【 LIVE配信・WEBセミナー】

人工皮革・合成皮革の基礎、構造、製造方法とポリウレタン樹脂の組成、物性、劣化とその評価方法および環境問題への取り組み

★2025年3月17日WEBでオンライン開講。京都女子大学 榎本氏、株式会社クラレ 芦田氏2名が、【人工皮革・合成皮革の基礎、構造、製造方法とポリウレタン樹脂の組成、物性、劣化とその評価方法および環境問題への取り組み】について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★人工皮革・合成皮革の基礎、構造上の違い、製造方法、ポリウレタン樹脂の組成、物性、劣化とその評価方法、環境配慮技術の導入や環境負荷の軽減など最近の環境問題への取り組みについて紹介!

セミナー番号
S2503317
セミナー名
人工皮革・合成皮革
講師名
  • 第1部  京都女子大学  家政学部 / 教授  榎本 雅穗 氏
  • 第2部  株式会社クラレ  クラリーノグローバルオペレーション部  芦田 哲哉 氏
開催日
2025年03月17日(月) 10:30-15:40
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。



詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況(講師より)

★人工皮革・合成皮革は、衣料・靴・カバン等のファッション素材や、家具・車両を含めたインテリア素材として広く用いられています。

★世界での需要がさらに拡大している中で、SDGsの意識の高まりとともに、人工皮革に対する市場からの要望は、環境対策を意識したものに変化しています。

■注目ポイント

★人工皮革・合成皮革の基礎、構造上の違い、それらに使われるポリウレタン樹脂の組成、物性、劣化とその評価方法について解説!

★サステナブル素材を使用したヴィーガンレザーやバイオマス原料を使用した非フッ素系汚染防止処理剤などの最新のポリウレタン樹脂の応用例について解説!

★人工皮革の製造方法を中心に環境に配慮した技術の導入や環境負荷の軽減など最近の環境問題への取り組みについて紹介!

講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 人工皮革・合成皮革の製造方法およびポリウレタン樹脂の構成・劣化、耐久性評価と環境対応レザーの最新事例

【時間】 10:30-14:15

【講師】京都女子大学 家政学部 / 教授 榎本 雅穗 氏

【講演主旨】

 人工皮革・合成皮革は、衣料・靴・カバン等のファッション素材や、家具・車両を含めたインテリア素材として広く用いられています。本講演では、「人工皮革・合成皮革とは?」からはじまり、人工皮革と合成皮革などの構造上の違い、それらに使われるポリウレタン樹脂の組成、物性、劣化とその評価方法について解説すると共に、最近の環境対応レザーやヴィーガンレザーについても解説します。


【プログラム】

1.皮革の構成
 1.1 人工皮革と天然皮革との違い
 1.2 人工皮革
  ・人工皮革とは
  ・従来型人工皮革の製造方法
  ・人工皮革の構成
  ・環境対応型人工皮革の製造方法
  ・環境対応型人工皮革の例
 1.3 合成皮革
  ・合成皮革とは
  ・従来型合成皮革の製造方法
  ・合成皮革の構成
  ・環境対応型 無溶剤乾式発泡合成皮革
  ・塩ビ(PVC)樹脂を用いた合成皮革
 1.5 「合成皮革」と「人工皮革」区分分け

2.ポリウレタン樹脂の構成と特徴
 2.1 ポリウレタン樹脂
  ・ポリウレタン樹脂の合成について
  ・ポリウレタン樹脂構成成分
  ・ポリオールの特性
  ・ジイソシアネートの特性
  ・ポリオールによる一般的性能と特徴
 2.2 環境対応型ポリウレタン樹脂
  ・環境対応型水系ポリウレタン樹脂の合成例
  ・水系・溶剤系ポリウレタン樹脂の長所と短所

3.ポリウレタン樹脂の劣化
  ・ポリウレタン樹脂の加水分解による劣化
  ・ポリウレタン樹脂の光(酸化)による劣化
  ・ポリウレタン樹脂の熱(酸化)による劣化
  ・ポリウレタン樹脂のNOxによる変色
  ・ポリウレタン樹脂の劣化と必要性能

4.サステナブル素材を用いたレザー
 4.1 サステナブル素材を用いたレザーとは
 4.2 ヴィーガンレザーと呼ばれるもの
  ・構成断面例
  ・可能性

5.バイオマス原料を使用してTgを変化させたポリウレタン樹脂の応用例
 5.1 表皮用樹脂とした際のしぼ付け加工適性の検討
 5.2 表面処理剤とした際における汚染防止性能の検討

【質疑応答】

【習得できる知識】
人工皮革・合成皮革の基礎だけでなく、サステナブル素材を使用したヴィーガンレザーやバイオマス原料を使用した非フッ素系汚染防止処理剤など、最新のポリウレタン樹脂の応用例についても解説します。



【第2講】 マイクロファイバー人工皮革の環境問題への取り組み

【時間】 14:25-15:40

【講師】株式会社クラレ クラリーノグローバルオペレーション部 芦田 哲哉 氏

【講演主旨】

 不織布とポリウレタンとの複合素材である人工皮革は、商品化からすでに60年近くが経過し、靴,鞄,スポーツ用品,衣料,インテリア等,天然皮革に関連する用途のほとんど全てを網羅して、日常生活の中で欠かせない素材となった。世界での需要がさらに拡大している中で,SDGsの意識の高まりとともに,人工皮革に対する市場からの要望は,環境対策を意識したものに変化している。本講座では、人工皮革の製造方法を中心に、環境に配慮した技術の導入や、環境負荷の軽減など、最近の環境問題への取り組みについて紹介する。


【プログラム】

1.皮革調素材としての人工皮革
 1-1 人工皮革の用途
 1-2 人工皮革の定義と種類

2.人工皮革<クラリーノ>の歴史と環境問題との関わり
 2-1 人工皮革の始まり
 2-2 人工皮革の発展と環境問題

3.人工皮革の一般的な製造方法
 3-1 従来の溶剤を使用した人工皮革の製造技術
 3-2 人工皮革が使用される理由

4.人工皮革に対する市場の要望と現状、将来展望
 4-1 環境問題に関する市場からの要望
 4-2 溶剤を使用しない人工皮革の製造技術
 4-3 今後の課題

【質疑応答】

【キーワード】
人工皮革、クラリーノ、ティレニーナ、リサイクル、ヴィーガン

【講演のポイント】
製造方法から構造、特徴にいたるまで、人工皮革に関する幅広い知識が得られます。また、人工皮革という素材に環境問題がどのように関わっているかを理解することができます。

【習得できる知識】
・人工皮革に関する一般的知識
・人工皮革の製造方法に関する知識
・溶剤を使用せずに人工皮革を製造する技術に関する知識
・人工皮革の原材料に関する知識


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