【 LIVE配信・WEBセミナー】

自動車の吸音・遮音のメカニズムと遮音材開発と軽量化の設計指針と各種開発事例

★2024年2月22日WEBでオンライン開講。株式会社セキソー 谷本氏、日本音響エンジニアリング株式会社 宮本氏、株式会社HOWA 加藤氏 の3名が自動車の吸音・遮音のメカニズムと遮音材開発と軽量化の設計指針と各種開発事例について解説する講座です。

■注目ポイント

★自動車用防音材の音響評価及び音響シミュレーションの手法開発に約30年間従事してきた講師が

  必要な遮音性能を確保しつつ軽量化及び車室内騒音の低減を実現できた自動車用防音材料を紹介!

セミナー番号
S240238 
セミナー名
自動車 遮音・吸音
講師名
  • 第1部  株式会社セキソー  常勤顧問  谷本 隆一 氏
  • 第2部  日本音響エンジニアリング株式会社  ソリューション事業部 音響材料研究開発チームリーダー  宮本 光亮 氏
  • 第3部  株式会社HOWA   車両音響開発部/上級スペシャリスト   加藤 大輔 氏
開催日
2024年02月22日(木) 13:00-17:05
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

【1名の場合】44,000円(税込、資料作成費用を含む)

詳細

定員:30名

※ お申込み時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ず、ご確認ください。
※ 銀行振り込みをご選択ください。お支払いは会社のご都合で講座前日に間に合わない場合、開催月翌月末あたりまでお待ち申し上げます。
※ お申し込み後、受講票と請求書が自動で返信されます。請求書記載の銀行口座に沿って、お振り込みをお願いします。また請求書に記載の「株式会社」や「(株)」「会社名」はお客様の記入通りの表記になりますので、ご希望の形式で記載をお願いします。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、請求書受講票を代表者様にご連絡します
※ 領収書の要望があれば、申込時、備考欄へ記載ください。
※ ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます
※ 当講座では、同一部署、申込者のご紹介があれば、何名でもお1人につき11,000円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は11,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。

キャンセルポリシー・特定商取引法はこちら
セミナーに関するQ&Aはこちら(※キャンセル規定は必ずご確認ください)



全てを見る

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★電気自動車やハイブリッド自動車など、走行音の小さな次世代自動車が社会実装されていくなかで、静粛性に優れた社内空間への要望のレベルはますます高まっております。

★本講習会では、自動車の車内騒音低減手法として、制振・遮音・吸音の基礎理論をわかりやすく解説し、遮音材料開発と軽量化の設計指針と各種開発事例も併せて紹介!


■注目ポイント

★エンジンで発生した音が遮音材を通り抜けて室内に侵入した音を吸音材で低減させる方法とこれらを物理量で表すことを説明!

★音響材料を実際に活用する場合の音響性能予測・設計について解説!


講座担当:牛田孝平


≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【第1講】 自動車分野における吸音・遮音のメカニズムと材料開発の指針

【時間】 13:00-14:15

【講師】株式会社セキソー 常勤顧問 谷本 隆一 氏

【講演主旨】

 自動車の車内騒音低減手法として、制振・遮音・吸音の基礎理論をわかりやすく紹介する。つぎにその事例として、エンジンで発生した音がまわりの囲いによってエンジンルーム内で音響増幅、さらに一重壁パネル、内装材を通過し、車室内に侵入するメカニズムと対策について解説する。さらに、車室内に侵入した音を、吸音シート、吸音天井の開発により、車室内吸音力を高めることにより、車内騒音低減に成功した事例を紹介する。ぜひ、ご参加ください。


【プログラム】

1.    遮音・吸音基礎理論
 1.1 自動車の性能評価
 1.2 制振の概要
 1.3 吸音・遮音の概要
 1.4 遮音理論の基礎、吸音理論の基礎をわかりやすく紹介

2.音響増幅防止による車内音改善
 2.1 エンジンルーム内の音響増幅と車内音
 2.2 共鳴型サイレンサーの開発事例

3.一重壁パネルの遮音性改善
 3.1 ステフネス、質量則(マスロー)、コインシデンスと透過損失
 3.2 エンジンカバーの遮音性改善事例

4.内装材の遮音性改善
 4.1 カーペット、フェルトなどの振動伝達比と車内音低減効果
 4.2 共振型カーペット(遮音材)の開発事例

5.吸音対策
 5.1 室定数と車内音低減効果、室定数測定方法
 5.2 吸音シート、吸音天井の開発事例


【質疑応答】


【キーワード】

吸音、遮音、吸音力、室定数、残響時間、音響共鳴


【講演のポイント】

エンジンで発生した音が床下で音響共鳴し、それがエンジンカバーなどの遮音材を通り抜け、室内に侵入するメカニズムを明らかにする。さらに、侵入した音を吸音材で低減させる方法と、これらを物理量で表すことを学びます。


