LIVE配信・WEBセミナー
開催日時 2026年10月29日(木) 13:30-17:15
受講料 1名60,500円(税込)より
★2026年10月29日WEBでオンライン開講。【静岡大学 田代氏】、【大阪化成株式会社 浅見氏】、【TOTO株式会社 西野氏】が、【バイオフィルムの発生・形成機構から観察・評価手法、抗菌剤による形成抑制と作用メカニズム、実環境における汚れ分析と防汚技術・製品開発の実例】について解説する講座です。
■注目ポイント
★身近な生活環境から食品、水処理、製造設備など幅広い分野で課題となるバイオフィルムに着目し、その形成メカニズムから評価・解析、形成防止・除去までを学ぶ講座です。抗菌剤によるバイオフィルム形成阻害とその作用メカニズムに加え、水まわりの実環境における汚れのサンプリング・微生物分析、三次元構造の可視化、防汚・抗菌技術の製品開発・実証事例まで、バイオフィルム対策に必要な技術を幅広く理解できる内容となっています。
01 静岡大学 田代 陽介 氏
02 大阪化成株式会社 浅見 晴洋 氏
03 TOTO株式会社 西野 駿佑 氏
13:30-15:00
第1講
講 師
静岡大学 准教授 田代 陽介 氏
【プログラム】
微生物が固体表面に付着し、集団構造を形成する「バイオフィルム」は、医療、食品、水処理、製造設備など、さまざまな分野において重要な役割を果たす一方で、細菌感染・虫歯・金属腐食・膜の目詰まりなど、深刻なトラブルの原因にもなります。
特に一度形成されたバイオフィルムは極めて除去しにくく、その評価・除去・制御技術の確立は産業界・研究分野の共通課題となっています。
本セミナーでは、バイオフィルムの形成メカニズムなどの基礎的理解から、最新の研究成果、そして実用的な評価法や除去対策までを幅広く解説します。現場での対策にお悩みの技術者の方から、これから研究に取り組みたい研究者の方まで、幅広い層に役立つ内容となっていますので、ぜひご参加ください。
【章立て】
1, バイオフィルムの基礎
1-1, バイオフィルムの特徴と構成成分
1-2, バイオフィルムの形成機構
1-3, バイオフィルムにおける情報伝達機構
1-4, バイオフィルム内における細菌の薬剤耐性
2, 身の回りのバイオフィルム
1-1, バイオフィルムの人体への影響
1-2, 食品とバイオフィルム
1-3, 水処理とバイオフィルム
1-4, 金属腐食とバイオフィルム
1-5, 生活環境とバイオフィルム
3, バイオフィルムの除去と形成防止・対策
1-1, 物理学的方法(物理的殺菌法・抗菌材料)
1-2, 化学的方法(消毒薬・バイオフィルム阻害剤)
1-3, 生物学的方法(酵素・ファージ)
4, バイオフィルムの評価・解析と研究アプローチ
1-1, バイオフィルムの形成・除去の評価
1-2, バイオフィルムの観察法
質疑応答
【キーワード】
バイオフィルム、微生物、金属腐食、排水処理、食品発酵
【PRポイント】
バイオフィルムの形成機構や細菌間相互作用を研究してきた講演者が、最新の研究知見と実例を交えながら、バイオフィルムの基礎から評価・解析、制御までを解説します。
研究と実践の両面から、バイオフィルム対策を考えるためのポイントを紹介します。
【習得できる知識】
• バイオフィルム形成における分子機構や物理化学的要因の理解
• バイオフィルムの防止・除去に向けた対策
• バイオフィルムの評価・解析方法の理解
15:15-16:00
第2講
講 師
大阪化成株式会社 代表取締役社長 浅見 晴洋 氏
【プログラム】
バイオフィルム(BF)は、浴室や台所の排水口のヌメリ、歯垢(プラーク)などとして身近に存在し、衛生面や健康面で問題となることがある。
本講演では、フェノール系抗菌剤であるイソプロピルメチルフェノール(IPMP)に着目し、虫歯原因菌であるミュータンス菌を対象としたBF形成阻害効果について紹介する。IPMPはBF形成を抑制し、界面活性剤との併用によりその効果が相乗的に向上した。
