制振・防振に用いる高分子材料を取り扱うための構造、力学特性、評価法および材料設計の手法
★2025年11月21日WEBでオンライン開講。東京科学大学 赤坂氏が、【制振・防振に用いる高分子材料を取り扱うための構造、力学特性、評価法および材料設計の手法】について解説する講座です。
■注目ポイント
★高分子制振・防振材料を扱う上で理解しておくべき高分子の構造や力学特性、評価方法から材料としての特性や設計手法までを網羅的に解説!
- 東京科学大学 物質理工学院 材料系 / 助教 赤坂 修一 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★振動や騒音は、生活環境や職場環境の悪化を招く身近な社会問題です。また、製品の低振動・低騒音化は製品寿命を延ばし、使用者の負担を低減し、付加価値の向上につながります。騒音の多くは振動に起因するため、振動の低減は重要です。
★振動対策には制振材料と防振材料があり、主に高分子材料が用いられます。高分子材料の粘弾性特性を活用し、振動エネルギーを吸収・反射することで対象物の振動を効果的に抑制します。
■注目ポイント
★振動、騒音対策の全体像を解説!
★高分子材料の構造、力学物性(特に振動対策に重要な粘弾性挙動)の基礎知識を解説!
★制振材料、防振材料の種類、特徴、材料設計の考え方とは!?
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】東京科学大学 物質理工学院 材料系 / 助教 赤坂 修一 氏
【講演主旨】
振動や騒音は、生活環境や職場環境の悪化を招く身近な社会問題です。また、製品の低振動・低騒音化は製品寿命を延ばし、使用者の負担を低減し、付加価値の向上につながります。騒音の多くは振動に起因するため、振動の低減は重要です。振動対策には制振材料と防振材料があり、主に高分子材料が用いられます。高分子材料の粘弾性特性を活用し、振動エネルギーを吸収・反射することで対象物の振動を効果的に抑制します。
本講演では、高分子制振・防振材料を扱う上で理解しておくべき高分子の構造や力学特性、評価方法から、材料としての特性や設計手法までを解説します。
【プログラム】
1.振動、騒音対策の概要
振動騒音対策(制振、防振、吸音、遮音)の種類
2.高分子の力学的性質
2.1 高分子の構造
2.1.1 一次構造
2.1.2 高次構造
2.2 力学的性質の測定法
2.2.1 レオロジー要素
2.2.2 クリープ、応力緩和
2.2.3 引張試験
2.2.4 動的粘弾性測定
2.3 高分子の粘弾性挙動
2.3.1 温度依存性
2.3.2 周波数依存性
3.制振材料の設計と評価
3.1 制振材料設計の考え方
3.2 分子構造の影響
3.3 可塑剤の添加効果
3.4 フィラーの添加効果
3.5 ポリマーブレンド、共重合体の影響
3.6 架橋(加硫)の影響
3.7 拘束型・非拘束型制振鋼板と評価法
4.防振材料
4.1 防振(振動絶縁)材料設計の考え方
4.2 防振材料の種類と特徴
4.3 免震材料の種類と特徴
【質疑応答】
【キーワード】
振動対策、制振材料、防振材料、高分子材料、力学測定、粘弾性挙動
【講演のポイント】
講師は、高分子化学が専門であり、高分子材料の構造、力学物性(特に振動対策に重要な粘弾性挙動)の基礎知識から制振材料・防振材料への応用(種類、特徴、材料設計)まで体系的に学べます。
【習得できる知識】
・ 振動、騒音対策の全体像
・ 高分子の構造と力学的性質
・ 各種力学物性評価法
・ 高分子の粘弾性挙動
・ 制振材料、防振材料の種類、特徴、材料設計の考え方