【習得できる知識】

遮音・吸音理論
自動車の車内騒音


【第2講】 音響材料の数理モデルとシミュレーションによる性能予測・設計

【時間】 14:25-15:40

【講師】日本音響エンジニアリング株式会社 ソリューション事業部 音響材料研究開発チームリーダー 宮本 光亮 氏

【講演主旨】

 音空間のコントロールは、材料の音響特性、材料の組み合わせおよびその空間配置によって行われる。従って、効果的な音響性能の設計には各材料種および空間における音響現象を理解することが必要である。本講演では、まず代表的な音響材料の音響特性およびそのメカニズムについて述べ、音響特性から現象を考察する基礎的な知識を概観する。その上で、音響材料を実際に活用する場合の音響性能予測・設計について解説する。


【プログラム】

1.    音響材料と吸遮音設計の基礎
 -    音響材料とは
 -    典型的な吸遮音材料の特性とメカニズム およびその設計の基礎
2.    音響材料の数理モデル
 -    多孔質材料
 -    非通気弾性材料
 -    構造性材料・音響メタマテリアル
3.    シミュレーションによる予測と設計
 -    音響材料を用いた音響性能設計検討例

【質疑応答】

【キーワード】
音響材料, 防音材, Biotモデル, メタマテリアル, 音響シミュレーション

【講演のポイント】
代表的な音響材料である多孔質材料やBiotモデルに代表されるその数理モデルについて特に詳しく解説する。また、異なる材料や形状を組み合わせた場合の音響性能や、材料を空間配置する場合の考え方についても言及する。最後に、それらを含むシミュレーションによる設計検討について紹介する。

【習得できる知識】

-    代表的な音響材料の音響特性およびそのメカニズム
-    多孔質材料, 非通気弾性, 構造性材料の数理モデルの基礎
-    材料を空間・製品適用する場合のポイントと留意点


【第3講】 ノイズキャンセリング機能を有する防音材料開発

【時間】 15:50-17:05

【講師】株式会社HOWA  車両音響開発部/上級スペシャリスト  加藤 大輔 氏

【講演主旨】

 本講演では、一般的な自動車用防音材料の音響性能を紹介し、目標とすべき音響透過損失と吸音率を解説する。 このことを踏まえ、必要な遮音性能を確保しつつ、軽量化及び車室内騒音の低減を実現できた自動車用防音材料を紹介する。この防音構造について伝達マトリックス法による理論的な考察と、その防音メカニズムを解説する。



【プログラム】

1.自動車用防音材料に必要な音響性能
 1.1 音響透過損失
 1.2 吸音率
2.新防音構造
 2.1 ノイズキャンセリング機能を有する防音構造
 2.2 遮音性能の確認
 2.3 実車による性能確認
3.伝達マトリクス法による理論的考察
 3.1 周波数応答
 3.2 体積速度

【質疑応答】

【キーワード】
防音材料、音響透過損失、吸音率、遮音、周波数応答、体積速度、車内騒音、エンジンノイズ、ロードノイズ、伝達マトリックス法、軽量化、音響メタマテリアル

【講演のポイント】
自動車用防音材の音響評価及び音響シミュレーションの手法開発に約30年間従事してきた経験から、防音メカニズムについて広い知識を持つ。吸音材料内の伝搬音特性の予測手法(Katoモデル)を開発するなど、防音材の音響シミュレーション開発を得意とする。

【習得できる知識】
・防音材に必要な音響性能の考え方
・防音材音響性能の評価方法
・音響シミュレーション活用法


お申込み

お申込み人数
支払い方法
領収書
小計
44,000円
セミナー回数券

回数券をお持ちの場合は使用する回数券を選択してください

セミナー回数券購入希望の方はこちら
クーポンコード

クーポンコードをお持ちの場合は入力してください

備考

※セミナーへのお申し込みには事前に会員登録 が必要です。

※会員登録がお済みの方は、こちら よりログインしてください。