欧州の包装・包装廃棄物規則(PPWR)及び日本の資源法改正の最新動向と今後の展開、企業の対応
★2025年11月20日WEBでオンライン開講。西包装専士事務所 西氏が、【欧州の包装・包装廃棄物規則(PPWR)及び日本の資源法改正の最新動向と今後の展開、企業の対応】について解説する講座です。
■注目ポイント
★EUの装及び包装廃棄物規則(PPWR)、エコデザイン規則(ESPR)の概要にはじまり日本の資源法改正(2025.05)と技術開発状況および今後の展望と企業の対応について紹介!
- 西包装専士事務所 代表/(元)三菱ケミカル 西 秀樹 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★2025年2月、世界の環境政策をリードするEUは包装及び包装廃棄物規則を公布し、来年8月から適用されます。全ての包装材料はリサイクル可能とし、材料別の目標リサイクル率、デポジット制導入、リサイクルマークの制定、適合宣誓書の作成、生分解性バイオマスの拡大等の革新的な施策が織り込まれています。
★2024年7月にはエコデザイン規則が公布され、今後この2つの規則がEUのグリーンディール政策の推進役となり、国際的には現座審議中の国連の国際プラスチック条約へも大きな影響を与えています。
★日本は、本年5月の資源法改位により再生材料使用の義務化が決まり、設計認定基準も作られ、日本版PPWRに向けて一歩を踏み出しました。
■注目ポイント
★EUのEUの包装・包装廃棄物規則(PPWR)、EUのエコデザイン規則(ESPR)の概要について解説!
★日本の資源法改正(2025.05)と技術開発状況とは!?
★EU27ヶ国が言葉、民族・宗教などの壁を乗り越え団結して環境政策を進める姿勢とは!?
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-17:00
【講師】西包装専士事務所 代表/(元)三菱ケミカル 西 秀樹 氏
【講演主旨】
2025年2月、世界の環境政策をリードするEUは包装及び包装廃棄物規則を公布し、来年8月から適用される。全ての包装材料はリサイクル可能とし、材料別の目標リサイクル率、デポジット制導入、リサイクルマークの制定、適合宣誓書の作成、生分解性バイオマスの拡大等の革新的な施策が織り込まれている。又、2024年7月にはエコデザイン規則が公布され、今後この2つの規則がEUのグリーンディール政策の推進役となり、国際的には現座審議中の国連の国際プラスチック条約へも大きな影響を与えている。日本は、本年5月の資源法改位により再生材料使用の義務化が決まり、設計認定基準も作られ、日本版PPWRに向けて一歩を踏み出した。本講では、EUと日本の法改正の最新動向と今後の展望、企業の対応に関し紹介する。
【プログラム】
1. プラスチックを取り巻く環境
2. 世界の廃棄プラスチック量と輸出量
・バーゼル条約の影響
3. 国際プラスチック条約と国際的な資源リサイクル戦略
・国際プラスチック条約の審議は更に継続される(2025.08)、SDGs、米国、中国
4. EU包装材及び包装廃棄物規則案の概要
1)EUのグリーンディール政策とCircular Economy戦略
2)EUの廃棄物政策の法体系
3)EUの包装・包装廃棄物規則:PPWR(EU 2025/40)
・背景と経緯、規則の全体構成と施行予定
・国と事業者の責任、リサイクル可能な設計、リサイクル材の最低含有率、リユースの目標値、発生の最小化、デポジット制の導入、QRコード化、堆肥化可能包装、食品包装用向けPFASの使用禁止、、性能等級評価基準、適合宣誓書、拡大生産者責任、適用除外製品(ワイン、医薬品包装等)
・バイオポリマー:定義、マーク、堆肥化可能プラスチック
4)今後の展望と日本への影響・日本企業の留意点
5. 加盟国の先進的事例
・CEFLEX、仏、独
6. EUのエコデザイン規則(ESPR:Ecodesign for Sustainable Products Regulation)の概要
7. 日本の資源法改正(2025.05)と技術開発状況
・資源法改正の趣旨と再生材料使用の義務化
・経産省の委員会とWGの審議状況
・設計認定基準(PET、文具、化粧品容器、洗浄剤容器)
・プラスチックリサイクルの現状と国際的評価:サーマルリサイクルは認知されていない
・資源化に向けた技術開発状況(モノマテリアル、剥離剤、ケミカルリサイクル、堆肥化等)
8. まとめ:今後の展望と企業の対応
【質疑応答】
【キーワード】
・循環型経済戦略
・国際プラスチック条約
・EUの包装・包装廃棄物規則(PPWR)
・EUのエコデザイン規則
・改正資源法
【講演のポイント】
EUのPPWRとエコデザイン規則は、今後循環型経済推進の新戦略となり、世界の環境政策を更にリードする革新的な施策となりそうである。EU27ヶ国が言葉や民族・宗教幾多の壁を乗り越えて団結して環境政策を進める姿勢を学んで戴きたい。一方、日本のリサイクルの現状と動きを知って戴きたい。
【習得できる知識】
・世界の循環型経済戦略
・EUの包装・包装廃棄物規則(PPWR)
・EUのエコデザイン規則(ESPR)
・日本のプラスチック処理の現状と課題
・プラスチック資源化に向けた技術開発状況