ナノインプリントリソグラフィと光学デバイス・半導体製造・EUVレジスト開発の展望
★2024年6月21日WEBオンライン開講。【①東京理科大学:谷口氏】【②SICVAX:粟屋氏】【③野村総合研究所:岸本氏】【④富士フイルム・シニアエキスパート:藤森氏】 大学、企業でナノインプリントの研究を続けている専門家4名がリソグラフィ技術の基礎から装置、レジスト材料開発、半導体産業への今後の展望について解説する講座です。
■本講座の構成①ナノインプリントリソグラフィの基礎知識から、徹底解説!
②光学デバイスへの応用、半導体技術への適用について紹介します!
③EUVレジスト、ナノインプリントレジストの展開について紹介します!
- 第1部 東京理科大学 先進工学部 教授 谷口 淳 氏
- 第2部 SCIVAX株式会社 技術フェロー 粟屋 信義 氏
- 第3部 株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 岸本 隆正 氏
- 第4部 富士フイルム株式会社 エレクトロニクスマテリアルズ開発センター シニアエキスパート 藤森 亨 氏
【1名の場合】60,500円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上からは1名につき、16,500円となります。
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
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第1講:11:00~12:15 「ナノインプリントリソグラフィ技術の基礎と将来」
第2講:13:00~14:00 「ナノインプリント装置と光学デバイスへの応用」
第3講:14:15~15:30 「成長する半導体アプリケーションとナノインプリントへの期待」
第4講:15:45~17:00 「最先端リソグラフィ用EUVレジストおよびナノインプリントレジストの展開」
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【第1講】 ナノインプリントリソグラフィ技術の基礎と将来
【時間】 11:00-12:15
【講師】東京理科大学 先進工学部 教授 谷口 淳 氏
【講演主旨】
ナノインプリントリソグラフィは、半導体の露光装置の代替え技術として1995年に開発された。
この技術は、ナノオーダーの金型転写技術であり、簡単な原理でナノパターンが得られる利点がある。しかし、従来の射出成型やホットエンボスなどとは違って、薄い樹脂層にパターンを転写するので、機械精度が必要となる。現在、ナノインプリントリソグラフィは半導体用リソグラフィへの適用が模索されており、今後リソグラフィだけではなく、安価にナノパターンを作る手法としても注目されている。
本講義では、ナノインプリント技術の基礎や歴史から、様々な分野への応用を紹介し、将来展望もおこなう。
【習得できる知識】
①ナノインプリントリソグラフィの基礎知識
②ナノインプリントリソグラフィ技術の応用
【講演キーワード】
ナノインプリントリソグラフィ、ナノ構造、三次元、曲面、ARグラス、MRグラス
【講演のポイント】
講演者は、ナノインプリントの基本要素である金型作製、転写装置作製、転写品の評価を長年行ってきた。また、転写品の機能設計・開発、新規ナノインプリントプロセス開発など応用研究も長年行ってきた。
【プログラム】
1.ナノインプリントリソグラフィの基礎
1-1. ナノインプリントの歴史
1-2. ナノインプリントの要素技術
1-3. ナノインプリントの各種方式
1-4. ナノインプリントの位置づけ
2. ナノインプリントリソグラフィ技術
2-1. 三次元化
2-2. 金属パターン転写
3. 将来展望
3-1. 曲面上への転写
3-2. AR/MR グラス
4.まとめ
【質疑応答】
【第2講】 ナノインプリント装置と光学デバイスへの応用
【時間】 13:00-14:00
【講師】SCIVAX株式会社 技術フェロー 粟屋 信義 氏
【講演主旨】
先端微細加工技術で製造した金型で樹脂表面に光の波長サイズのパターンを形成するナノインプリント技術は、新しい光学デバイスの製造技術として近年、AR,VR用光導波路、3Dセンサー、メタレンズ、バイオセンサーなど広い分野で応用が広がっています。
本演ではナノインプリント技術の成形、離型の基本から紹介し、そのごナノインプリントした樹脂表面による偏光、回折、位相制御などを利用した具体的光学デバイスの機能と産業上の応用について紹介します。
【習得できる知識】
①ナノインプリント基礎技術
②ナノフォトニクス光学デバイスの機能と製造技術
【講演キーワード】
メタレンズ、メタサーフェス、ARグラス、位相差板、偏光子、3Dセンサー
【プログラム】
1.SCIVAXについて
2. ナノインプリント技術の基礎 -主要な要素技術、課題と対策-
2-1. ナノインプリントとは
2-2. ナノインプリントの各工程の代表的方式
3. ナノインプリントの装置
3-1. SCIVAXナノインプリント装置の歴史
4.光学デバイスの作製事例
4-1. 表面ナノ加工技術の産業への応用
4-2. 光学デバイスへの応用①-ワイヤグリッド偏光子、構造性位相差板
4-3. 光学デバイスへの応用② -ARグラス、メタレンズ-
4-4. 光学デバイスへの応用③-3Dセンサー用光学素子
5.今後の展望
【質疑応答】
【第3講】 成長する半導体アプリケーションとナノインプリントへの期待
【時間】 14:15-15:30
【講師】株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 岸本 隆正 氏
【講演主旨】
【プログラム】
1 拡大する半導体アプリケーション
1.1 半導体市場の推移と長期トレンド
1.2 AI
1.3 クルマの知能化
1.4 メタバース
1.5 半導体技術動向
2 ナノインプリントの可能性と期待
2.1 光融合プロセス
2.2 5G/6G通信
2.3 メモリなど
【質疑応答】
【第4講】 最先端リソグラフィ用EUVレジストおよびナノインプリントレジストの展開
【時間】 15:45-17:00
【講師】富士フイルム株式会社 エレクトロニクスマテリアルズ開発センター シニアエキスパート 藤森 亨 氏
【講演主旨】
微細加工に必要なリソグラフィ技術、そのための材料であるフォトレジストは、長い歴史を経て、EUVリソグラフィの実現を迎えた。しかしながら、適用可能なデバイスメーカーおよび適用レイヤーが限られており、それは露光装置およびその運営コストの高さに一端がある。一方、ナノインプリントリソグラフィも微細加工リソグラフィとして長い間検討がなされるも困難な道のりを歩んできたが、EUVの適用困難性から、近年再び脚光をあびてきている。キヤノンの装置発表、富士フイルムの材料プレスリリースは記憶に新しい。微細加工リソグラフィとしてのEUVリソグラフィおよびナノインプリントリソグラフィに関し、時間の許す限り紹介する。
【習得できる知識】①リソグラフィにおけるナノインプリントの位置づけ
②最先端リソグラフィ用EUVレジストとナノインプリントレジストの基礎と課題
【講演キーワード】
ナノインプリント、NIL、EUV、レジスト、リソグラフィ、微細化、ムーアの法則、ネガティブトーン現像、NTD
【講演のポイント】
<講演内容>
リソグラフィの歴史における最先端リソグラフィレジストの代表としてのEUVレジストおよびナノインプリントレジストの材料開発を解説する。
<講演者>
フォトレジスト材料開発、ナノインプリントレジスト材料開発、リソグラフィプロセス、国プロジェクト経験など、講演者はそれらの技術に直接従事もしくは議論・プロジェクト参加した経験があり具体的な課題・展望についての紹介が可能。
【プログラム】
2. リソグラフィ微細化の歴史
3. EUVレジスト
4. ナノインプリントレジスト
【質疑応答】