自動車ウインドウの高機能化とスマートウィンドウ技術の最新動向および耐久性向上に向けた調光フィルム・シート・ガラスの開発と実用化への取り組み
★2024年7月24日WEBでオンライン開講。東海国立大学機構 岐阜大学 吉村氏、セントラル硝子株式会社 高松氏の2名が、自動車ウインドウの高機能化とスマートウィンドウ技術の最新動向および耐久性向上に向けた調光フィルム・シート・ガラスの開発と実用化への取り組みについて解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
★現在世界で行われている様々なスマートウィンドウ技術、透明から鏡に変化することでより大きな省エネルギー効果を持つ調光ミラーについてその原理及び開発の現状、課題を詳しく紹介!
- 第1部 東海国立大学機構 岐阜大学 工学部 / 特任教授 吉村 和記 氏
- 第2部 セントラル硝子株式会社 理事、基盤化学研究所(松阪)副所長 高松 敦 氏
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★窓ガラス自身で日射を調整するスマートウィンドウは、大きな冷暖房負荷低減効果が期待できる窓として注目を集めています。しかしながら、窓ガラスと省エネルギー性能の関係については、その原理が理解されないまま研究が行われているケースがよくあります。
→本セミナーでは窓ガラスの断熱性能・遮熱性能が省エネルギー効果とどのように関係しているかを解説し、現在世界で行われている様々なスマートウィンドウ技術を紹介いたします。
■注目ポイント
★自動車用ガラスの組成、製造方法、自動車用窓として必要とされる特性、HUD用ガラス、撥水ガラス、遮熱ガラス、UVカットガラス、軽量化動向といった各種の高機能性ガラスの種類と特性を解説!
★自動車用として必要とされるであろう調光ガラスの特性とは!?
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【第1講】 スマートウィンドウ技術、及び実用化の近い調光シートとその課題
【時間】 13:00-15:40
【講師】東海国立大学機構 岐阜大学 工学部 / 特任教授 吉村 和記 氏
【講演主旨】
窓ガラス自身で日射を調整するスマートウィンドウは、大きな冷暖房負荷低減効果が期待できる窓として注目を集めています。しかしながら、窓ガラスと省エネルギー性能の関係については、その原理が理解されないまま研究が行われているケースがよくあります。
本セミナーではまず、窓ガラスの断熱性能・遮熱性能が、省エネルギー効果とどのように関係しているかを解説した後、現在世界で行われている様々なスマートウィンドウ技術を紹介します。また、スマートウィンドウの中でも、透明から鏡に変化することでより大きな省エネルギー効果を持つ調光ミラーについては、その原理及び開発の現状、課題を詳しく紹介します。
【プログラム】
1.窓と省エネルギー
1-1 窓におけるエネルギーの出入り
1-2 窓の断熱性
1-3 窓の遮熱性
1-4 窓の省エネルギー性能
2.スマートウィンドウの種類と特徴
2-1 エレクトロクロミック
2-2 サーモクロミック
2-3 サーモトロピック
2-4 ガスクロミック
3.調光ミラーの特徴と開発動向
3-1 調光ミラーとは
3-2 調光ミラー薄膜の作製と評価
3-3 ガスクロミック調光ミラー
3-4 エレクトロクロミック調光ミラー
3-5 耐久性の向上
3-6 新しいガスクロミック方式
4.調光ミラーの応用可能性
4-1 建物用ガラスへの応用
4-2 自動車ガラスへの応用
4-3 鉄道,航空機ガラスへの応用
4-4 水素センサへの応用
【質疑応答】
【キーワード】
窓ガラスの省エネルギー性能、断熱性能、遮熱性能、調光材料、成膜技術
【第2講】 自動車ウィンドウに求められる特性と進む高機能化 (調光ガラスを含めて)
【時間】 15:50-17:05
【講師】セントラル硝子株式会社 理事、基盤化学研究所(松阪)副所長 高松 敦 氏
【講演主旨】
本発表では自動車用ガラスの組成、製造方法、自動車用窓として必要とされる特性といった基礎的情報から、HUD用ガラス、撥水ガラス、遮熱ガラス、UVカットガラス、軽量化動向といった各種の高機能性ガラスの種類と特性を解説する。また、調光ガラスについて、自動車用として必要とされるであろう特性を交えて解説する。
【プログラム】
1.ガラスの基礎
2.自動車用窓ガラス(安全ガラス)
3.自動車用窓ガラスに求められる特性
4.自動車用の高機能性ガラス
5.自動車用調光ガラス
6.まとめ
【質疑応答】
【キーワード】
自動車窓、HUD用ガラス、撥水ガラス、遮熱ガラス、UVカットガラス、軽量化、調光ガラス
【講演のポイント】
自動車用の窓ガラスは,少しずつではあるが時代との要求とともに変化し進歩している。ガラスは透明で目につきにくいが故に注目されることが少ないが,ガラスの基礎から自動車用の機能性窓ガラス、特に調光ガラスを紹介する。
【習得できる知識】
ガラスの基礎、フロート法、自動車用安全ガラス(と求められる特性)、HUD用ガラス、撥水ガラス、遮熱ガラス、UVカットガラス、調光ガラス、自動車用窓ガラスのトレンド