【 LIVE配信・WEBセミナー】

EMC対策部材の基礎と応用展開、および電磁波吸収体・電磁波シールドの設計と評価

★2024年7月22日WEBオンライン開講。【①マクセル株式会社・水谷氏】【②防衛大学校・山本氏】専門家2名の講師が電磁波吸収体の原理とEMC対策への展望について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント
 ①電磁波、電波を学びたい方、ノイズ対策製品を開発・設計されている方など、基礎から解説します!
 ②5G実現のための電波シールド・電波吸収体の応用技術について解説します!
 ③「自動運転の技術」「電波シールドか電波吸収か」「遠方界か近傍界か」「電気的等価回路かFDTDか」「低周波か高周波か」これらの目的を明確にして、設計方法について解説します。

セミナー番号
S240753
セミナー名
電磁波吸収体
講師名
  • 第1部  マクセル株式会社  新事業統括本部 設計部 第2課 課長  水谷 拓雄 氏
  • 第2部  防衛大学校   名誉教授/大阪公立大学 客員教授 工学博士  山本 孝 氏
開催日
2024年07月22日(月) 10:30-15:45
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

●1名様  :49,500円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
 ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。

※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。

※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。

※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

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 第1講    :10:30~12:00 「EMC対策部材の基礎と応用展開」
 第2講(前半):13:00~14:15 「電磁波吸収体と電磁波シールドの設計及び評価」
 第2講(後半):14:30~15:45
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【第1講】 EMC対策部材の基礎と応用展開

【時間】 10:30-12:00

【講師】マクセル株式会社 新事業統括本部 設計部 第2課 課長 水谷 拓雄 氏

【講演主旨】

 近年、通信機器、電子機器などの高機能、高速化などに伴い、対策が必要とされるノイズの周波数もより高周波化されてきております。また、自動車のEV化、自動運転技術、5G、B5G通信などの技術革新と共に、使用される電磁波(電波)も高周波化され、その制御が課題となっております。
 本講座では、電磁波(電波)とは何か?という基本的な所から、電磁波を用いたアプリケーションなどの事例、それに伴い発生するノイズ、並びにその対策方法に関する基礎を前半で説明致します。後半はEMC対策部材の設計に必要な知識、評価方法などについてマクセルの製品、開発事例と共に詳しく解説致します。
 初めて電磁波、電波を学ぶ方からノイズ対策にお困りの方、ノイズ対策製品を開発、設計されている方まで幅広くできる内容をお伝えいたします。

【習得できる知識】
 ①電波、電磁波に関する基礎知識
 ②ノイズ及びノイズ対策に関する基礎知識
 ③EMC対策部材の設計、評価方法に関する知識

【講演キーワード】
 電波,電磁波,ノイズ,高周波ノイズ,ミリ波,テラヘルツ波,EMC,EMS,EMI,イミュニティ,エミッション,電界シールド,磁気シールド,電波抑制,電磁波抑制,ノイズ抑制,電波吸収体,電磁波遮蔽,B5G,6G,高速通信

【講演のポイント】
 初めて電波やノイズというものを学ぶ方から、実際に電波、電磁波を用いたアプリケーションの設計、ノイズ対策に従事される方まで幅広く、ノイズ対策に関する知見に関して実例を交えて習得頂くことができます。

【プログラム】

1. 電磁波(電波)の基礎
 1.1. 電磁波はこのように生まれる
 1.2. 電磁波の性質
 1.3. 電磁波と電波の違い
 1.4. 電磁波の特徴
 1.5. 電磁波の役割
 1.6. 電磁波(ミリ波、テラヘルツ波)を用いたアプリケーション

2. EMC対策の基礎
 2.1. 「ノイズ」とは何か?
 2.2. EMCとは?(EMIとEMS)
 2.3. EMC対策の考え方
 2.4 電波吸収体の基礎
 2.5. シールドと吸収
 2.6. 電波吸収体の使用例
 2.7. 電波吸収体の種類(磁気損失とλ/4型)
 2.8. 電波吸収体の評価方法

