再生プラスチックにおける機能向上のための高分子添加剤
★諸事情により日程を再度調整いたしました。2024年12月4日WEBでオンライン開講。元住友化学、AndTech顧問 今井 昭夫 氏が再生プラスチック利用における機能向上のための添加剤について解説する講座です。
■注目ポイント
★樹脂材料の変質劣化機構と添加剤の作用機構の基礎的な考え方から、工業化されている各種の樹脂材料の特性に対応するリサイクル手法技術を解説
★最近の添加剤メーカーの再生樹脂用添加剤の紹介まで、再生樹脂材料の設計に関する全体的な理解が進む解説。
- 元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏
●1名様 :45,100円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【再生プラスチック機能向上】
■本セミナーの主題および状況
★2024年11月13日WEBでオンライン開講。元住友化学、AndTech顧問 今井 昭夫 氏が再生プラスチック利用における機能向上のための添加剤について解説する講座です。
■注目ポイント
★樹脂材料の変質劣化機構と添加剤の作用機構の基礎的な考え方から、工業化されている各種の樹脂材料の特性に対応するリサイクル手法技術を解説
★最近の添加剤メーカーの再生樹脂用添加剤の紹介まで、再生樹脂材料の設計に関する全体的な理解が進む解説。
講座担当:金本 恵子
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-17:00
【講師】元住友化学 株式会社AndTech 技術顧問 今井 昭夫 氏
【講演主旨】
地球温暖化防止や資源使用量削減の要請から、プラスチックのマテリアルリサイクル検討が進められている。再生プラスチックは、回収されたプラスチックをリサイクルする素材であり、環境負荷低減の視点から注目されているが、一度使用した素材を再度利用するため、不純物の残留や、強度や品質の均一化に課題が残る場合も少なくない。この問題の解決のために添加剤の活用が有効であり、耐久性や物性を向上させるだけでなく、難燃性や抗菌性といった機能を付加して、付加価値を高めることも可能である。本講座では再生プラスチックに用いる添加剤の選定や効果的な活用について、基礎から応用まで解説し、実用化されている事例も紹介する。
【キーワード】
再生樹脂、アップグレード、マテリアルリサイクル、機能性添加剤、難燃剤、消臭剤、抗菌剤
【講演ポイント】
樹脂材料の変質劣化機構と添加剤の作用機構の基礎的な考え方から、工業化されている各種の樹脂材料の特性に対応するリサイクル手法技術の解説、また、最近の添加剤メーカーの再生樹脂用添加剤の紹介まで、再生樹脂材料の設計に関する全体的な理解が進むように構成した。
【習得できる知識】
再生樹脂材料の設計、マテリアルリサイクルの考え方、樹脂材料の物性と機能、高分子添加剤の種類と機能
【プログラム】
1-1. 高分子材料の劣化原因と機構
1-2. 劣化対策としての添加剤の作用
2. 樹脂のマテリアルリサイクルに関わる技術的課題
2-1. 樹脂材料の使用条件と経時劣化
2-2. 回収樹脂中の異物・異材の混入
3. 再生樹脂に対する添加剤の適用
3-1. 酸化防止剤、紫外線吸収剤
(1)回収樹脂中の酸化防止剤濃度低下の影響
(2)再生樹脂への酸化防止剤、紫外線吸収剤の(追加)添加の考え方
(3)再生樹脂の耐久性・対候性の評価
3-2. 滑剤、加工助剤
(1)一般的な滑剤、加工助剤
(2)再生樹脂用に開発された滑剤、加工助剤の例
3-3.難燃剤
(1)一般的な難燃剤
(2)再生樹脂に適用される難燃剤
3-4.抗菌剤
3-5.消臭剤
4. 異種樹脂材・充填材を含む再生樹脂への添加剤
4-1. 異種ポリマーの相容化剤
4-2. 樹脂材量と充填剤・バイオマス材との分散改良剤
4-3. ブリード・ブルーム防止剤
5. 再生樹脂材料設計の考え方
5-1.水平リサイクル、アップ(グレード)リサイクル、カスケードリサイクル
5-2.対象樹脂の需要量推移および樹脂材料の選別・純度向上の手法
5-3.規制法規の動向との整合化
5-4.LCA的考え方によるケミカルリサイクルとの役割分担
【まとめ・質疑応答】