メタマテリアル・メタサーフェスの基礎およびミートロニクスの原理とメタサーフェスの構造色、メタレンズ、メタホログラムへの応用
★2025年7月17日WEBでオンライン開講。大阪大学 高原氏が、【メタマテリアル・メタサーフェスの基礎およびミートロニクスの原理とメタサーフェスの構造色、メタレンズ、メタホログラムへの応用】について解説する講座です。
■注目ポイント
★メタマテリアル・メタサーフェスに関する基礎原理、メタサーフェスの動作原理とメタマテリアルとの違い、最後にメタレンズ、メタホログラム、完全吸収体などのメタサーフェスの応用例について紹介!
- 大阪大学 大学院工学研究科 / 教授 高原 淳一 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★メタマテリアルとは、自然界の物質にはない特殊な性質を持つ人工的な素材であり、光を含む電磁波や音(音波)などの波動現象に対して人為的に制御することができます。
★三次元構造のメタマテリアルを二次元構造にしたものがメタサーフェスと呼ばれており、振幅、位相などの電磁波の特性を操作・制御するために使用することができます。
★近年、メタマテリアルとメタサーフェスに関する論文が多数出版されている。論文の洪水の中で、初学者は何を勉強したらよいかわからないかもしれない。
→本講演では基礎原理に基づきメタマテリアルとメタサーフェスについて系統的に学ぶことにより、しっかりとした基礎と本分野の考え方を身に着けることができる。これは応用においても役立つと考えられる。
■注目ポイント
★タマテリアルおよびメタサーフェスに関する基礎原理について系統的に解説!
★メタサーフェスの動作原理およびメタマテリアルとの違いとは!?
★メタレンズ、メタホログラム、完全吸収体などのメタサーフェスの応用例について紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:00
【講師】大阪大学 大学院工学研究科 / 教授 高原 淳一 氏
【講演主旨】
本講演ではメタマテリアルおよびメタサーフェスに関する基礎原理について系統的な講義を行う。はじめにメタマテリアルからメタサーフェスにいたる研究の発展をたどりながら、メタマテリアル・メタサーフェスのコンセプトとそれらを用いて何ができるかを概観する。メタ原子から構成される人工媒質であるメタマテリアルの動作原理について有効媒質の視点から述べる。次に、メタサーフェスの動作原理について学び、メタマテリアルとの違いを理解する。特に近年進展が著しい、金属を用いない高屈折率媒質のみからなる誘電体メタサーフェスについて詳しく述べる。最後に、メタレンズ、メタホログラム、完全吸収体などのメタサーフェスの応用例について時間の許す限り紹介する。
【プログラム】
1.イントロダクション
1-1 メタマテリアルとはなにか
1-2 メタマテリアルからメタサーフェスへ
1-3 これまでのデバイスと何が違い、何ができるのか?
2.メタマテリアルの基礎原理
2-1 メタ原子と有効媒質
2-2 負の屈折率媒質(NIM)
2-3 波動インピーダンス
2-4 平面レンズ、完全レンズと短波長化
3.メタサーフェスの基礎原理
3-1 一般化スネルの法則
3-2 メタ原子による位相格子の分類とメタレンズ
3-3 伝搬位相
3-4 共振位相と光アンテナ
3-5 幾何学的位相
4. ミートロニクスの原理
4-1 ミー散乱理論とミー共振器
4-2 電気双極子、磁気双極子、多重極子
4-3 ホイヘンスメタサーフェス
4-4 縮退臨界結合と完全吸収体
5.メタサーフェスの応用例
メタレンズ、メタホログラム、完全吸収体、熱輻射エミッター
【質疑応答】
【キーワード】
メタマテリアル、メタサーフェス、光アンテナ、ミー共振、幾何学的位相、ミートロニクス、完全吸収体
【講演のポイント】
近年、メタマテリアルとメタサーフェスに関する論文が多数出版されている。論文の洪水の中で、初学者は何を勉強したらよいかわからないかもしれない。
本講演では基礎原理に基づきメタマテリアルとメタサーフェスについて系統的に学ぶことにより、しっかりとした基礎と本分野の考え方を身に着けることができる。これは応用においても役立つと考えられる。
【習得できる知識】
・メタマテリアル研究の大まかな流れ
・メタマテリアル、メタサーフェスの基礎原理
・メタサーフェスの応用例