フィラーを用いた高分子材料の材料設計およびナノコンポジット化による高分子材料の機能付与・特性制御技術とフィラー充填高分子材料の最近の技術動向
※本講習会の事前配布資料は紙媒体での配布となり、開催決定後に郵送させていただきます。この点ご了承いただけましたら幸いでございます。
★2025年3月14日WEBでオンライン開講。川辺高分子研究所 川辺氏が、フィラーを用いた高分子材料の材料設計およびナノコンポジット化による高分子材料の機能付与・特性制御技術とフィラー充填高分子材料の最近の技術動向について解説する講座です。
■注目ポイント
★高分子材料におけるフィラーの機能と作用機構、各種フィラーの特徴・機能、分散性制御・コンパウンド技術、評価・解析法について解説!
- 川辺高分子研究所 代表 川辺 正直 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURLを別途メールでご案内いたします。
※ 事前配布資料は紙媒体での配布となり、開催決定後に郵送させていただきます。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★ポリマー材料との複合化に用いられるフィラーは、近年ではポリマーの特性向上や新機能の付与のための無機・有機化合物として注目されています。
★フィラーには、球状・板状・繊維状の多様な形状を有する化合物があり、そのサイズも数10μm~数nmの幅広いサイズのものが使用されることから、多様な用途、要求特性に合わせた配合設計・分散技術・成形加工技術を適用させて行くことが求められます。
■注目ポイント
★フィラーを用いた高分子材料の材料設計・特性制御技術を解説!
★ナノコンポジット材料の特徴・機能、ナノコンポジット化による高分子材料の機能付与・特性制御技術を解説!
★フィラー充填高分子材料の最近の技術動向について解説!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】川辺高分子研究所 代表 川辺 正直 氏
【講演主旨】
ポリマー材料との複合化に用いられるフィラーは、近年ではポリマーの特性向上や新機能の付与のための無機・有機化合物として注目されている。フィラーには、球状・板状・繊維状の多様な形状を有する化合物があり、そのサイズも数10μm~数nmの幅広いサイズのものが使用されることから、多様な用途、要求特性に合わせた配合設計・分散技術・成形加工技術を適用させて行くことが求められる。
本セミナーでは、高分子材料におけるフィラーの機能と作用機構、各種フィラーの特徴・機能、分散性制御・コンパウンド技術、評価・解析法、フィラーを用いた高分子材料の材料設計・特性制御技術、ナノコンポジット材料の特徴・機能、ナノコンポジット化による高分子材料の機能付与・特性制御技術、並びに、フィラー充填高分子材料の最近の技術動向について概説する。
【プログラム】
1.高分子材料におけるフィラーの作用機構と機能付与
1.1 高分子材料の特性に及ぼすフィラーの役割と機能
1.2 フィラー充填高分子材料の特性に及ぼす複合則
2.各種フィラーの特徴、機能と用途
2.1 酸化物
2.2 ケイ酸塩
2.3 炭酸塩
2.4 水酸化物
2.5 窒化物
2.6 炭素類
2.7 その他
3.フィラーの表面改質と分散性制御、コンパウンド技術
3.1 表面改質剤の作用機構と使用方法
3.2 表面処理剤の種類と分散性制御技術
3.3 その他のフィラーの表面処理技術
3.4 樹脂/フィラーのコンパウンド技術
4.フィラーの分散状態評価と高次構造解析
4.1 顕微鏡観察法
4.2 X線散乱法
4.3 3次元顕微鏡法
5.フィラーを用いた高分子材料の材料設計・機能付与・特性制御技術
5.1 低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレン・ブタジエンゴム系コンパウンド
5.2 自動車外装用ポリカーボネート系ポリマーアロイ
5.3 電線被覆材向けポリエチレン系ノンハロゲン難燃材料
5.4 高周波基板向け硬化型ポリフェニレンエーテル系コンパウンド
5.5 エポキシ樹脂系高放熱材料
6.ナノコンポジット材料の特徴・機能・製法
6.1 ナノコンポジット材料の種類、分散状態とその因子
6.2 ナノコンポジット材料の歴史と用途
6.3 ナノコンポジット化による特性の向上と機能付与
6.4 ナノコンポジット材料の製法
・層間挿入法
・InーSitu法
・その他の方法
7.ナノコンポジット化による高分子材料の機能付与・特性制御技術
7.1 ポリアミド/モンモリロナイト系ガスバリア性ナノコンポジット材料
7.2 高周波対応プリント基板用低誘電損失絶縁材料におけるナノコンポジット系難燃化技術
・高速・高周波基板用材料に対する要求特性と技術トレンド
・精密カチオン重合による可溶性硬化型分岐ポリマーの合成
・可溶性硬化型分岐ポリマーによる高周波基板向け低誘電材料の開発
・ナノコンポジット系ノンハロゲン難燃化技術による低誘電フィルム材料の開発
8.フィラー充填高分子材料の最近の技術動向
8.1 機能性ナノコンポジット材料
8.2 環境対応型天然物フィラーの種類と応用
8.3 機能性超分子集合体系コンポジット材料
【質疑応答】
【習得できる知識】
・高分子材料におけるフィラーの作用機構と機能付与
・各種フィラーの特徴、機能と用途
・フィラーの表面改質と分散性制御、コンパウンド技術
・フィラーの分散状態評価と高次構造解析
・フィラーを用いた高分子材料の材料設計・機能付与・特性制御技術
・ナノコンポジット材料の特徴・機能・製法
・ナノコンポジット化による高分子材料の機能付与・特性制御技術
・フィラー充填高分子材料の最近の技術動向