と高度選別技術
【時間】 15:50-17:05
【講師】株式会社新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画リスク管理本部/本部長 守谷 大輔 氏
【講演主旨】
使用済み太陽光パネルのリサイクル(資源循環)を促進することを目的に、廃棄された太陽光パネルの樹脂成分を熱分解処理後、素材毎に回収する高度選別技術を環境省実証事業において開発した。本システムでは高度選別により、金属(アルミ、銅、銀)は精錬会社へ素材原料として、又ガラスは高品位ガラス原料として回収、有価物として販売することが可能。環境改善効果はCO2削減量で評価し削減効果があることが確認できた。更に水平リサイクルによる資源循環率向上は、マテリアルリサイクルの観点で大変重要である。本講演ではその処理技術を紹介する。
【プログラム】
1.太陽光パネル導入量と予測廃棄量
2.新菱方式太陽光パネルリサイクルシステムについて
3.本格設備概要
4.まとめと今後の展望
【質疑応答】
【キーワード】
太陽光パネル リサイクル 資源循環