基礎から理解するポリイミドの高性能化・機能化設計
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■本セミナーの主題および状況
ポリイミドは1965年の企業化から現在に至るまで、進化し続けている唯一のスーパーエンプラである。本講座はポリイミドの開発を考えている初心者レベルから、従事期間がまだ短い中級のポリイミド技術者を対象にしている。新しい市場展開を継続できるポリイミドの特長は何かという基礎化学の講義から、この理解を踏まえ、高性能化・機能化に至ったポリイミドの高分子設計のポインをわかりやすく講義し、それぞれのレベルに応じてポリイミドを理解できることを意図した内容になっている。
■注目ポイント
★スーパーエンプラのチャンピオンを続けるポリイミドのなぜが理解できる。
★ポリイミドの適用モノマー、1段重合と2段重合のポリイミド合成法、耐熱性(ガラス転移温度、熱分解温度、熱膨張係数)や加工性(可溶性、熱可塑性)と構造の整理した考えから、ポリイミド理解の本質がわかる。低誘電率設計、透明性発現や屈折率制御などの機能化や断熱・高熱伝導化設計のポリイミド構造設計のポイントが理解できる。
★構造、物性、合成に精通し、ポリイミドの実用化にも実績があり、俯瞰的な視野からポリイミドを考察できる講演者ならではの、ポリイミドを理解しようと努力している技術者にわかりやすい講義。
- 後藤技術事務所 代表 後藤 幸平 氏
【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
※ 銀行振り込みをご選択ください。お支払いは会社のご都合で講座前日に間に合わない場合、開催月翌月末あたりまでお待ち申し上げます。
※ お申し込み後、受講票と請求書が自動で返信されます。請求書記載の銀行口座に沿って、お振り込みをお願いします。また請求書に記載の「株式会社」や「(株)」「会社名」はお客様の記入通りの表記になりますので、ご希望の形式で記載をお願いします。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します
※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【時間】 13:30-17:30
【講師】後藤技術事務所 代表 後藤 幸平 氏
【講演主旨】
ポリイミドは1965年の企業化から現在に至るまで、進化し続けている唯一のスーパーエンプラである。本講座はポリイミドの開発を考えている初心者レベルから、従事期間がまだ短い中級のポリイミド技術者を対象にしている。新しい市場展開を継続できるポリイミドの特長は何かという基礎化学の講義から、この理解を踏まえ、高性能化・機能化に至ったポリイミドの高分子設計のポインをわかりやすく講義し、それぞれのレベルに応じてポリイミドを理解できることを意図した内容になっている。
【プログラム】
1. ポリイミドを理解するための基礎
1.1. ポリイミドのエンプラでの位置づけ
1.2. ポリイミドの分類からの理解
1.2.1. 構造
1.2.2. 加工.
1.2.3. 製品形態
1.3. モノマー種(芳香族/脂環族、テトラカルボン酸2無水物、ジアミン)
1.4. ポリイミドの重合
1.4.1. (2段重合:重合とイミド化)前駆体経由のポリイミド
1.4.2. (1段重合)蒸着重合、イソシアナートモノマー法など
2. ポリイミドの構造と物性
2.1. 熱的性質
2.1.1. ガラス転移温度
2.1.2. 熱分解温度
2.1.3. 熱線膨張係数
2.2. 力学的性質
2.3. 分子間(内)相互作用:電荷移動錯体
2.4. その他
2.4.1. 吸水率
2.4.2. 加工性(可溶性、熱可塑性、熱硬化性)など
2.4.3. ポリマーアロイ(ブロック共重合体、グラフト共重合体、ポリイミド-無機系のハイブリッド材料)
3. ポリイミドの高性能化設計
3.1. 航空・宇宙用材料.
3 2. 熱制御材料(断熱材、高熱伝導性材料)
4. ポリイミドの機能化設計の考え方とその開発事例
4.1. 低誘電率ポリイミド
4.2. 透明光学ポリイミド
4.3. その他
5. まとめとポリイミドを勉強するための参考書など
【質疑応答】
【キーワード】
スーパーエンプラのチャンピオンを続けるポリイミドのなぜが理解できるセミナー
【講演のポイント】
構造、物性、合成に精通し、ポリイミドの実用化にも実績があり、俯瞰的な視野からポリイミドを考察できる講演者ならではの、ポリイミドを理解しようと努力している技術者にわかりやすく講義ができます。
【習得できる知識】
ポリイミド合成のモノマー、合成法(重合とイミド化法、1段重合と2段重合)、分子内・分子間相互作用、構造と耐熱性(ガラス転移温度、熱分解温度、熱線膨張係数)、高性能化設計(耐宇宙線性(宇宙材料)、熱制御(断熱、高熱伝導性))、機能化設計(低誘電化率、透明性と屈折率制御)、加工法(可溶性、熱可塑性、熱硬化性)、ポリマーアロイ(ブロック共重合、グラフト共重合、無機ハイブリッド)