【 LIVE配信・WEBセミナー】

分子組織化フォトン・アップコンバージョン(UC)技術の原理と応用【アーカイブにて別日視聴可能:1カ月間】

~光エネルギー変換特性と太陽電池の高性能化・医療分野への展開~

★2024年11月28日開講。【九州大学: 君塚氏】に、光子エネルギー変換技術として注目されている「フォトンアップコンバージョン技術(UC)」の原理と今後の展開先について解説いただきます。
【研究室URL】https://www.chem.kyushu-u.ac.jp/~kimizuka/

■本講座の注目ポイント■本講座の注目ポイント
 本講座は光子エネルギー変換の原理と材料開発への進展について学べます
 当日以外のアーカイブ視聴可能です(期間:11/28~12/25)
 ①分子自己組織化に基づくフォトン・アップコンバージョン(UC)技術の原理について説明します
 ②三重項消滅機構に基づくアップコンバージョン(TTA-UC)を中心に解説します
 ③今後のイノベーションとして太陽電池や光触媒技術への応用事例を紹介します

セミナー番号
S241155
セミナー名
フォトンアップコンバージョン
講師名
  • 九州大学  大学院工学研究院応用化学部門 主幹教授(工学博士)  君塚 信夫 氏
開催日
2024年11月28日(木) 13:30-17:30
会場名
※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です
受講料(税込)

●1名様  :45,100円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
 ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません

詳細

定員:30名

※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。


※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。


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※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。

※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。

※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。

※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。

※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。


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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫


【時間】 13:30-17:30

【講師】九州大学 大学院工学研究院応用化学部門 主幹教授(工学博士) 君塚 信夫 氏

【講演主旨】

 細胞は、多くの生命分子が自発的に秩序分子組織構造をつくる「自己組織化」より形成され、光合成をはじめとする高度な分子システム機能を実現しています。化学・材料科学分野においても「分子組織化」は、個々の分子を超えた性質や機能を生み出す強力な方法論です。

 本セミナーでは、我々がこれまで開発してきた「分子組織化に基づくフォトン・アップコンバージョン(UC)、ならびにその周辺技術」について解説します。励起三重項状態を利用するフォトンUCは、比較的弱い励起光であっても低エネルギー(長波長)光を高エネルギー(短波長)の光に変換可能な方法論であり、「太陽電池の高効率化」や「可視光駆動型の光触媒開発」の光子エネルギー変換技術として注目されています。とりわけ三重項―三重項消滅(triplet-triplet annihilation, TTA)機構に基づくアップコンバージョン(TTA-UC)は、近年、新しい三重項増感剤(ドナー)や発光体(アクセプター)が開発されてUC波長域が拡がり、可視光領域において太陽光レベルの弱い励起光を利用できるなど、優れた特徴を有することから大きな期待が寄せられています。

 TTA-UCを中心に有機光化学の基礎、従来の研究例、課題、さらに分子の自己組織化概念の導入によるイノベーションと、フィルム化技術などのフォトン・アップコンバージョン材料における最近の技術展開について紹介します。


【講演のポイント】
 フォトン・アップコンバージョン(UC)は太陽電池、室内光発電や光触媒、バイオイメージングなど様々な分野にイノベーションをもたらす技術として期待されています。本セミナーでは光化学の基礎から近赤外光から可視光、可視光から紫外光へのUC、分子組織化UCとUCプラスチック材料の開発など、最近の進展を紹介します。


【習得できる知識】
 ①励起三重項状態を利用する有機フォトン・アップコンバージョンの基礎
 ②フォトン・アップコンバージョンの設計・評価
 ③フォトン・アップコンバージョン材料の開発動向


【講演キーワード】
 光、フォトン・アップコンバージョン、励起三重項、励起子、三重項―三重項消滅、分子組織化


【プログラム】

1. フォトン・アップコンバージョンの基礎
 1.1 フォトン・アップコンバージョン現象とは
 1.2 アップコンバージョンの手法

2. 三重項―三重項消滅に基づくフォトン・アップコンバージョン(TTA-UC)
 2.1 光化学の基礎(電子遷移と光緩和過程)
  2.1.1 光吸収と発光(蛍光)
  2.1.2 系間交差とリン光
 2.2 エネルギー移動とその機構
  2.2.1 一重項エネルギー移動(双極子―双極子機構)
  2.2.2 三重項エネルギー移動(Dexter機構)
 2.3 TTA-UCの基礎―溶液分子拡散系を中心に―
  2.3.1 TTA-UCにおけるドナー(D:三重項増感剤)とアクセプター(A:発光体)
  2.3.2 TTA-UCの効率を決める因子と評価法
  2.3.3 TTA-UCにおける課題

3. TTA-UCのイノベーション(1) ― 分子組織化フォトン・アップコンバージョン
 3.1 分子組織系の光化学
 3.2 分子の自己組織化とTTA-UCの融合 ― 分子組織化フォトン・アップコンバージョン
  3.2.1 分子凝縮系液体(π電子系液体・イオン液体)におけるTTA-UC
  3.2.2 オルガノゲル‐ハイドロゲル系におけるTTA-UC
  3.2.3 分子組織体におけるTTA-UC

4. TTA-UCのイノベーション(2)
 4.1 新しいTTA-UC増感系、発光分子系のデザイン
 4.2 近赤外(NIR)→可視(VIS)領域のTTA-UC
 4.3 可視(VIS)→紫外(UV)領域のTTA-UC
 4.4 固体・フィルム系TTA-UC材料の作成技術
 4.5 TTA-UC機能の向上にむけたアプローチ

5. フォトン・アップコンバージョン技術の応用
 5.1 光エネルギー変換技術・太陽電池への応用
 5.2 光触媒技術への応用
 5.3 有機合成・高分子合成・3Dプリンティングへの応用
 5.4 バイオ・医療分野への応用

【質疑応答】


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