テラヘルツ・サブテラヘルツ波無線通信の最新技術動向および課題と将来展望
~光通信と無線通信のシームレスな接続を目指して~
★2025年7月8日WEBでオンライン開講。東京大学大学院 永妻氏、徳島大学 安井氏、三重大学 村田氏が、【テラヘルツ・サブテラヘルツ波無線通信の最新技術動向および課題と将来展望~光通信と無線通信のシームレスな接続を目指して~】について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★光技術を活用した超低雑音サブテラヘルツ信号発生器の開発事例、マイクロ光コムを核としたテラヘルツ通信に関する研究、テラヘルツ帯における無線-光信号変換技術とデバイスについて紹介!
- 第1部 東京大学大学院 理学系研究科 フォトンサイエンス研究機構 / 特任研究員 永妻 忠夫 氏
- 第2部 徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 (pLED) / 最高研究責任者 (CRO)・教授・副理事 安井 武史 氏
- 第3部 三重大学 工学研究科 / 教授 村田 博司 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★次世代の移動通信に向けて,2030年にサービス開始が予定される第6世代移動通信システム(6G,周波数帯300GHz以上)に向けた研究開発が活発化しています。6Gでは,5Gの特徴の更なる高度化に加え,高信頼化の向上や省電力化などの新たな技術革新が期待されています。これまでの移動(無線)通信(2G/3G/4G/5G)では,主に電気的手法(エレクトロニクス)の技術革新(高周波化)が,世代進化を牽引してきました。しかし,6Gで扱う周波数帯(THz帯,周波数300GHz以上)は電気的手法の技術的限界(周波数上限)に達する可能性があり,無線キャリアの低出力化と位相ノイズ増大,信号伝送損失の増大といった本質的問題が顕在化し始めます。
★一方,6Gは,光通信と無線通信の伝送速度ギャップを大きく緩和する可能性を有するが,両者間には光技術と電気技術の相違に起因する技術ギャップが存在し,光信号と電気信号の変換に伴う時間遅延が生じます。6Gで超低遅延を実現しながら光通信と良好に接続するためには,「光通信と無線通信のシームレス接続」が強く求められます。これら2つの技術課題を同時に解決するためには,エレクトロニクスを可能な限り介在させない移動通信手法を検討する必要があります。その手段として,光学的手法(フォトニクス)の利用が有望であると考えられます。
■注目ポイント
★光技術を活用した超低雑音サブテラヘルツ信号発生器の開発事例を紹介!
★マイクロ光コムを核としたテラヘルツ通信に関する研究の取り組みについて紹介!
★テラヘルツ帯における無線-光信号変換技術とデバイスについて紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【第1講】 テラヘルツ通信技術の進展と光電融合技術の役割
【時間】 13:00-14:15
【講師】東京大学大学院 理学系研究科 フォトンサイエンス研究機構 / 特任研究員 永妻 忠夫 氏
【講演主旨】
過去10年間において、ミリ波およびテラヘルツ技術は大きな進歩を遂げ、市場拡大への期待が高まってきた。特に、Beyond 5G/6Gと呼ばれる次世代無線通信ネットワークでは、広い周波数帯域を確保し、100Gbit/sもの伝送速度を実現するために100GHz以上の搬送周波数の利用が不可欠と言われており、最近では200GHzから300GHz帯を利用した無線通信技術の研究が活発になっている。さらに、チップ間やモジュール間の有線接続(インターコネクト)への応用も注目されてきた。これらを支えているのは、半導体電子デバイスと集積回路技術ならびにレーザやフォトダイオードをはじめとする光技術の進化である。本講演では、半導体デバイス・集積回路技術の進展とテラヘルツ無線・有線通信技術の最新動向を解説する。また、光技術を用いた送受信技術の役割について議論する。
【プログラム】
1. ミリ波・テラヘルツ技術の進展の歴史
2. 半導体デバイス・集積回路技術の動向
3. 光技術を活用した送受信技術の役割
4. ミリ波・テラヘルツ無線通信技術の動向
5. ミリ波・テラヘルツ有線通信技術の動向
6. まとめと今後の展望
【質疑応答】
【第2講】 マイクロ光コム駆動型テラヘルツ通信(仮題)
【時間】 14:25-15:40
【講師】徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 (pLED) / 最高研究責任者 (CRO)・教授・副理事 安井 武史 氏
【講演主旨】
※現在、講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第、本ページを更新いたします。
次世代の移動通信に向けて,2030年にサービス開始が予定される第6世代移動通信システム(6G,周波数帯300GHz以上)に向けた研究開発が活発化している。6Gでは,5Gの特徴の更なる高度化に加え,高信頼化の向上や省電力化などの新たな技術革新が期待されている。これまでの移動(無線)通信(2G/3G/4G/5G)では,主に電気的手法(エレクトロニクス)の技術革新(高周波化)が,世代進化を牽引してきた。しかし,6Gで扱う周波数帯(THz帯,周波数300GHz以上)は電気的手法の技術的限界(周波数上限)に達する可能性があり,無線キャリアの低出力化と位相ノイズ増大,信号伝送損失の増大といった本質的問題が顕在化し始める。一方,6Gは,光通信と無線通信の伝送速度ギャップを大きく緩和する可能性を有するが,両者間には光技術と電気技術の相違に起因する技術ギャップが存在し,光信号と電気信号の変換に伴う時間遅延が生じる。6Gで超低遅延を実現しながら光通信と良好に接続するためには,「光通信と無線通信のシームレス接続」が強く求められる。これら2つの技術課題を同時に解決するためには,エレクトロニクスを可能な限り介在させない移動通信手法を検討する必要がある。その手段として,光学的手法(フォトニクス)の利用が有望であると考えられる。
本講演では,マイクロ光コムを核としたテラヘルツ通信(Photonic 6G)に関する研究の取り組みについて,紹介する。
【プログラム】
※現在、講師の先生に最新のご講演プログラムをご考案いただいております。完成次第、本ページを更新いたします。
【第3講】 テラヘルツ帯における無線-光信号変換技術とデバイスの開発(仮題)
【時間】 15:50-17:05
【講師】三重大学 工学研究科 / 教授 村田 博司 氏
【講演主旨】
※現在、講師の先生に最新のご講演主旨をご考案いただいております。完成次第、本ページを更新いたします。
【プログラム】
※現在、講師の先生に最新のご講演プログラムをご考案いただいております。完成次第、本ページを更新いたします。