また、菌の初期付着抑制およびEPS生成関連遺伝子の発現抑制を介したBF形成阻害メカニズムが示唆され、これらがBF形成阻害に寄与している可能性について考察する。
【章立て】
1, 細菌、カビ、ウイルスの比較
2, 一般的な抗菌剤
3, 身の回りのバイオフィルム
4, 抗バイオフィルム効果の試験手順
5, 抗菌剤のバイオフィルム形成阻害効果
~イソプロピルメチルフェノールの事例を中心に~
6, バイオフィルム形成阻害メカニズムに関する考察
7, おわりに
質疑応答
【キーワード】
バイオフィルム(Biofilm)、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、ミュータンス菌(Streptococcus mutans)
バイオフィルム形成阻害、細胞外ポリマー(EPS)、糖転移酵素(Glucosyltransferase:GTF)
【PRポイント】
フェノール系抗菌剤であるイソプロピルメチルフェノール(IPMP)の虫歯原因菌であるミュータンス菌を対象としたバイオフィルム形成阻害効果と作用メカニズムを解説します。浴室や台所のヌメリ、歯垢(プラーク)など身近な衛生課題への理解を深めるとともに、その対策を考える上で参考になれば幸いです。
【習得できる知識】
・フェノール系抗菌剤のバイオフィルム形成阻害効果
バイオフィルムの形成メカニズムと、虫歯や排水口のヌメリなど身近な衛生課題との関わりを理解するとともに、フェノール系抗菌剤であるイソプロピルメチルフェノール(IPMP)の抗菌活性やバイオフィルム形成阻害効果、その作用メカニズム、および実用化への応用事例について学ぶことができる。
16:15-17:15
第3講
講 師
TOTO株式会社 主任研究員 西野 駿佑 氏
【プログラム】
トイレや浴室、洗面、キッチン等の水まわりは水分や栄養源が供給されやすく、微生物汚れ(バイオフィルム)が発生しやすい環境です。一般住宅では快適性や美観を損なう原因となり、医療施設では多剤耐性菌等のリザーバーとして院内感染のリスクをもたらします。 また、実環境の汚れは純粋培養系とは異なり、多種多様な有機物・菌類が交じり合う複雑な構造体です。
本講では、水まわり機器メーカーがこれら「実現場の複雑な汚れ」に対して実際どのようにサンプリング・分析し、研究開発や製品設計に落とし込んでいるのか、メーカーならではの実践的アプローチと分析技術を紹介します。
【章立て】
1, 水まわりのバイオフィルムについて
1-1, 水まわり汚れの実態
1-2, バイオフィルム形成過程と対策指針
1-3, 対策技術の開発フロー
2, 水まわり汚れのサンプリングや微生物分析手法
2-1, 水まわり汚れの分析の勘所
2-2, サンプリング方法
2-3, 菌数・生菌数評価方法
3, バイオフィルムの抑制技術と評価方法
3-1, 大便器での事例
3-2, 排水口での事例
3-3, バイオフィルムの三次元構造可視化技術
4, 水道電解水を活用した防汚技術術の開発と効果検証
4-1, 水道電解水の主要な細菌・カビに対する殺菌・防汚効果
4-2, 温水洗浄便座ノズルへの応用
4-3, 医療施設での実証フィールドテスト
質疑応答
| セミナー番号 | S261065 |
|---|---|
| セミナー名 | バイオフィルム |
| 講師名 |
第1部 静岡大学 准教授 田代 陽介 氏 第2部 大阪化成株式会社 代表取締役社長 浅見 晴洋 氏 第3部 TOTO株式会社 主任研究員 西野 駿佑 氏 |
| 開催日時 | 2026年10月29日(木) 13:30〜17:15 |
| 会場 | ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です |
| 受講料 | 【1名の場合】60,500円(税込、テキスト費用を含む) |
| 定員 | 30名 |
| 備考 | 定員:30名 キャンセルポリシー・特定商取引法はこちら |