導電性カーボンブラックの種類、特徴、高導電化技術およびSDGs型炭素材料の可能性
~導電性カーボンブラック、水素副生炭素材料、廃タイヤ再生カーボンブラック~
★2025年2月21日:会場開講【機能性カーボンフィラー研究会・副会長:前野氏】カーボンブラック・導電性炭素材料の専門家が素材ごとの特性と高導電化、最適分散技術について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
※こちらは会場開催となります(名刺交換&お弁当付き!)
①導電性カーボンブラックの種類・構造・製法について詳しく解説します
②導電性カーボンブラックの性能を最大限活用するためのコツについて解説します
③環境に配慮した炭素材料について事例を紹介します
- 機能性カーボンフィラー研究会 副会長 技術士(化学部門) 前野 聖二 氏
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
※昼食代(お弁当)も受講料に含まれています
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
≪こちらの講座は、会場での開催になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】機能性カーボンフィラー研究会 副会長 技術士(化学部門) 前野 聖二 氏
【講演主旨】
導電性カーボンブラックとは、樹脂や塗料など絶縁性の材料に導電性を付与する素材です。導電性カーボンブラックには様々な種類があり、その構造は多岐に渡ります。導電性カーボンブラックの特徴を把握し、その上で各種用途に応じて使いこなすことが、特徴あるノウハウや製品を生み出すポイントとなります。
本講では、まず、導電性カーボンブラックの種類や特徴といった「基礎」を学びます。更に、これらの素材の特徴を最大限引き出すための高導電化技術や最適分散手法などの「応用」について学習します。更に、昨今のトピックスとして、SDGs型炭素材料の特徴や課題、炭素材料の改質技術についても解説します。
【講演のポイント】
導電性カーボンブラック、カーボンナノチューブ、グラフェン、SDGs型炭素などの炭素材料や樹脂複合材料・塗料に関する研究・生産技術開発者、企画・営業担当者。これら炭素材料を使用する研究・生産技術、市場開発業務に携わる方に向けた講演です。
【習得できる知識】
①導電性炭素材料の種類・構造・製法
②高導電化技術
③最適分散手法
④導電性複合製品の用途事例
【講演キーワード】
導電性炭素材料、導電性カーボンブラック、CNT、カーボンナノチューブ、グラフェン、ターコイズ水素副生炭素、再生カーボンブラック
【プログラム】
はじめに 情報交流(人脈力)の重要性
第1部:導電性カーボンブラック入門
1. 導電性フィラーとは? ~種類、特徴、用途~
・金属系フィラー、白色導電フィラー、金属被覆導電フィラー
2. 炭素系導電性フィラーとは?
・カーボンブラック、単層・多層カーボンナノチューブ、VGCF、グラフェン
・炭素繊維、グラファイト
・導電性フィラーの用途(導電性マップ)
3. 導電性カーボンブラックとは? ~構造、種類と特性~
・カーボンブラックの製造方法
・構造、物理・化学的性質:一次粒子、アグリゲート、アグロメレート、
・表面官能基、結晶性、DBP吸収量、凝集体径
・導電性発現機構
・各種導電性カーボンブラックの特徴と特性値(粒子数、アグロメレート径)
・DBP吸収量と導電性付与効果
・導電性カーボンブラックの種類と特性:ケッチェンブラック、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック
第2部:導電性カーボンブラックの性能を最大限活用するためのコツ
1.最適混練、塗料化手法 ~高導電性、最適分散化技術~
・分散、導電化機構:分散機構(分散4ステージ)
・分散機(樹脂コンパウンド分散機、塗料分散機)
・分散状態評価方法、導電性評価方法
2.高導電化、最適分散技術
・分散状態(凝集塊量)と導電性
・樹脂の影響(単一樹脂系、二成分樹脂系)
・充填材の影響
・成形条件の影響
第3部:SDGs型炭素材料の可能性および炭素材料の改質技術
1.SDGs型炭素材料の可能性
・ターコイズ水素副生炭素材料
・廃タイヤ由来再生CB
・廃棄植物由来炭素材料
2.炭素材料の改質技術
・結晶性、多孔性、異元素ドープ
・電子線照射
【質疑応答】
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