トライボロジーの基礎と高分子材料(プラスチック材料)の摩耗低減のための手法
★2026年1月15日WEBでオンライン開講。豊橋技術科学大学 竹市氏が、【トライボロジーの基礎と高分子材料(プラスチック材料)の摩耗低減のための手法】について解説する講座です。
■注目ポイント
★トライボロジーの基礎的な内容にはじまり、プラスチック材料を取り上げた摩耗低減のための様々な手法やトライボロジー問題解決のために必須となる様々な分析手法について紹介!
- 豊橋技術科学大学 機械工学系 竹市 嘉紀 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★摩擦は高校の物理で少し計算問題を解く程度の扱いですが,摩擦や摩耗を減らすことはエコロジーと直結した切実な問題であり,トライボロジーという学術分野で盛んに研究されています.
★本セミナーでは,手っ取り早くトライボロジーを勉強したい方や,高分子材料(プラスチック材料)の摩耗低減に取り組むことになった方などを対象にしています.
■注目ポイント
★代表的な数式も織り交ぜながらトライボロジーの基礎的な内容を解説!
★トライボロジーで広く用いられているプラスチック材料を取り上げ基礎知識からトライボロジー的な観点で見た特徴、摩耗低減のための様々な手法について概説!
★トライボロジー問題解決のために必須となる様々な分析手法について紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 10:30-16:30
【講師】豊橋技術科学大学 機械工学系 竹市 嘉紀 氏
【講演主旨】
摩擦は高校の物理で少し計算問題を解く程度の扱いですが,摩擦や摩耗を減らすことはエコロジーと直結した切実な問題であり,トライボロジーという学術分野で盛んに研究されています.
本セミナーでは,手っ取り早くトライボロジーを勉強したい方や,高分子材料(プラスチック材料)の摩耗低減に取り組むことになった方などを対象にしています.セミナーの前半では,身の回りのトライボロジー問題などを紹介しながら,先ずはトライボロジーを身近に感じてもらい,代表的な数式も織り交ぜながらトライボロジーの基礎的な内容を理解していただきます.後半では高分子材料の中でもトライボロジーで広く用いられているプラスチック材料を取り上げ,基礎知識からトライボロジー的な観点で見た特徴,摩耗低減のための様々な手法について概説します.また,トライボロジー問題解決のために必須となってくる,様々な分析手法についても簡単に紹介します.
【プログラム】
1. トライボロジーの基礎
1-1 トライボロジーの色々
1-2 トライボロジーにおける固体表面
(1) 表面粗さ
(2) 表面の硬さ
1-3 摩擦抵抗がなぜ生じるのか(凝着説)
(1) ヘルツの接触理論
(2) 摩擦の凝着説
(3) 凝着部成長理論と固体表面の考え方
1-4 摩耗について
(1) 凝着摩耗とその摩耗進行状態
(2) アブレシブ摩耗
(3) 腐食摩耗,疲労摩耗
(4) 摩耗状態と摩耗量
1-5 様々な潤滑状態
(1) 流体潤滑とストライベック曲線
(2) 境界潤滑・混合潤滑の考え方
1-6 摩擦・摩耗の評価と悩ましい問題
(1) 様々な試験形態とその考え方
(2) よりよい評価のために
2. 高分子材料のトライボロジー
2-1 様々な固体潤滑
2-2 高分子材料の基礎
2-3 トライボマテリアルとしての高分子材料
2-4 フィラーによる耐摩耗性向上
2-5 樹脂材料の耐摩耗性向上に関する研究事例
3. トライボロジーにおける各種分析観察手法の利用例
【質疑応答】
【キーワード】
高分子,トライボロジー,摩擦,摩耗,潤滑,ゴム,プラスチック,固体潤滑剤,評価
【講演者のPRポイント】
表面分析を積極的に取り入れた摩擦摩耗の現象解明の研究を続けており,特にプラスチック材料のトライボロジーの分野で活躍する研究者です.日本トライボロジー学会の理事や校閲委員長なども務めました.
【習得できる知識】
・トライボロジーの基礎的な知識
・トライボロジー的観点に必要なプラスチック材料の基礎知識
・プラスチック材料の摩耗量を低減するための様々な手法と特徴