高分子フィルムを用いたフィルムコンデンサの加速試験による寿命評価と調達時のサプライヤー工程監査の勘所
★2025年11月13日WEBでオンライン開講。M.A信頼性技術オフィス 本山氏が、【高分子フィルムを用いたフィルムコンデンサの加速試験による寿命評価と調達時のサプライヤー工程監査の勘所】について解説する講座です。
■注目ポイント
★フィルムコンデンサを使った電子機器の市場トラブルを未然に防止するための部品選定の際の注意事項、コツ、工程監査の仕方、並びに寿命目標をクリアするための信頼性加速試験の条件設定の方法と試験結果を基にした加速モデル式の設定の仕方を詳細に紹介!
- M.A信頼性技術オフィス 代表 本山 晃 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★「フィルムコンデンサ」は、誘電体に高分子のプラスチックフィルムを使用したコンデンサとなります。
★過去からフィルムコンデンサを使った電子機器の市場トラブルが多く、現在まで改善が進んでいないのが現状です。
■注目ポイント
★フィルムコンデンサを使った電子機器の市場トラブルを未然に防止するための部品選定の際の注意事項、コツ、工程監査の仕方を紹介!
★寿命目標をクリアするための信頼性加速試験の条件設定の方法と試験結果を基にした加速モデル式の設定の仕方を詳細に紹介!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-16:30
【講師】M.A信頼性技術オフィス 代表 本山 晃 氏
【講演主旨】
過去からフィルムコンデンサを使った電子機器の市場トラブルが多く、現在まで改善が進んでいないのが現状です。この市場トラブルを未然に防止するために,部品を選定する際の注意事項やのコツや工程監査の仕方,並びに寿命目標をクリアするための信頼性加速試験の条件設定の方法と試験結果を基にした加速モデル式の設定の仕方を詳細に紹介します。
【プログラム】
1.フィルムコンデンサを搭載した電子機器のトラブルの現状
2.市場トラブル原因の推定
2.1 短寿命となった市場トラブル原因を推定
2.2 発火問題を伴う市場トラブル原因を推定
3.トラブルを起こさないためのフィルムコンデンサ選定時の注事項とコツ
3.1 自社の信頼性目標に合致した仕様書を取り交わす
3.2 サプライヤー工程監査のポイント
4.市場での環境で劣化する時の寿命予測の方法
4.1 電子機器の寿命を予測するための基本的な考え方
4.2 寿命予測に用いる劣化速度の加速モデル
4.3 フィルムコンデンサの劣化モードの考察
4.4劣化加速モデル式の設定(温度と湿度)
5.不安全問題に対する解析方法
5.1 フィルムコンデンサの発煙・発火モード
5.2 発煙・発火レベルを検証
おまけ.市場トラブル品の故障解析事例
【質疑応答】
【キーワード】
フィルムコンデンサ、PET、PP、短寿命、寿命予測、温度・湿度、加速モデル式、発煙、発火
【講演者のPRポイント】
電子部品・電子機器の耐用寿命推定の長年の研究により、特にフィルムコンデンサについては弱点毎に解明した故障モードと故障メカニズムを基に、信頼性加速試験にて設定した劣化加速モデル式を用いて市場環境での耐用寿命推定を容易にできることを書籍や講演会などにて広めている。
【習得できる知識】
電子機器に搭載されるフィルムコンデンサの市場トラブルを未然に防止するために,
① 部品選定時の注意事項やサプライヤの工程監査のポイントが習得できます
② 部品の耐用寿命を知るための加速試験の条件設定の仕方と加速モデル式の設定の仕方を習得できます
③ 不安全モードに至るストレスレベルを把握する方法を習得できます