《2024年10月以降製品化の》最新XR機器の分解レベル解析を含むXR(VR/MR・AR)機器の搭載ディスプレイ・光学系技術解析とその動向【アーカイブ視聴可能】
★2025年5月30日WEBでオンライン開講。株式会社サークルクロスコーポレーション 小野氏が、【《2024年10月以降製品化の》最新XR機器の分解レベル解析を含むXR(VR/MR・AR)機器の搭載ディスプレイ・光学系技術解析とその動向】について解説する講座です。
■注目ポイント
★最新XR製品の分解レベル調査、中国出願の特許公報などを駆使した解析結果、XR機器動向、搭載ディスプレイの仕様を決める光学効率の定量把握、そしてXR機器技術を含む方向性展望について解説・報告!
- 株式会社サークルクロスコーポレーション フェローアナリスト 小野 記久雄 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★2024年のXR機器販売は、一時Apple Vision Pro発売で盛り上がったが、価格高さの影響で売り上げは急激に低下しました。トップシェアのMeta社もQuest3の販売が伸びず、全体として低調な状況でありました。この状況で、2024年10月からCES2025展示会をはさみ意欲的なXR新製品が発売されました。しかし、十分な技術情報は公開されておらず詳細な比較検討が難しい状況であります。
★XR機器の光学系はVR/MRではPancake、ARではBirdbath、表面反射回折格子(SRG) Waveguideが主に使われています。ARのBirdbathではOLED on Silicon (OLEDoS)、AR のWaveguideではLED on Silicon (LEDoS)採用が目立ちます。しかし、これらディスプレイが搭載されたXR機器の光学効率に関する既存報告の精度は低いです。例えば、Birdbathは<50%、Waveguide<5~10%程度であります。
■注目ポイント
★最新XR機器の構造及びレンズ光学系の光学効率の定量解析結果、最新ディスプレイOLEDoSとLEDoSの最新技術の詳細を報告!
★最新XR機器の分解レベル調査、中国特許出願の解析をベースにした技術内容の解明、24年製品との比較検討実施!
★最新XR機器搭載ディスプレイの画面サイズと機器重量、視野角FOVの関係性の解析、今後のXR機器および機器各社の方向性を予測!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】株式会社サークルクロスコーポレーション フェローアナリスト 小野 記久雄 氏
【講演主旨】
2024年のXR機器販売は、一時Apple Vision Pro発売で盛り上がったが、価格高さの影響で売り上げは急激に低下した。トップシェアのMeta社もQuest3の販売が伸びず、全体として低調な状況であった。この状況で、2024年10月からCES2025展示会をはさみ意欲的なXR新製品が発売された。しかし、十分な技術情報は公開されておらず詳細な比較検討が難しい状況である。本セミナーではこれら最新製品の分解レベル調査、中国出願の特許公報などを駆使した解析結果を目玉として、これにXR機器動向、搭載ディスプレイの仕様を決める光学効率の定量把握を加え、最終的にXR機器技術を含む方向性展望を解説する。
XR機器の光学系はVR/MRではPancake、ARではBirdbath、表面反射回折格子(SRG) Waveguideが主に使われている。ARのBirdbathではOLED on Silicon (OLEDoS)、AR のWaveguideではLED on Silicon (LEDoS)採用が目立つ。しかし、これらディスプレイが搭載されたXR機器の光学効率に関する既存報告の精度は低い。例えば、Birdbathは<50%、Waveguide<5~10%程度である。
本セミナー講演前半では、これら最新XR機器の構造及びレンズ光学系の光学効率の定量解析結果を報告する。
中盤では上記最新ディスプレイOLEDoSとLEDoSの最新技術の詳細を報告する。
終盤では最新XR機器の分解レベル調査、中国特許出願の解析をベースに技術内容を解き明かすと共に’24年製品との比較検討も行う。
最後に、上記最新XR機器搭載ディスプレイの画面サイズと機器重量、視野角FOVの関係性の解析を行い、さらに今後のXR機器および機器各社の方向性を予測する。
【プログラム】
1.映像の種類で分類したXR機器(VR、MR、AR)、搭載ディスプレイ
2.XR機器搭載のディスプレイ要求仕様の違い、特有の画質特性、分類
3. XR機器の光学系の分類、構成部品(VR/MR、AR)
4. 搭載ディスプレイの構造/動作原理(LCD/OLED/OLEDoS/LEDoS)
5. 最新のXR機器と搭載ディスプレイ
〜CES2025展示VR・MR, AR機器(Xreal、 Shiftall、Rokid)〜
6.XR機器の市場動向予測
および現行製品XR機器の用途・仕様(含むdisplay)の比較
7.XR機器光学系の光学効率の解析
7-1 VR/MR Pancake光学系の光学効率の解析
7-2 AR Birdbath光学系の光学効率の解析とEye Glow対策
7-3 AR Waveguide光学系の光学効率の解析
8. Waveguide方式ARグラスのカラー化技術とその難易度の高さ
9.2024年10月以降市場投入最新XR機器製品の分解レベルを含む技術内容解析
9-1 今回取り上げた最新XR機器の仕様一覧
9-2 コスト低減優先で普及拡大を目指すMeta社MR機Quest3S
〜’24年製品Quest3と最新3Sの分解レベル比較解析:最大のコスト低減は光学系の変更〜
9-3 軽量化と業界最高高精細OLEDoS(BOE)を搭載したSfitall社VR機MaganeX superlight 8K
9-4 専用チップ搭載使いやすさとディスプレイ視野角FOVを改善Xreal社ARグラスOne, One pro
〜視野角FOV改善新採用光学系Flatプリズムの中国出願特許による解析〜
9-5 チップセット搭載で翻訳プロンプターが好評のRokid社Waveguide方式ARグラス Glasses
10.OLEDoS技術の詳細(SonyのOLEDoS技術、Apple Vision Proコスト分析)
11. LEDoS技術の詳細(カラー化方式の比較)
11-1 RGB素子分離方式 (JBD)
11-2 Blue LED+QD-CF方式(Raysolve、Saphlux)
12. XR機器の次世代に向けての方向性の解析
12-1 画面サイズと機器重量、視野角FOVのまとめ
12-2 XR機器の用途毎・主要メーカ毎の方向性まとめ
【質疑応答】
【キーワード】
XR、VR、MR、AR、メタバース、FOV、Pancake Waveguide Birdbath、マイクロディスプレイ、LCD、OLED、LED、OLEDoS、LEDoS
【習得できる知識】
1. VR/MR・AR機器デバイスおよび搭載ディスプレイの仕様、技術及び市場動向
2. VR/MR・AR機器デバイスの光学系の構造、光学特性及び技術動向
3. シリコンディスプレイ(OLEDoS, LEDoS)の最新の構造/特性、技術動向