3. EMC対策部材への応用展開
 3.1. マクセルEMC対策部材ラインアップ
 3.2. 電界ノイズ抑制フィルム
 3.3. 磁気ノイズ抑制フィルム
 3.4. ノイズ抑制フィルムの評価方法
 3.5. ミリ波帯域用電波吸収体
 3.6. テラヘルツ波帯域用(λ/4)電波吸収体
【質疑応答】


【第2講】 電磁波吸収体と電磁波シールドの設計及び評価

【時間】 13:00-15:45

【講師】防衛大学校  名誉教授/大阪公立大学 客員教授 工学博士 山本 孝 氏

【講演主旨】

 一般乗用車における自動運転レベル3、移動サービスにおけるレベル4といった高度な自動運転技術の普及がまもなく本格化しようとしている。大別すれば、「①車の位置や周辺情報を認識するための技術」「②人間に代わる判断を行う術」「➂運転手を監視する技術」のジャンルに分類できるであろう。
 何れにおいても5Gの 「大容量・高速」 「低通信遅延」「多数同時接続」 という通信技術が必要とされている。何れもミリ波である。5Gの完全な実現のために “電波シールド・電波吸収体” の技術を解説する。
 本報告では、”電波伝搬の基礎から遠方界・近傍界用電磁波シールド・遠方界電波吸収体の設計及び評価”、”メタサーフェスによる電磁波吸収と電磁波シールドの設計及び評価” を ”ミリ波からテラヘルツ波” まで報告する。

【習得できる知識】
 ① 基本的な電気回路
 ② 高周波回路
 ➂ 高周波測定技術
 ④ミリ波技術
 ⑤ミリ波材料
 ⑥FSS手法

【講演キーワード】
 自動運転/ミリ波/シールド/電波吸収/電磁波

【講演のポイント】
 ①自動運転の技術
 ②電波シールドか電波吸収か
 ➂遠方界か近傍界か
 ④電気的等価回路かFDTDか
 ⑤低周波か高周波か
上記の目的を明確にして、最適方法を見つけて設計します。


【プログラム】

1.移動通信・自動運転
 1.1 移動通信事情
 1.2 自動運転とは

2.電波伝搬・ロッド・ループアンテナ周りの電磁界分布

 2.1 電磁波の入射・反射
 2.2 ロッドアンテナ近傍の電磁界
 2.3 ループアンテナ近傍の電磁

3.電波シールド効果と反射・吸収損失の導出
 3.1 媒質中の電波伝搬と電波シールド
 3.2 シェルクノフの式
 3.3 反射損失、吸収損失の導出
 3.4 波動インピーダンス 
 3.5 遠方界のシェルクノフの式導出
 3.6 近傍界のシェルクノフの式導出
 3.7 反射損失,吸収損失,
 3.8 近傍界の磁界源近傍のシールド効果の改善 

4.シールド特性評価法(遠方界と近傍界)

 4.1 KEC法(近傍界)
 4.2 ストリップライン法(Rtp・近傍界)

5.電波吸収体(マイクロ波/ミリ波)
 5.1  電波吸収体理論と実際(1/λ型)(単層・多層)(マイクロ波)
 5.2  広帯域電波吸収体(導電性不織布)(ミリ波)

6.周波数選択(FSS)による電波シールドから電波吸収体への展開
 6.1 周波数選択表面(FSS)とは,メタマテリアルとの類似性
 6.2 ループフィルタ―特性,ループスロット型フィルター特性,ダブルスクウエア―ループ特性
 6.3 FSSの形状変化,Multi-layer FSSへ
 6.4 2重メタル表面(メタマテリアル)を用いたMHz帯吸収体(Landy)
 6.5 2重メタル表面(メタマテリアル)を用いたTHz帯吸収体(Tao)
 6.6 2重メタル表面(メタマテリアル)を用いたMulti peak MHz帯電波吸収体の設計(FDTD法、我々)
 6.7 2重メタル表面(メタマテリアル)を用いた広帯域THz帯吸収体の設計・評価(FDTD法、Zhang)
【質疑応答】


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